それ行け!OLバックパッカー

タイ〜二人はつらいよ〜


HRC-BKKその1

一旦ゲストハウスに戻り、身支度をする。人ごみの中に行くので大金は持たずに手ぶら状態にする。カメラも持っていくのだが、無理やりにでもポケットに入れるのだ!!

い「HRCでご飯食べても良いですけど、結構高いんで、この辺で食べてから行きます?」
R「そうですねー。時間も早いみたいだし。」

HRCではシンハーが240B位してしまう。私たちはカオサン付近の屋台で食事をしてから行くことにした。
いつも日本人が多く集まってしまう食堂(屋台)エリアには日本語メニューが置いてあり値段も安いので、結局そこで済ませてしまう…私もビビリなので。あともう少し意気込みがあればっっ。

席に着くと周りは当然日本人だらけなので、日本語に囲まれたミニ日本みたいだ。私たちはそれぞれカオパット・プリックとカオパット・タレーを注文する。で、チャンビールの大瓶とグラスをたのみ、乾杯!!

い「いやぁ、もう明日いっぱいで帰国ですよー。早いですねぇ。」
R「そうですね…今日は盛り上がりましょうよ!。」
い「マンディーに会えると良いんですけど・・・。」

夜の熱気の中で飲むビールは美味しいわぁ〜〜〜。隣のテーブルでは中年の女性2人組が飲みながら食事をしている。どうも2人は一緒に旅しているのではなく、こちらで知り合った様子だ。
片方の女性が一方的に「私と貧乏旅行、そしてタイ」について語っており、片方の人は「はぁ、そうなんですかぁ」と相槌を打っている。これは良く見かけるパターン・・・よくあるのは、30代位のリーマンパッカーが大学生っぽいパッカーデビューしたての若者を捕まえて、「俺なんかはさぁ〜、○○行ったりさ〜…やっぱり、△☆してないヤツはまだまだダメだよなぁ。」等とクドクド旅自慢をしているパターンだ。ああ、こういう大人にはなりたくない。しかし、こういうタイプの人は、日ごろ会社で認めてもらえないストレスを、自分の知り尽くしたフィールド=カオサンで発散して帰国するのであろう。

食事も終わりお会計を頼むと、二人合計で120B(カオパット2皿、シャンビール瓶2本)!!や、安いっっ。明日の朝もここに来ることに決めた。

私たちはカオサンからバス停へ歩いていく。ここからは行きに乗ってきた15番のバスに乗ってサイアムまで向かう。すっかり真っ暗になってしまったので、バス停に立って押し寄せてくるバスの番号を判別するのはちょっと大変だ。私たち二人とも視力に自信が無い。いつものことなのだが、バスを待つのは結構ストレスが溜まる。

ようやく来たバスに乗り、程なくしてサイアムへ到着。早速HRCへ向かう。夜になってますます活気付いたサイアムスクエアの中を歩いていくのだが、高級車の多さにいつも驚いてしまう。
HRCの店内はすでに混み合っていて、席を探すのに一苦労だ。1階に陣取っていないとライブが始まったときに近くへ行くのが、そりゃあもう大変なのだ。ひとまずビールを飲んで待っていられるだけのカウンター席を2人分確保する。相変わらず、向かいには欧米人のオッサン達が若いタイ人女性を探しに目を光らせて座っている。あと目に付くのは中東系のオッサン達。かれらもネット〜〜〜リとした視線を女性達に向けている。
彼らの中でも、若干の気恥ずかしさをまだ持っている人と、「おいおい、そりゃあやり過ぎだろー」というようなずうずうしい(女性蔑視?)人がいる。
前者は席に座ってキョロキョロして女性を探してはいるのだが、なかなか声を掛けられず下を向いたり、後者の人を羨ましそうに眺めている。たまにはしゃいでいるタイ人女性とぶつかって「スミマセン」というような感じでうつむいてしまうのを見ると、「ここまで来て何してんだ!もっと頑張らなくていいのか?」と、ちょっと叱咤したくなったりもするのだ…。
後者のイケイケオヤジは、ビールを片手に近くにいるタイ人女性へ直ぐちょっかいを出す。腰を抱いたり耳元で何か言ったり―――あー、気持ちワル。

周りを観察しながらチビチビ飲んでいると、隣に座っている男性が話しかけてきた。なにぃぃっ!?

男性「良くここに来るの?」
い「え、ええ、まぁ。」
男「僕は今、里帰りしているんだ。」

と、話を聞くと結構普通のタイ人。

男「普段はアメリカに住んで、スシレストランに勤めてるんだ。」
い「へぇ〜〜、お寿司!!私もタイ料理作れるよ。」
男「すごいね。」
い「グリーンカレー、ヤムウンセン、パッタイ・・・。」
男「美味しそうだね。」

などと雑談をしていると―――

男「折角だから、ビールおごらせてよ。」
い「え、いいんですか??」

と遠慮したのは言葉だけで、さっさとおごって貰いましょう!!

男「こちらにビール。」
い「友達もいるんですけど。」

ちゃっかりRさんの分までおごってもらったのだ☆得しちゃったわん♪

しばし話をした後、彼は帰っていった。単なるいい人だったようだ。なんか悪い気もしたので記念に一枚写真を撮ってみた。かといって連絡先は
聞かなかったけどねぇ〜〜〜。ふふふ。

そしていよいよ!!TELEFON BANDの登場なのだぁぁぁ〜〜〜。



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