それ行け!OLバックパッカー
タイ〜英語よりタイ語 編


TELEFON BAND@Barguse

Mandyの電話しながらの運転にちょっぴり怖さを覚えたものの、無事にBarguseに到着した。
お店は入って左手に小ぶりのステージがあり、演奏してない時は話し声が全く聞こえない大音量でガンガン洋楽が流れている。タイ人は耳が悪いんだろうか・・・(笑)、とつい思ってしまうよねぇ。

M「お腹は空いてる?」
い「うん。実は空いてるんだ・・・。」
M「OK、さっきの所よりこっちの方が料理がおいしいから、選んで注文しておくね。ライスがいい?ヌードル?」
い「じゃ、じゃあ、ライスで・・・。」

お店は全然混雑していない。日によって混んでいたりそうでなかったりするらしい。演奏が始まらない限り私は一人ぼっちで、ポツーーーンとお店の椅子に座っていなければならない。バンドのメンバーはちょっとした食事をとったり打ち合わせみたいな事をしている。
つまんないなーーー。でも、HRCじゃない所で演奏する彼らを写真に収めてHPに載せるのが仕事!!ここは頑張らねばイカン。(←仕事じゃないけど・・・ね)
バンドのメンバーのみんなの足手まといになるのも嫌だし、おとなしくしておくのだ。

マンディーの注文した料理が来ないなぁ〜〜、とソワソワしていると、BOYに連れられて美しい女性が入ってきた!彼女は私の近くの席に座って静かに佇んでいる。
暫くすると私に声をかけてきた。

彼女「あなたが日本から来た女の子ね、一緒に座らない?」
い「え、いいの?」
彼女「ええ、こっちのテーブルにおいでよ。マンディが料理頼んでたんでしょ?こっちの方がテーブル広いし。」
い「じゃあ、お邪魔して。」

彼女はほりの深い感じで、純粋なタイ人じゃなさそうな顔立ち。メッチャきれい☆ポーっと見つめてしまいそうだわ(笑)。

彼女「私はジェイ・ジェイ。ヨロシクね。」

タイ語の名前は長そうなので、JJとあだ名を言ってくれたらしい。色々お話したいんだけど、ちょうどスピーカーの下で全く話し声が聞こえない。

い「ごめんなさい、ちょっと声が聞こえなくて・・・。」
J「大丈夫、気にしないで。」

そうこうしている内に再びTELEFON BANDの演奏開始。
ここでの曲目は先程のDarabarと違って、ややHRC寄りの洋楽ロック中心。たまにタイポップスみたいなのもやってた(?)と思うけど、基本は洋楽の流行系。
私はマンディが頼んでくれたと思われるタイ料理を食べながら、ここでのバンドの様子を観察する。
なんだか今回は「楽しむ」という感じより「観察」しに来てる感じになってるなー。出国前は仕事もきつかったし、姉の看病なんかもあってタイに到着した時点でかなり疲労困憊・・・・ENJOYしたいのにイマイチ弾ける体力がない(涙)。
――え、歳のせい??・・・・。

このお店はDarabar同様、お客さんは見渡す限りタイ人。やっぱり合コンみたいなグループもいて、その一人がお誕生日だったらしく「HappyBirthday」の演奏もしている。

お手洗いに行くついでに2階からバンドの様子を写真に写す。その後席に戻って、正面から写真を撮ろうと思うのだが―――店内の客さんがそんなに弾けていないので、バンドの前に進み出て写真を取るのにはかなりの、カナリーーーーの勇気がいる。
でも、ここで撮りそびれたら何の意味も無い!!って気合を入れて、恥ずかしいけどJJに「写真取ってくるね」って言って、フロアの中央まで歩いて行く。

この時点でかなり注目を浴びて恥ずかしいんだけど、頑張ってシャッターを押す
バンドの皆もコチラに視線を向けてくれたりして、なんとか任務(?)終了。
TELEFON BANDの皆さん、お疲れ様です・・・こんな雰囲気の中で飛び跳ねてテンションあげて歌うのはシンドイでしょうに(涙)。

演奏が終わると、BOYがテーブルにやってきた。

B「やあ、よく来たね!今日来たの?」
い「そう、さっき着いて空港からきたんだ。」
B「あ、彼女の名前は☆&%#(タイの名前)・・・」
い「??」
J「いいのよBOY、タイの名前は長くて難しいから(笑)。JJ、でヨロシクね。」
い「よろしく、ありがとう。」

あ、いかん、彼女の雰囲気にポワ〜〜ンとなってしまう。

い「あのー、お年はいくつですか?」
J「29よ。」
い「え、ホントに?信じられない・・・。」
J「あなたは?」
い「27です。」

うーん、美しい・・・。
そこにさっきのお誕生日グループの残りなのかなんなのか、ケーキが運ばれてきた。

B「どうぞ、食べて!」

タイのケーキはなぁー、甘くてあんまり美味しくないからなー(汗)。でも頂かないとね、ここは(笑)。

い「うん、おいしいね!ワーン(甘い)けど・・・。」
J「ワーン、タイ語喋れるのねー。」
い「うん、ちょっとだけ。」
B「ほら、どんどん食べてよ!」
い「さっきご飯食べたからあんまり入らない・・。」

そんなこんなで、みんなでケーキをパクパク。
マンディもやってきて、雑談タイム。私のデジカメの液晶ディスプレイを覗き込みながら、成田から今までの旅の写真を見てあーだこーだ言ったり。

B「そういえば結構待ってるけどさ、僕たち何をまってるんだ?」
M「JOEがここのギャラを払ってもらうの待ってるんだよ。」

そうかー、なんか生々しいな(笑)。あまり立ち入りたくない話題かも。

Joe「やあ、どう?楽しんでる?」
い「あー、Joeさん!あのねあのね、日本から持ってきたものがあるの。これ。HRC横浜のピン7つと、TFCのカード。」
Joe「お〜、ありがとう。」
い「ピンは7つあるから、みんなにあげてください。」

マンディーに渡してもらう機会も沢山あったんだけど、やっぱりここはリーダーであるJoeさんに手渡してJoeさんからみんなに渡してもらいたかったので、この時が来るのを待っていたのよ・・・。日本人的”義理”の発想でタイ人にとっては意味が無かったとしても、やっぱり年長者を敬うというか、そういう気持ちを込めて。メールのやりとりもいつもお世話になってるし。

King「やー、元気だった?」
い「元気だったよ〜〜。」

いつもステージから愛嬌を振り撒いてくれるKing、ニコニコしてていいね。

い「あのねあのね、King、chan rian phaasaa thai yu yiipunなんだよぉ!」(日本でタイ語勉強してるんだ)

K「お、すっごーい!phuut phaasaa thai dai mai?」(タイ語喋れるの?)
い「nid noi。」(ちょっとね)
K「すっごーーーーい!」

タイ語講座のみんな、本当に頑張ってきて良かったよ〜〜〜!ありがとう。諦めないで良かったッス・・・そして嬉しくなるくらい褒めてくれたKing、ありがとう・・・(涙)。

それから30分もしただろうか、ようやく解散。

Joe「じゃあ、また明後日に会おうね。」
い「明後日・・・かな?」

明日はバンドのオフなので明後日、ということなんだけど、私の予定は未定なのでどこか遠出してるかも。いずれにしても土曜日にはカオサンに行くのでマイペンライ。

Keaw「じゃあ、外に出よう。」
い「これからどこに?」
K「kin khaaw duai kan」(一緒にご飯食べに行くんだよ)
い「khaw cai。」(分かった)
K「カウチャイ(笑)」

外は先程から急に降り出したスコールで大変な事になっている。私はReikoと一緒に傘に入り、Mandyの車に乗り込む。
車でReiko(タイ人)と色々お話をして、楽しいひと時。彼女の知り合いが日本に行った事があるらしく、「shibuya109」とか色々知っていてビックリ。ステージ上では分からなかった彼女の小柄な姿にもびっくり。パワフルで大きく見えた・・・。

暫く車を走らせて、ちょっとバンコク市内から離れた所に到着。タイ人がよく行くような雰囲気の活気のある食堂。

M「ヌードルがいい?ご飯がいい?」
い「ヌードルで。」

また食べることになってしまったよ、とほほ。

い「そんなにお腹すいてないけど・・・。」
JJ「大丈夫、スリムだからもっと食べても問題ないわよ。」

いやあ、そう言われると(笑)――って、素直に喜びすぎ、私。
というか、なんか食欲無いんだよね。体調があまり宜しくないかも-―なお更食べた方がいいのかもしれない。

Reiko「ねえ、ドラえもんの最後って、のび太が死んじゃうの?」
い「え、なんで?」
R「日本では最終回があるって聞いたけど・・・タイでは無いのよ。」
い「私もあまり詳しくないんだけど、確かのび太の夢だった、とかなんとか。死んだりはしないと思うんだけど・・・。」
R「えええええ!本当に!?全部夢!?悲しすぎるよぉぉぉ〜〜〜〜っ。」

Reikoは他のメンバーにもタイ語で一生懸命ドラえもんの最後について説明している。カワイイ・・・30代とは思えない若さ。

料理が続々と運ばれてきて、私の目の前にはセンレックナーム・ガイが。しかもいつもの鶏肉のカケラではなくて鶏の骨付き肉がゴロリと入っている。多分、美味しいお店だから遠くまで来たんだろうな〜〜〜。
あとは皆でシェアする色々なお皿が運ばれてくる。

「これ美味しいよ」「これは熱いから気をつけて」「水飲む?」・・・気を使って頂いてカタジケナイ。しかも「美味しいよ」と勧められた物が辛すぎて食べられないとか、味付けが・・・で食べられないとか、かなり失礼なワタシ。
日本時間で言うと午前4時近いので朦朧とするくらい眠くて、しかも疲労困憊。笑顔を保つ力も尽きそうなんです(涙)。

Reiko「日本ではみんな着物着てるの?」
い「え?着てないよー。」
R「浴衣は?家で浴衣着てるんじゃないの?」
い「・・・着ないなぁー。」

Reikoは気を使ってくれて色々話し掛けてくれる。重ね重ねゴメンナサイ、しかもワタシはちょっと人見知りの気があるもので・・・大分溶け込んだんだけどね・・・。

それにしても食べさせられてばかりだわ。タイ人の挨拶言葉に「ご飯食べた?」っていうのがあって、そのままのフレーズを英語で言ってくるんだよねぇ・・・。
わしゃホアグラかいっっ!
って感じ(汗)。

そんなこんなでみんなでご飯食べて、Reikoと一緒に再びMandyの車に乗り込む。

M「ホテルはどこ?」
い「スクンビットsoi15の、マンハッタン。」
M「OK。」
Reiko「ねえねえ、なんで日本はあんなに食べ物が高いの?」
い「うーん、多分ね、私が思うに、食べ物を自分達で作ってないで海外から輸入しているからだよ。」
M「そうか、タイは殆ど自分達で作っているからね〜。」
い「だよね。
M「日本には、僕たちが行って演奏できるようなパブは無いの?」
い「――ごめんね、それが、無くって(涙)。HRCとか色々聞いてみたんだけど、ビザの事もあるし難しいみたい。」
M「じゃあ、バンドはあんまり演奏してないの?DJは?」
い「DJくらいはいるけど、あとは生演奏はないなぁ、人件費が高いしねぇ。でもこの前タイの政府と日本の政府が話し合って、いろいろビザの事とか話し合ってたからさ、もうすぐ簡単に日本に来れるようになるよ!」
M「―――待ってたら年取っちゃうね(笑)。」

なんとかならんのかなー。
っと思っているうちにスクンビット周辺に。ソイ25と間違えたものの、なんとかソイ15のマンハッタンに到着。

い「ありがとう、本当に。」
R「またねー。」
い「またねー。」
M「明日は何してるの?」
い「まだ決めて無いんだ・・・カンチャナブリかホアヒンかチャームか・・・。」
M「パタヤは?」
い「行った事あるんだよね〜。」
M「もし明日バンコクにいるようなら電話してよ。」
い「え、いいの?何時ごろ電話したらいい?」
M「――noonに。」
い「分かった〜。じゃあ・・・また明日、かな。」
M「じゃあまた!」

色々お世話になります。
もうタイ時間で午前3時、つまり日本時間で午前5時・・・・おおうっ。眠すぎ。
ホテルの予約は今晩しか取ってないから、明日のお昼前に何とかせねば。
はう〜。

ベッドにダイビーーーーーング
おやすみなさい。



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