それ行け!OLバックパッカー

タイ〜二人はつらいよ〜


電話でリコンファーム!

オバサンにお礼を言って、MBKへ向う。東急の入り口を通って、ワコールショップへ到着。

そうだ、頼めまれてたTシャツ買わなきゃ。柄の感じはちょっと頼まれたのと違うかもしれないけど、ま、とりあえず。ワコールショップ向かいにあるTシャツショップに立ち寄る。 
このお店のTシャツはだいたいが149Bで、高いものが169Bだ。積み上げられたTシャツの山を漁りまくって、青地に男の子と女の子の絵が書いてあるTシャツを
買うことにする。うん、これなら頼まれた友人にも似合うと思うぞ。
そして、脇にあるブルース・リーの転写プリントTシャツに目が止まる。

い「これ、どう思います?」
R「ブルース・リーですよね。」
い「オークションで売ったら、ブルース・リー好きなマニアに売れないですかねぇ。」
R「どうでしょう。」
い「万が一売れなかったら、普通のお土産ということでいいし・・・。よし、買います!」

ということで、頼まれた品のTシャツ一枚と、ブルース・リーTシャツを一枚をお買い上げ。(ちなみに、ブルース・リーTシャツは10倍の値段で売れちゃったのだ。ふふふ。)
そしてRさんはワコールショップで試着しまくり、またお買い上げ。

そうそう、重要なお仕事があった!リコンファームをするのだ。MBKの公衆電話コーナーに向かい、いよいよ初めての電話経由リコンファーム。

い「あああ、超ドキドキします。マジで。」
R「大丈夫ですよ。」
い「あああ、通じるかなぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜。ああああーー。」

国際電話のかけられる黄色い公衆電話は使った事があるが、現地の人が使うローカル電話は使った事が無い。繋がるかどうかすら怪しい・・・・良く読んでいたバックパッカーものの本には、「バンコクの公衆電話は、ちゃんと繋がる電話を探すのに時間がかかる。しかも、使えるのに限って長蛇の列ができている」とかなんとか書いてあったような気もする。

い「じゃあ、1バーツコインを用意して・・・・これで足りるかな。」

コインをジャラジャラ言わせながら公衆電話の受話器を上げる。ドキドキっっ。
数枚コインを入れると、『ツー』という通話音が聞こえる。これなら大丈夫だ!まあ、本に書いてあった事はかなり昔のことで、携帯電話が普及しまくっている昨今、公衆電話に行列ができることも無いし、インフラの整備もキチンと成されている。バンコクの進化は目まぐるしい位だからね。

落ち着いて、二人の名前・フライトナンバー・日にち等を復唱しつつ、電話をかける。

係「○△#&@?メイアイヘルプユー?」
い「アイドゥ ライクトゥ リコンファーム マイ レザヴェイション。」

最初はタイ語でホニャララいい、その後英語を続けるようだ。

係「名前とフライトナンバーをお願いします。」

そのあとは、淡々と係りの人が「何月何日、お名前が○○○様と○○○様で、お時間が・・・・」と言ってくれ、それに対して「はい、はい。」と応えて行くだけで無事終了!!受話器を置くと、ジャラジャラとコインが帰ってきた。
使ったのは3Bもしなかったかなぁ。不安のあまり、入れるだけ入れてしまった(相変らず、小心者)。な〜〜〜〜んだ、案外簡単ねぇ。『案ずるより生むが易し』とは良く言ったものだ、終わってみればなんてこたぁない。
でも、相手の確認に「はい、はい」と日本語で言ってしまった自分がちょっと笑えた。

い「ホッとしたらお腹空きましたねー。夕飯どうしましょうか?」
R「何でも良いですよ。」
い「折角だから、やっぱりタイ料理がいいですよねぇ。――――あ、行ってみたい食堂があるんですけど」
R「じゃあ、行きましょう。」

サイアムスクエアの入り口付近にある、いかにも地元の人が来ると言う感じの食堂に行ってみようと思いついた!たしか、陸橋の近くのセブンイレブン辺りの角を曲がって入っていくような・・・・あ、あったあった。MBKから徒歩5分位か。

R「どうやって注文したら良いんでしょうねぇ?」
い「うーん、壁のお品書きはタイ語オンリーですしねぇ・・・まあ、いつも通り、おかずとかを指差して頼みましょう。」

目の前のバットには様々な料理が盛られている。炒め物系やカレー系。奥の方ではクイッティオがあるらしいが、面倒なのでカレーを頼んでみようかしら。

い「ニー タウライ?」(いくら?)
店員のお兄さん「20B」
い「Rさん、20Bですって。」
R「うーん。どれにしようかな・・・・じゃあ、これ。」

Rさんが選んだのは多分、魚系のカレー。

い「じゃあ、私はこっちにしようかな。」

Rさんとは違うものを注文しようと思い、多分お肉系(見た目では判断つきにくいので・・・)のカレーを注文。席に座っているとお兄さんがご飯と一緒にお皿を持ってきた。屋台で頼む時より、ご飯が少ない感じもするが。

い+R「頂きますー。」
い「なんだろ、やや辛いけど、美味しい部類に入るかな。お肉のカレー、いけますよ。」
R「・・・・。」
い「どうしました?大丈夫ですか?」
R「・・・・辛すぎだし、お魚―――。」
い「え、苦手なんですか?」

辛くて食べられないのは分かるが、魚は―――う〜ん、知ってか知らずか。

い「私の少し食べてみます?で、食べられるなら交換しましょう。」
R「いや、いいですよー。」
い「折角食べるんだったら、美味しく食べた方が良いし。ね?」

ここまで来るとまあ、予想の範囲というか、当然の如くお皿を交換して美味しく頂くのだった。
でも確かにRさんの方が辛くて、食べにくかったかもしれない。好き嫌いが多くて辛いの苦手じゃぁ、やっぱり難しいかなぁ・・・。罪悪感をちょっと感じてしまう。

お会計の時、さっき20Bと言ったのに25B取られて、なんか後味悪かった。いちいち揉めるのも面倒なのでそのまま出てきたが、ご飯もあまりホカホカじゃなかった気がするし、もうこの食堂には来る事はないかなー、と思いつつ後にする。

R「あのー。」
い「はい?」
R「コーヒーが飲みたいんですけど・・・」
い「あー、えーと、タイで美味しいコーヒーってなかなか無くって、砂糖水みたいなのが多いんですよ。」
R「―――食後には必ずコーヒーが飲みたくなっちゃって。」
い「・・・そうですか、じゃあ、コンビニに行きます?」
R「あと―――。」
い「はい?」
R「タバコ吸っていいですか?」

そうだった、Rさんにはタバコタイムという重要な時間が必要だった!!生活習慣というものは恐ろしいわねぇぇ。
日は落ちて暗くなったが、街はまだまだ活気に溢れている。とりあえずコンビニに寄って缶コーヒーを数本買い、ゲストハウスに戻る事にする。

い「かなり疲れたんですけど。」
R「そうっすね。」
い「今日はハードロックカフェに行きたいですね。」
R「楽しみです。」
い「ちょっと休んでから、時間を見ていきましょう。」
R「そうしましょう。」

と言って私たちはベッドの上に寝転んだのだが、遂に翌朝まで目を覚ます事は無かったのだった・・・・・良くあるお話。



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