それ行け!OLバックパッカー
タイ〜英語よりタイ語 編


TELEFON BAND@Darabar

お店の入り口に向かって続く小道は足下からのライトに照らされて素敵♪な雰囲気が盛り上がってくる。右横には緑の植物と光に反射するプール・・・うーん、やるな!?

前方にはお店のお揃いのTシャツを来たお姉さんとお兄さん達がスタンバッている。一斉にこっち見られると恥ずかしいぃぃ。

い「サワディー・カァ。」
お姉さん「サワディー・カァ。」
い「あのー、私、Phii Joeに会いに来たんだけど・・・。」
お姉さん「Phii Joe?」
い「えーっと、えっと、TELEFON BANDの・・・。」

困惑するお姉さんたち。「ピー・ジョー?」「ピー・・・??」って口々に途方に暮れている――およよ、すまぬすまぬ、そんなこと言わないで普通に中に入って行けば良かったんだわ。
そしてお姉さんたちは「ピー・ジョーに電話してみるわ」とかなんとか良く分からない方向に話を進めてしまっているみたいで、こっちがアタフタ(汗)。
お店の中を覗いてみるとTELEFON BANDを発見!正に演奏が始まった所みたいだ☆

い「あ、あのー、いいですいいです、ごめんなさい。もうバンドの演奏始まってるんですね、中に入ってJoeさんの演奏聞くんでいいです。」
お姉さん「あ、あー、Phii Joe――バンドの、ね。」
い「ええ、中に案内してもらっていいですか?」
お姉さん「どうぞ。」

ガラガラとスーツケースを引っ張っていくのが邪魔なので、入り口のカウンターで預かってもらう。ま、鍵もかかってるし、あの中には金目の物は全く入っていないので大丈夫かな。

実は今回、日本から大事に大事に手に握ってここまで持ってきたものがある。TeleFanClubの案内カード30枚(←刷りすぎ?)と、数ヶ月前に横浜に行った際に買ったHardRockCafe-YOKOHAMAのピン。ピンはメンバー全員分の7個を買って、HRCの紙袋のまま部屋の見える所にずっと置いていたものだ―――いつバンコクに行くか分からないけど、行く時には必ず渡すぞ☆という意気込みを込めて・・・っていうか、渡しに行かなくっちゃ!という願いを込めて。

紙袋を家から握り締めて、機内でもシワが付かないように気をつけながら、Darabarまで辿り着いた(涙)。コレを渡して喜んで頂けるかしら、というワクワクと少しの不安(?)を抱きながら参りましたっ。

紙袋をプラプラ持ち、お姉さんの後ろを付いて店内に入ると―――TELEFON BANDと再会だわっっ!

い「わぁ〜っ、来たよぉ〜〜、Joeさぁぁぁーーーーーーん♪」(思いっきり日本語)

今までの緊張が全て吹っ飛んで、これ以上無い笑顔を浮かべてブンブン両手を振り、バンドのみんな一人一人へ「来たよ来たよぉぉぉ〜〜〜〜っっ」っと必死のアピール。

突然現れた(?)珍客に、店員さんもちょっと笑ってる・・・けど、いいのいいのっ、この為に何ヶ月も頑張って日本で働いてきたのっっ。
Keaw、King、Tee、Boy、Mandy、Joeさんがこっちに「よく来たね!」という笑顔を向けてくれる☆う、嬉しいッス、私今、めっちゃ嬉しいッス・・・。そして初めてお会いするReiko(タイ人です)さん。華奢で元気な感じだわ。

マンディー「この曲は、君のために演奏するよ。」

とか嬉しい事言って演奏してくれる――ううう、たまらんわなぁ〜〜〜、そんなこと言われたら、たぁまらんわなぁ〜〜。
周りはまだ殆どお客さんがいないので、演奏は独り占め☆遠巻きに店員さんたちが聞いている位で、雰囲気はHardRockCafeとは比べ物にならないくらい静かだ。

こんな中でも楽しげに、愉快に盛り上げて演奏しなければいけないというのも、仕事で音楽やっている彼らには必要な事なのだろう。大変だね・・・。

King「今日ははるばる日本から僕たちの友達が来てくれました!ハロー!」

と愛想たっぷりのKingが私の名前を呼んでくれる――ありがたい(涙)。
曲目はHRCとは違って歌謡曲っぽいものが多い。タイ・ポップスなので私には分からないのよ〜。MCもKingとBoyが楽しそうにタイ語で話しているので、これも理解不能。まだまだ私には宇宙語デス。

私はビールを頼んで、チビチビ飲みながら久しぶりのTELEFON BANDの皆さんを観察。Keawが坊主になっている以外はあまりお変わり無いようで。
見る度にKingがふくよかになっているのは気のせいか!?(笑)

しかしこの雰囲気に良くわからないタイ・ポップスだとキツイわぁ。一人でビールを飲みながら後1時間ちょっとを粘らねばならないのだ。うむむぅ〜っ。

10時頃になるとようやく周りにはお客さんが増え始め、タイ人の若者の合コン!?みたいな感じになってきた。
でも私は一人・・・頑張れ、ワタシ!(汗)

ようやく10:30になって演奏終了。このあと11時からBarguseで演奏なので、メンバーの皆はいそいそと片付ける。
そこでJoeさんがこちらにやってきてくれた♪

Joe「よく来たね!!サワディー・クラップ。サバイ ディー ルーカー?」(元気?)
い「Joeさーーーん♪サワディ・カァ。サバーイサバーイ、だよぉぉー。」

ちょっとワタシ興奮しすぎ・・・。

Joe「これからBarguseに行くから、君はMandyと一緒に来るんだよ、OK?」
い「OK、分かりました。カウチャイ。」
Joe「カウチャイ(笑)」

という事でお会計をし、Mandyを待つ。

Mandy「やぁー!!元気?」
い「きゃーーー、マンディー、元気だよー。」
M「今日は空港から直接来たの?」
い「そうなのよー。忙しかったよ。」
M「今からBarguseに行くから、外の僕の車まで付いてきてね。」
い「ありがとうー。あ、スーツケースをカウンターに預けてあるから取って行かないと・・・。」
M「OK、出口の方だね。」

ギターを背負うMandyに付いて出口に向かう。さっきビール代80Bを100Bで払って、お釣り20B貰ってない・・・と、ケチ臭い事はマンディに言えないわ・・・とか考えながら外に出る。
「あ、それ、ワタシのスーツケース」と指差すと、Mandyが運んでくれる。およーよー、お姫様になった心地だわ☆ぽよーん。
・・・っていうか、これ位でお姫様とか言ってたら日本人男性にどんなヒドイ扱い受けてるんだ?と思われちゃうわね(汗)。

夕方に雨が降ったらしいので地面がぬかるんでいる。重いスーツケースが地面に付かないように運んでくれる。なんかこんな事で嬉しくなっちゃうんだけど、日本人男性もこれ位は普通にしてくれてたっけ??思い出せない自分が悲しい。

さて、助手席に失礼して座らせていただく。

い「失礼しますー。」

ってつい日本語で(汗)。

M「これから向かうBarguseなんだけど、ここから遠いんだよねー。急がないと。」
い「そっか。klai caak thinii、だね。」
M「そうそう!」
い「空港からここまで来るのに、ものすごく不安だったんだよ・・・全然来た事ないし、夜で暗いし。でもね、運転手さんがいい人で、一緒に探してくれたんだー。」
M「そうだったんだー。あ、そうそう、まず最初にハイこれ。僕運転してるからさ。」

そう言うと、マンディは小銭を手渡してきた。

い「???え、何??何でお金?」
M「運転してると小銭出せないから、高速代、ちょっと持ってて。ごめんね。」
い「あ、そういう事ね、カウチャイ(分かった)。」
M「カウチャイ(笑)」

習ったタイ語で思い浮かんでくる言葉をとりあえず口にしてみる。なんか”覚えたてでムダに使いたがるオノボリさん”みたいで嫌だけど、ここは使わない事には始まらないので許してね。

い「えーっと、Keawの友達のGottiさんって知ってる?知ってるよね?」
M「あー、知ってる知ってる、Keawの友達ね、彼女聞きに来てたよ。」
い「メールで色々お話してるんだ〜。」
M「彼女と会った事ある?」
い「ないんだよねー、メールだけなんだ。けど、私が想像するに、彼女とってもパワフルで楽しい感じの女性なんじゃないかな?」
M「そうだね、明るい感じだね。」

他愛の無い会話でBarguseまでの道のりを飛ばして行く。日本で検索した所によるとBarguseはスクンビットの奥の方だと思うんだけど、30分で移動するには遠いよねぇ。

M「もしさ、僕が日本に行ったら色々案内してくれる?」
い「もっちろんだよーーー!もっちろんもっちろん、いつ来るいつ来る???」

興奮しすぎだよ、ワタシ・・・(汗)。

M「日本は何でも高いからなぁー。10万バーツ貯めても足りないと思うんだよなぁ〜。でも頑張って貯めてみるよ(笑)。」
い「大丈夫、安心してよ!!私も頑張るしさ、TeleFanClubの皆も力になってくれるからマイペンライっっ。みんな言ってるよ、もし来日したら東京、横浜、温泉、大阪、京都・・・連れて行きたいってー。」
M「ははは〜、ホント?」
い「だからdon't worry、とにかく日本に来さえすればいいのよっ。」

ちょっと言いすぎたかな(汗)。

車はスクンビットの細い路地に入っていき、野良犬を轢きそうになったりなりながらBarguseに到着。他のメンバーは既に来ているようだ。
車を路駐して道路の向かい側に渡る・・・んだけど、ビュンビュン走る車でなかなか渡れない。こういう時はタイ人に合わせてソロソロ〜っと渡るのだ。タイ人=Mandyがいるのでトロい私を引っ張っていってもらう。
(勿論、HRC−YOKOHAMAの紙袋だけは握ってる)

い「ここはどこ?」
M「スクンビット・ソイ・ロイサーム。」
い「ロイサーム!?・・・103?」
M「そう、103。」

スクンビットって、一体ソイ何番まであるんだろうか。
とにかく無事計画通りにBarguseに到着したわっ。



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