それ行け!OLバックパッカー

ヴェトナム編


ジャパニーズ・ガールフレンド?

白人「どこから来たの?」
い「日本。」
白「俺達はフィンランドから来ているんだ。ここは暖かくていいよ。一人?」
い「うん、一人。」
白「昨日も日本人の子たちを見かけたっけなあ。いつか日本に行きたいけど、日本は何でも高いからとても行けないよ。チケットだけでも高すぎて。」
い「そうなんですかねぇ。」
白「俺達、色々な国に行っているんだけど・・・見てよ、コイツ(連れ)の服、あんまり長い間旅してるからボロボロだろ??(笑)」
白2「ほら(と言って、Tシャツの裂け目を見せる)」
い「はぁ・・・。(聞いてねーッツーの)」

かなり色白の、ぽっちゃりしたこの白人男性(推定年齢:20代後半〜30代)はこの後もぺラペラしゃべりつづける。そんなに早口で英語をしゃべったら何言っているかさっぱり分からないよ。なんか、日本のアニメの話をされたような気がする。もっとも、私にはちょっとマニアックすぎて理解不能だが。
適当に相槌うっとけ。

白「写真撮ってあげようか?」
い「あ、いいんですか?お願いしちゃいます。」

ちょうどテーブルに取り出したカメラを見て、一人の私を撮ってくれた

白「俺らの連れのもう一人が、ジャパニーズガールフレンドと一緒なんだ」
い「へぇ〜〜。」
白「あ、そいつが来た来た。紹介するよ。」

現れたのは、これまたかなり色白の、ヒョロっと背の高い白人男性。ヨレヨレのTシャツにハーフパンツ、ウエストポーチをつけている。お年は・・・推定30代???かな。一緒にいる日本人の女の子は、『わかめちゃん』みたいな髪型で、背も低い。私と同じ(153cm)かもう少し小さい位かもしれない。

白3「ハーイ」
い「あ、ども。」
日本人の女の子「こんにちは。」
い「こんにちは。」

話の様子だとこの女の子はヴェトナム滞在中に彼らと出会い、合流したらしい。
こう言っては失礼だと重々承知だが、この女の子かなりヤバイ感じ・・・年は20代位で目はウツロ、飾りッ気全くナシの日本人形みたいだ。どちらかと言うと、怖い。アニメオタクに居そうなタイプだ。

白「チョロン(中華街)は行った?」
い「いや、まだ。」
白「街はかなり汚くて臭いらしいけど、すごく物価は安いって言う話だよ。これから俺達行くんだけど、一緒にかない?」
い「―――あ。どうしようかな・・・でも、いいです。まだ散歩したいし。」
白「そう・・・いつまでいるの?俺達この辺でブラブラしてるからさ、また会ったら一緒に遊ぼうよ。」
い「そうですねぇ。」
白「それじゃ。」

と言って、彼らはチョロンへ向かって行った。
あれは、ちょっと危険な匂いのする白人団体様だったわ。ふ〜〜。それにしても、あの女の子は正気なのだろうか??どう見てもあの白人サン達は素敵じゃないし、特段好感を持つ要素も無かったぞ。
ま、本人が良かったらいいんだけどさ。

行き交う人もまた、旅人なり〜〜〜。



ベンタイン市場探索開始

私もそろそろレストランを後にすることにする。

部屋に冷蔵庫はあったが水が無かったので、大きいボトルを買う事にした。
いつも通りコットンの帽子を目深にかぶり、デタム通りの水売屋りに寄る。どれにしようかな〜〜。
水の銘柄は2〜3種あって、一番安い『レインボー(?)』を2L買おう。
と物色していると、見知らぬ西洋人のオッサンが急に私の帽子をつまんだ!!キャ〜〜っ。

オッサン「帽子無いほうがかわいいよ。」
い「(大きなお世話よ。日焼けが嫌なのッ)あぁ、そうっすか。」
オ「こうしたらどう??」

と言って、帽子のつばを上に織り上げ、顔が出るようにして私に帽子をかぶせる。

オ「グ〜〜ッ。こっちの方がイイ!」
い「あ、そうですかぁ〜。」

私は水(5000D)を買うと、そのあとも話したそうにしているオッサンを残して、さっさと歩き出す。あんまり顔を見られたくないし日焼けも嫌だから、こうやって目深にかぶってんだよ、オッサン。プンプンっ!

角を曲がったところのネットカフェに立ち寄り、姉や友人達にメールを送る。
ちょうど、バンコクから送ったメールのお返事が来ているぞ。

そうかぁ、みんな今、会社にいて仕事しているんだよね〜、おほほほ〜〜〜♪
私はヴェトナム人に痛い目にあっていま〜〜〜〜っス★

ああ、なんて気持ちいいんだ!

ネットカフェで15000D払い(何分間だったか忘れた)ゲストハウスに戻る。
水を飲んでゆっくりしていると睡魔が・・・1日で一番暑くなろうとしているヴェトナムの昼下がり、テラスの窓を開け放してファンをまわし、ひんやりした部屋でお昼ねターーーーイム!!
優雅だ・・・・優雅すぎてコワイ。

小一時間お昼寝し、すっきりとした目覚め。まだまだ、ヴェトナムの午後は暑い。
さて、午後からどこへ行こうかな。
ベットの上に地図を広げる。
・・・ベンタイン市場!よし、ここに行こう。早速手元のガイドブックで市場周辺をチェックする。市場をもう少し行くと統一会堂もあるぞ。

あ゛っ!!いまむぅ、ものすごく初歩的な間違いを発見してしまった・・・ヴェトナムの首都はハノイだったのね・・・。
今の今まで、首都はホーチミンだと思っていた――恥ずかしい〜〜〜。

かなり間抜けな間違えにもようやく気づいた事だし、目的地に出発だ。
日差しよけの帽子をかぶって、Tシャツ+サンダルでペタペタと歩き出す。

ファングーラオ通りを抜けて、命の危険を感じながら道路を横断して公園を抜ける。
よよっ。黄色い建物が見えてきたぞ。あれがベンタイン市場に違いない。ガイドブックの写真と同じだし。
早速入り口から入ってみる。外から見ると大きな平屋のお城みたいになっていて、壁で取り囲まれた中の様子はわからない――そんなに人、いるのかな・・・。ちょっと不安。しかし入ってみると・・・・も〜〜〜〜んのすごい人・人・人!!

貴金属店・生花・雑貨・服・靴・バック・・・なんでもある。もう迷路状態で訳がわからない。一応区画で分かれているらしいが、食べ物も雑貨もごちゃごちゃだ――ワオ。一通り中を歩いてみる。

服飾のエリアを歩くと、方々から『お姉さん!』『安いよ!』と日本語で声をかけられる。観光客も沢山いるが、ヴェトナム人のお客さんが大変を占めているようで、靴の試し履きをしていたり、マニキュアコーナーで身だしなみを整えていたりと活気がある。服飾コーナーを抜けると、なんか酸っぱいような匂いが漂ってきた・・・漬物屋さん!?更にその奥には解体したばかりのお肉が並ぶ精肉屋さんもある。
――――日本人の感覚では考えられない市場構成だなぁ。マニキュアのシンナーのような匂い・漬物の酸っぱい匂い・精肉の匂い・・・が入り混じった市場の中は”カオス”に他ならない。おえっぷ。

私はシルバー屋さんが軒を連ねるエリアを歩きつつ、ショーケースをチラチラ観察。
お、かわいいネックレス発見★


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