それ行け!OLバックパッカー
タイ〜英語よりタイ語 編


嵐のような出発

2005年2月のタイ旅行から帰ってから一念発起し、4月からタイ語会話に通い始めた。会話だけに飽き足らず、会話の授業の前に開講されたタイ文字講座にも参加し、この数ヶ月はタイ語との格闘の日々・・・そして遂に!その成果を試す初めての旅に出発することになった☆

9月に予定しているタイ旅まで待てるかどうか葛藤したものの、タイの魅力に負けた弱いわたし―――でも行くと決めたらさっさと手配を終了。最近は荷物も少ないので前日位にならないと何も準備しないクセがついてしまった(汗)。

出発の前前日、実姉から「お腹痛くて動けない・・・会社休んで来てくれない?」といきなりのメールが!?えーーーーっっ、タイ語の宿題もやってないし、荷物も作ってないのに〜〜〜っっ。

・火曜日のタイ語講座を受ける
・水曜日の昼に出国
・翌週火曜日早朝帰国
・空港から出勤、その後またタイ語講座

という計画がぁぁ〜〜〜〜っ(涙)。

しかし。

姉は世界に一人しかいないし、この先の人生を考えてみると、ここで体調崩した姉を見捨ててタイ道を突き進むのは何かと問題と思われ。
流石に会社を休む事はできなかったけど、会社終わりにタイ語講座を休んで姉宅へ直行、翌朝自宅へ戻って12:30過ぎの成田行きバスに乗り込む・・・という嵐のようなスケジュールになってしまった――出発前から疲労が(汗)。

*************

前回の旅と同様に成田空港へは最寄り駅からの直行バスを利用。大きくはないけどスーツケースを持ち歩くのはしんどいからね、バスが一番便利、よかった〜〜。今後どこに住む事になっても、空港へのアクセスが難しい所は住みたくないなぁ。
ロッピィでのバスチケット発券も、前回の反省を活かして手馴れた感じで完了させたしね♪

今日(7/13)はドンムアンに着いたらTELEFON BANDの演奏する「Darabar」に直行、その後「Barguse」に一緒に移動する予定だ。ということは、Darabarに辿り着けない事には今日一日の行動が全てパーになってしまう!
ヤバ。
だって、Darabarには行った事ないし、Barguseに至っては住所すらわからない・・・JoeさんからDarabarがNawaminRdにあることだけは教えてもらい、タイ語の先生に大体の場所は聞いてあるけど――夜だし、一人だし、タクシーちょっと怖い気もするし・・・どうしよう、リムジンタクシーの方がいいかなぁ。それかタクシースタンドで他の人に声掛けて途中まで同乗してもらうとか・・・うーん。

そんなことを考えている内に成田へ到着。WebChekInを済ませていたので自動チェックイン機で手続すると―――『お手続きできません』の表示が(涙)。

え、え、え、え、なんでなんでぇ???

もう一度やっても『お手続きできません』・・・って、アンタ達が自動チェックイン機を使えって言ったんじゃないのよぉぉぉ〜〜〜〜。
2時間以上前だからチェックインできない・・・訳じゃないよねぇ。

たまりかねて近くに立っているJALの係員の女性に相談して手伝ってもらうが、やっぱりダメ。(私のやり方が悪くなくてよかった。)
結局自動チェックイン機の後ろにある通常のカウンターで搭乗手続きをする。恐る恐る「何か問題があるんじゃないですよね?」と聞いてみると、「座席調整中で自動チェックイン機が使えなくなっているみたいです」とのこと。

大丈夫かなぁーーー。最近のJALは安全的な問題が山ほど起きてるしねぇ、割高感を払拭していただかない事にはねぇ。
荷物のスーツケースは持ち込み希望なので重量を計ってもらう。ギリギリ9Kg台だったのだが、「もしも乗務員に持ち込み不可と言われたら預けてくださいね」と、ドキっとするような事を言われた(涙)。
もし預けたとして、手荷物受け取りを待っててDarabarに到着が遅れたらどうしてくれるのよ〜〜――と思いつつ、出国前の恒例、ジェラート屋さんに向かう。今日はドタバタでお昼ご飯を食べてなかったからね、ここで軽くクレープなどで腹ごしらえ。

そして早いけど出国ゲートの方へ向かう。Yahooカフェで時間を潰してから適当な時間に搭乗ゲートに進む。
JALなのに一番遠いゲートなんて珍しい・・・と思っていたら、どうやら急遽搭乗ゲートが変わっていたらしい。
え、やっぱり何か問題でも??こわ〜〜〜〜ぃ。だからさっき自動チェックインできなかったのね。生きて帰れるかしら・・・。最近年を取ったせいか(?)、飛行機が落ちるんじゃないか、現地でトラブルに巻き込まれるんじゃないか―――という不安を感じるようになってきた。家を出る時も、何か起きた時に入られても恥ずかしくないように部屋を掃除したりしてね(汗)。

定刻から30分弱遅れ気味で搭乗開始。前方にタイ人の家族連れ(?)が沢山座っている。JALで帰国するなんてお金持ち???なんだろうなぁ。あ、タイ人のあのお兄ちゃん、ちょっとオトコマエかも・・・なんて一人旅は考える事が尽きない(笑)。
今日はいつもと違ってTシャツではなくて可愛げなキャミソールと白いパンツ、ヒールの高いサンダル、といういでたち。周りから見ると「優雅なOL旅行なのね、きっと」とか思われるかも。全然違うんだけどね、Darabarに行くからね――って誰に言い訳してんだ、私。

機内に入り自分の席を見つけると・・・おおおおおおおぅ、隣の席にいるのはさっき見かけたタイ兄ちゃんじゃないの!?う、運命か?・・・とまでは思わないけど、ちょっと嬉しいかも。

そして荷物を上の棚に入れる為に場所を探してみたけど空いてない・・・スッチーに助けてもらおうにも近くに見当たらず。心細くなってしまうわぁ・・・どうしよう、とキョロキョロしていると。

タイ兄ちゃん「May I help you?」

おおおおお〜〜〜〜、タイ兄ちゃんが助け舟を出してくれたじゃないのぉ(涙)。ありがとうございマス、ありがとうございます。お言葉に甘えてお任せしまするーーっ。
並びに座ってるタイオバチャン達が「あっちが空いてるよー。」と棚を指差してくれ、タイ兄ちゃんは力強くスーツケースを収納してくれた。

い「コップン マーク カァ。」
タイ兄「マイペンライ クラップ。」

おおおおぉぉーーーーーーーっ、タイ語会話成立してるじゃないすかぁ!!
ってコレくらいは前から成立してたのに、改めて感動してみたり。

機内食などを配ってくれるのはタイ人スッチーが半数位で、なかなか面白い。私に何語で話し掛けてくるかな〜っと楽しみにしてると、ちゃんと日本語で話し掛けてきた。
が、隣のタイ兄ちゃんにも日本語で話し掛けてるからちょっと笑えた。どうも、私と隣のタイ兄ちゃんがカップルに見えたらしい。

一人、わりと年増(失礼!)のスッチーがいて、この人がバリバリタイ人で面白かったー。言葉は丁寧なんだけど、物を配る仕草とかがかなり大雑把、まさに屋台のオバチャン並。歩き方ものっしのっし・・・と。
私が通路に立ってた時、いきなり後ろから両肩を「ぐわっし」とつかまれ、「シッツレイイタシマ〜ス♪」と言ってどかされた(笑)。脇を通りたかったらしい―――が、日本人にやられてたら怒ってたかもねぇ、タイ人にやられるとナゼか許せてしまうから不思議。

その後、タイ兄ちゃんについては『折角習ったタイ語で話し掛けるべきだよなー』『でも急に話し掛けてもおかしいしなー』と悩み、悩んだだけで以後話はせずに終わってしまった・・・なんて内気な私。

機内で読むようにサン=テグジュペリの「人間の土地」を持っていたけど全く読むことなく、なぜか「トリビアの泉」などを見つつバンコクに到着!

さて、荷物を降ろすのをどうするか。
何気に荷物の近くに座っている大学生らしい日本人数名に目をつけていた私は、

い「あのー、スミマセーン。手が届かなくって・・・荷物降ろすの手伝って頂いて良いですかぁ?」

と可憐な感じ(!?)で、したたかに問題クリア。
人って年取る毎にしぶとくなるわね(笑)。色々手伝ってくれたタイ兄ちゃん、そして大学生と思われる方、本当にありがとうございました!ついでにその大学生がタクシースタンドに並んでたら都合良いのになぁ〜、と強引な事を頭の隅で考えつつ、いつもの通りに入国審査に進む。

何度この空港の通路を歩いただろうか。長い通路をスーツケースを引いて歩く。外は既に真っ暗だ。通路の脇には小さな両替窓口が並んでいる。ここで変えちゃうのも良いかもね、外だと並ぶ事もあるから――でも前回の残りのお金が1000Bほどあるので、私には必要なし!

入国審査には長蛇の列。そして、私の後ろには日本人オジサマ軍団が並んでいる。

オジサン1「名前、どこにかくんだ?」
オジサン2「ここ、ここだよ。」
オジサン1「苗字はこっちか?」
オジサン2「ここ、こっちじゃねーか?」
オジサン3「仕事はなんて書くんだ?」
オジサン1「ファーマーとか何とか言ってなかったかねぇ。」
オジサン2「これ、切り取るのか?」

ううわぁ、気になるわぁぁ・・・出入国カードで手間取っているらしい。気になって仕方ない。お節介と充分分かりつつ、

い「あのー、それ、切り取らないままで・・・。」

と話し掛けてしまう私(涙)。オバサン化してきたか??
でも困っていると知りながら無視はできず、ちょっとご説明してみた。私みたいな若ゾウに言われてムッとされるかなぁ、とも思うんだけど、このままだとその後ろに並んでいる人にも迷惑かかるしねぇ。

すんなり私に聞いてくれたらいいのに、やっぱり少しムッとされたのか、オジサン達の記入が進まない内に私は入国審査が済み、オジサン軍団は見事に入国審査係官に怒られている。
―――言わんこっちゃない(涙)。老いては子に従え、って言うじゃない・・・子じゃないけどさ。

全ての荷物は既に持っているので、悠々とエスカレーターを下り、税の申告無しのゲートから出る。

ここはタイ語の嵐!タイなんだから当たり前なんだけど、タイ語の勉強の素材がこんなに転がっているとはなんて嬉しい事だ★日本ではありえないからねー。
今まで全く意味を成さなかったクネクネ記号が、タイ語として読むことができる♪まず最初に飛び込んできたタイ文字は、

「thaan ook」(出口)

おおおおおーーー、読めるぅ〜〜〜っ。

この調子でタイ語の実践だっっ。
まずは第一関門にして最大の難関と思われる、”Darabarまで辿り着く”ことに体当たりなのだ・・・。



   後>

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