10/27(金)、いよいよ待ちに待ったバンコク仕入れ旅出発の日が来た。この日のために毎朝腹筋100回、夜のジョギング5km・・・する訳もなく、むしろ「タイって暑いから痩せられるし、いいや。」などと思ってちょっと太ってしまった。 既に周知の事実だが、私は海外へ行ってお買い物ということをしたことがない。ひたすら見て、歩いて、飲む(!)ことに、 なけなしのお金を費やしてきたのだ。その私が今回遂に「買い物」をする目的で渡タイする。 あー、どっきどき。 買い物リストとしてはこんな感じ↓。 ■飯碗セット(大・小) ■布10m(部屋に天蓋を作る!) ■Tシャツ(依頼品) 1枚 ■カレーペースト ■インセンスセット ■キャンドルセット ■他、あればお土産 スーパーの売り出しに挑むときと同じで、安いあまりに無駄遣いしてしまわないようにメモに書いて持っていく事にする。ああ、悲しい性だわ。 そして、今回私は2人旅。一緒に行くのは(元)同僚のRさん。 同じ職場にいたとき、夏の暑さに浮かれて『タイに行きたい、タイに行きたい。そして、つかの間のパラダイスに旅立つのだ!』と毎日口走っていた私に大いに興味を示したらしいRさんは、この旅に同行する事になったのだ。主婦でもあるRさんはタイが初めてで、もちろん私みたいな貧乏個人旅行もはじめて。いまむぅ、ついにガイドデビューっ!心もとない気もする・・・・。 まずは成田空港へ向かって出発。つくばから空港へはリムジンバスが出ているのだが、今回は2人旅なのでRさんの車で行って駐車場に6日間止めることにした。(その方が安いので。値段はこちら参照。) エバー航空台北経由バンコク行:成田−台北便、夜8時の出発に備えて早めに空港へ着いたぞ。そして恒例の!!アンジェロのジェラートを食べようではないか。無事に帰国できますように・・・いいお買い物ができますように。 ジェラートを食べ終えると早速チェックイン。二人分のチェックインを済ませ、搭乗口へ向かう。 この時、またやってしまった。ボディチェックで「ピー」っと・・・・。最近の物騒な事件のおかげで、センサーがかなり敏感に反応するようになったのだ。で、何に反応したのかというと、ベルトのバックル。ちょっとハードな感じでたくさんハトメの穴があいているベルトを、Tシャツにジーンズというラフな格好で着ているので金属探知機に引っかかってしまうのだ。 係りの男性「こちらで・・・」 い「どうせベルトなんで、脱げば大丈夫です!(ガバっ、と脱ぐ)」 係り「あ・・・(恥)」 潔くベルトを取ったのだが、そこまで潔く取らなくても良かったみたい。ちょっと恥かしぃ。 20:00 離陸。いざ台北へ! 今回は初の中華系、エバー航空。スチュワーデスさんも乗客も、誰が日本人で誰が台湾人だかさっぱり分からん。さすが中華系、機内食もかなりおいしいしサービスも心地良いものなのだが、なにせ顔で何人かわからない分、スチュワーデスさんも中国語で話し掛けてくるので結構困ってしまう。 ス「○■@*☆#?」 い「え〜と・・・」 ス「Something to drink?」 といった感じ。むむぅ〜、こりゃやっかい。機内放送も、広東語・北京語・英語・日本語と4ヶ国語で4回アナウンスする。たいへーん。 そうそう、中国語でthank youというところ(日本語では、ありがとうございました、という部分)で「カンシャ」と言っていたのが、中国語初体験の私にとってはかなり驚きだった。 往路はバンコクへ同日着不可なので、ケチケチ旅をコンセプトする私たちはトランジットホテルをとらずに台北の空港で1泊するのだ。いまむぅの大予想(=経験則)としては、台北空港は近代的で、夜はかなーり冷えるのではないか?ついては、夏といえども防寒具は必須に違いないのだ★暖かいカーディガンを用意。 ――そして、台北の空港に到着してみると・・・・大予想、的中!! いや、的中、なんて喜んでいられない。 超寒いっ。クアラルンプールの空港に負けず劣らず、ものすごく近代的な(むしろ、近未来的)な空港で、エアコンがごーごー。かわいそうなRさんは風邪をひいているのでそれでさえ寒いっていうのに、ごめんなさい。それでも、私たちは空港内のベンチで眠る宿命なのだ。 Rさんと二人で良い寝床を探して深夜の空港をウロウロ。でも、ここは今まで行った空港の中でも優しい空港だ。いや〜、ふかふかなソファがたくさんあるぅぅぅ♪ 毎回硬いベンチで、自分の体温が冷たい金属に移るのをじっと待っていたことを思い出すと楽園だわ。ちょっと言い過ぎかな。でも、確かに心地よいクッション加減なのだ。 何箇所かアタリをつけて、エアコンからの風向き・トイレからの距離・通行人の量・明るさ、といった条件を満たす場所を選び、二人で就寝の準備。交代で洗面所で洗顔・歯磨きをして、よいしょっと横になる。 R「寒いっすね。」 い「サムイっすね。ウール混のカーディガン着ててよかったぁ。」 R「ジャケット持ってきて良かったっス。」 でも、寒いものは寒い。2人は上着を着込んだ上に、更にバスタオルを掛けて寝ることに。多分、この図もかなり侘しい・・・と思う。(こんな年になって。) 翌朝5時過ぎ、目覚ましがなる前に起床。寒いさむい。 R「いまむぅ、夜、人がたくさん通って寝られなかったよね〜。」 い「・・・っえ―――?」 どうやら私は、どこでも秒殺で熟睡できる体質になってしまったようだ。 この旅に出る前、念のためにRさんへ聞いてみた。 い「あの〜、タイに行くのは行くんですけど、どのランクで行きます?」 R「??」 い「1.パック旅行。2.スーツケース持参でホテル宿泊の個人旅行。3.ホテル予約しないリュック背負った自力旅行。」 R「金額とか日程はどうなんですか?」 い「1.4〜5日間なら安いですけど観光・お土産屋つき。2.3ツ星クラスのホテル予約してフリー。3.とにかく安くて自由、でも根性が要る感じです。」 R「う〜ん、とにかく安いのは3.なんですよね?!」 い「1週間位は行きたいからそうですけど・・・体力とか要りますよ。言葉は私がなんとかなりそうなので大丈夫ですけど・・・・。」 R「じゃあ、いいっすよ。3.で行きましょうよっ。」 本当にいいのだろうか――という若干の不安をもったまま、『でも、いいって言ってたし』と割り切ることにしたのだが、しかしぃぃぃ。 やっぱり、Rさんは初めての個人旅行だし、厳しすぎたかな。 朝日が眩しい台北の空港で、8時30分の出発まで時間もあるし何しますかねぇ。二人でちょっとぶらぶらしてみる。 おっ!!台湾で『クー』発見★コカコーラ社製品は共通人気なのねぇ。 い「お腹、空きません?」(相変わらず、朝食抜きだけは嫌) R「ちょっと空いてますね。」 い「あっちにあるコーヒーショップ、見てみます?」 R「台湾のお金ないですよ、私。」 い「私、すこしドルを持ってるし、大丈夫ですよー。」 前回の旅行の最後に、マレーシアリンギを日本円に戻し、その戻しきれなかった分をドルに換えた分がお財布に入っていたのだ。こういうのは、自分のお金なのに少し嬉しくなってしまうから不思議。 コーヒーショップのショーケースを覗き、美味しそうなケーキを発見。ああああ・・・・。 い「美味しそうですけど、機内に入ったら直ぐに機内食でるし、コーヒーとか飲む位にしときます?」 R「そうっすね。」 い「でも、いくらするのかな。」 R「えーっと・・・。」 い「あ、NTって書いてあるのが値段ですよねぇ・・・っていうか、NTって何??ドルにしたらいくら?」 R「分らないですよねぇ。」 い「台湾でお金使うつもり無かったからなぁ。銀行もまだ閉まってるからレートが分らないし・・・・NT、あ、そうか。ニューダイワンドルね。」 たぶん手持ちの5ドル位で間に合うと睨んで、エクセルシオールカフェ風(スタバより簡単な感じ)カウンターに並ぶ。注意深く前に並んだ西洋人のオジサマのやり取り(英語)を観察。 オジサマ「・・・カフェラテ。」 カフェの兄ちゃん「ノー。★○#=*・・・。」 何なに??なんか、カフェラテ無いとか言ってない?う〜ん売り切れっぽい。カフェラテが無いのにコーヒーがあるのか?? い「コーヒー、あります?」(←英語ね。) カ「NO。」(無いって言ってんじゃねーか、みたいな態度。) 何だ、その横柄な態度はっっ。無いならもっと申し訳無さそうに言え!!見た目日本のヒョロっとした真面目な高校生みたいな、ニキビの多いメガネをかけたこの色白青年、アルバイトに違いない。あー、不愉快だわ。 い「無いとか言ってるんですけど、アイツ。」 R「仕方ないから、まぁ、待ってましょうよ。」 空港で目覚めてコーヒーすら飲めない私たちは、ひっそりとチェックインカウンターが開く時間を待つしかないのか。はぁ。 台北8:30発バンコク行きなので、6時半位にトランジットのチェックインカウンターに行く。一度、下のフロアに降りてカウンターに人がいるのを確認。よし、手続しよう。 い「チェックインできますか?」(以下英語) 係り「チケットを見せてください。」 い「はい。あ、パスポートもですよね。」 R「??」 い「Rさん、パスポート出しておいて下さいね。」 係「えーと、何便でここまで来たんですか?」 い「(用意しておいた成田-台北の搭乗券の半券をだしつつ)これで来ました。」 係「――。」(もしかして、空港で一夜を明かしたのか!?という沈黙。) い「・・・・・。」(どきどき) 係「○★◇%*&!」(←同僚に向かって) R「何かあったんですか?」 い「さー、なんでしょうねぇ。」(Rさんの手前、落ち着いたそぶり) 係「ちょっと、待ってくださいね。えーっと・・・・(同僚に向かって)○★◇%*&。」 い「・・・・。」 係「あのー、席なんですけど、エマージェンシー・シートのリクエストがあるみたいですが――」 い「は??エマージェンシー??え、え?なになに。」 R「何て言っているんですか?」 い「いや、なんか分らん。」 係「緊急脱出口ちかくのお席が希望なんですか?」 い「いや、違いますよ。」 R「なんですか?」 い「あ、後で説明します。」 係「他の席でいいですか?」 い「はい。(Rさんに)通路側の方がいいですよね?出入りとか。(係りの人に)アイル・シートでお願いしたいんですけど。」 係「はい。」 はぁ・・・・早くも日本語・中国語・英語の入り乱れる会話、そして各々の意志を伝えるのに疲労感を感じてしまいそうだ。 |