それ行け!OLバックパッカー

ヴェトナム編


シェイク屋さんで朝食を

さあ、今日はメコンデルタへ出発なのだ!
バインミ―をテイクアウトしてバスで朝食を食べても良いのだが、どんなバスに乗らされるのかかわからないので集合時間前に朝食をとることにした。

いつものデタム通り角に出ているバインミーの屋台で1つ(3000D)買い、それを持って行き付けのフルーツシェイク屋へ行く。このシェイク屋さんにはデニッシュ・バゲットやサンドイッチも置いてあり、シェイクだけでなくコーヒーも飲める。英語のメニューが用意されていて、オバチャン・お兄さんがせわしなく働いている。
席に着いて、コーヒーを注文する。お兄さんがヴェトナムコーヒーを用意してくれ、カップを運んできてくれた。

私のほかにも白人さんのカップルや日本人らしい人、韓国人らしい人・・・沢山座っていてサンドイッチを頼んでいる。お兄さんは、店頭に座っている地元のオヤジやテイクアウトの客の注文も受けつつ順番にシェイクを作って行くのだが、だんだんテンパってきちゃったようだ。
シェイクの作り方はバンコクの作り方とほぼ同じで、目の前にあるフルーツを氷とともにジューサーミキサーにかけて、砂糖・水を加えて出来上がり。
サンドイッチは、店頭にあるバゲットの腹に横から切れ込みを入れてバターを塗り、野菜・チーズを挟んで完成。バインミーの中身を洋風に変えたものかな。でも私はバインミーの方が安いし好きなので、外で買ってきてここで食べている。

あ、ツアーに持っていくために水を買おうかしら。

い「ボトルウォーター下さい。」
オバチャン「はいよ。」

いつものお兄さんは忙しそうだったのでオバチャンに持ってきてもらった。
少し水も飲んだし、そろそろ集合場所へ行こうかな。

い「ティンティエン(お会計お願い)」
お兄さん「2000D」

にやり。
お兄さんは私がお水を買ったことを知らなかったので、コーヒー代しか請求してこなかった。儲かっちゃった〜〜〜〜☆

いつも忙しそうに働いていたお兄さんには関係ないのだが、ヴェトナム人にしてやられてばかりだったのでなんとなく「してやったり」みたいな感覚になってホクホクしてしまった。

イヤ〜な笑みを浮かべていたかもなぁ、私。



メコンデルタツアーへGo!

集合場所には既に沢山の人が待っていた。ほとんどが白人さんで、アジア人はいるものの、日本人は私だけ。
店頭で待っていると、物乞いの女の子(10歳くらい?)が手を差し出して周りの客に物乞いしている。年恰好をみると同じ年代の日本の子供達と比較してしまう・・・。同じ黒髪・黒い瞳なのに・・・。
その子は全員に無下にあしらわれ何も収穫が無かったようだ。店頭に置いてある英語のパンフレットをつまらなそうに広げて眺めている。もしかして、英語が読めるとか???

じーーーーーっと観察していた私に気づいたのか、彼女がこっちを見た。あ、もしかして私にの所へ来ちゃう!?
何もあげられないよぉぉぉぉぉ・・・どきどき。
と思っていたら彼女は手にしたパンフレットを、まるで友人に見せるように私に手渡しそのまま歩き去っていった。

??????今のはナンダ。むむむむぅ〜〜〜〜っ。
しかも、さっきここで待っていたら『コリアン?チャイニーズ?』と知らない人に聞かれた。どうやっても『ジャパニーズ』とは最初に聞かれないんだよねぇ、またなんか勘違いされちゃったかしら。

係員「メコンデルタツアー、1Day・2Days〜〜〜!」
い「あ、バスが来た来た。」

ようやく来たバスに乗り込む。小さなマイクロバスに詰め込まれ昨日のチケットを回収。そして出発したのだがファングーラオ通りに出た所ですぐにまた止まり、降ろされた。どーなってるんですかっ。
降ろされたのはこのツアー会社の本店(?)みたいで更に同じツアー客と合流し、大きいバスに乗り換えるみたいだ。ここで初めて日本人の女のコ2人組みを発見!何となく安心したわ。
やっと来た大型バスに乗り込む。ここで添乗員のオッサンが英語で色々説明してくれる。日帰りツアー客と1泊客と混在していて、1泊する人はパスポートが必要ということだ。乗り込んだうちの半分くらいの人が日帰りツアーだ。

バスは途中トイレ休憩を挟みながらお昼にかけて数時間ひたすら南下していく。窓から見える景色はホーチミンシティの都会の雰囲気からチョロン(中華街)の雑然としたものに変わり、そしてしばらくすると全くの田んぼ地帯に入った。道路の舗装状態も若干悪くなっている。
通り過ぎる車の土埃をかぶりながらも元気に営業しているレストラン、美味しそうな焼き立てのパンを山積みにしているパン屋さん。お洒落な雰囲気のあるバゲットがこんなアジアの路上で売られていることに少し違和感を感じる。

あ、あれは何だ?田んぼの中に白い石みたいなものが立てられているぞ・・・!
良く見たらそれはお墓だった。西洋式に十字を組んだ石が長方形の白い棺の上に立てられていて、大体が2つ寄り添って並べられている。この土地を力を合わせて耕したご夫婦だろうか?田んぼの真中に突然ぽつんとお墓が立っているのでやや気味悪い・・・けど、そんなのが延々と連なっている。
そういえば日本でも地方の田園地帯なんかには、田んぼ(畑)の真中にぽつんとお墓が立っていたりするよな。農耕民族の習慣なのかしら。

景色がだんだん熱帯ジャングルっぽい森に変わってきて、川を渡り小さな町に入る。

お寺の名前は忘れたが、先ずは仏教寺院を観光することになっているようだ。
バスがお寺止まると、ワラワラワラ〜〜〜っと小学生くらいの小さな子供の物売りが集まってきた!ウエ〜ン、こわいよ〜〜〜〜。
彼ら彼女らは手に絵葉書やら民芸品やらをもって、しつこく『マダ〜ム、ワンダラー』と言い寄ってくる。
『いらないってば』とジェスチュアするものの全く聞き入れてくれない。私は足早にお寺の境内に逃げ入ってしまった。

庭園に囲まれた黄色い石造りのお寺はひんやりしていて、静まり返っている。修行僧の気配は無く、仏像が鎮座しているのみだ。しかし、その仏像の周りを良く見てみると漢字でお経が書かれているではないか!!(中国語かもしれないが。)このお寺はタイのお寺と違って落ち着いたつくりで、仏様のお顔もタイのそれより日本のものに近いような気がする。
白人のツアー客は興味深げに寺院・仏像に見入っており、しきりに写真を撮っている。
私は漢字の発見で少し感動したが、この古いお寺にはそれ以上のものを感じ取ることは無さそうだ。でもせっかくなので、来た記念に一枚写真でも撮ろうかな。

集合の時間になりバスに戻るのだがそれも一苦労・・・チビッコ達の猛攻撃をくぐり抜けていかなければならない。これは、誰かが犠牲にならなければならないような事態になっているのでは!?と思いつつ歩いていくと、先に戻った白人の男の子人組みが絵葉書や何かを買って(買わされて)いた。
私はその犠牲のおかげで何も買わずに済んじゃった。あー良かった。(人ゴト)

バスに戻った一行はいよいよ『メインイベント』のメコン川へ向かう。


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