サイアムスクエア内のレストランで食事をしようと、ちょっとプラプラ。 歩いていると、前回来た際には無かったお店が沢山できている。出入りが激しいなぁ...確かこの辺はバンコクの中でも一等地で、なおかつ流行に敏感な若者の集まる場所。ゆったりとしたタイの時間からは想像できないくらいの流れの速さだ。暗くなったバンコクに、大きな電光看板や渋谷駅前のような大画面のオーロラビジョンがまぶしい...。 記憶を頼りに歩いていくと、昨年宿泊したノボテルが見えてきた。ノボテルの前にあるレストランに一度は行ってみたかったのだ! 「バン・クン・メー」はガイドブックによく記載されているレストラン。そういう所には一度も行ったことが無かったので、今回はどんなものかと思い入る事にした。言ってみればこれも『正しい観光』的行動かな〜? 入り口はメニューが立てられていて、飾りもタイの伝統的な雰囲気をかもし出している。「観光客歓迎」という感じ。 王道の観光客というのも、なんだか新鮮で(!?)ワクワクする☆ い「なんだか、値段も高そう...。」 Z「大丈夫だよ、そうは言っても、日本で食べるよりは安いでしょ。」 い「まあ、ねぇ。」 Z「誕生日なんだしさぁ。」 い「うん。」 入ると1階席はほぼ満席。木で作った店内装飾はタイらしい雰囲気を上手に出していて、自分が「今日のゲスト」になったような気分になる。(大げさか...) 私たちは2階席に通される。 狭い階段を上ってすぐ脇の席に通され店内を見回すと、タイ人よりは外国人のお客が多い。当然といえば当然かな。 欧米人よりは、アジア人客が大半を占めているようだ。韓国人か、台湾人か、中国人か日本人か...。 メニューには写真つきのものとタイ語/英語のものが2冊有り、写真つきのものが分かりやすい。 ウェイターさんがドリンクの注文を取りにきたので、まずはビールで乾杯だ。 い「たまにはこういうお店も良いねぇ〜〜。」 Z「タイ語・英語のメニューには沢山料理が載ってるねぇ。」 い「全部写真つきなら注文しやすいけど・・・。」 料理はその中から、「ソムタム・揚げ春巻き・空心菜の炒め物・トムヤムクン・魚のレモングラスフライのせ」を注文。”レモングラスフライのせ”というのが気になって...。 Z「またソムタム頼んじゃったね。」 い「どうせ辛くて途中で食べられなくなると分かっていつつ...。」 Z「ま、いいんじゃない。」 い「リトル・チリって言っておいたけどねぇ、辛くなかった試しがないんだよね。辛くないソムタムなんてソムタムじゃないらしいから、ホントは。」 ウェイターさんがキビキビとした動きでソムタムを運んできた。 そして、恐る恐る口にしてみると。 い「おいしぃぃ〜〜〜〜〜〜っ。」 Z「え、辛くないの?」 い「それが、恐ろしいくらいに辛くない。ず〜〜っと食べつづけると辛いけど。」 Z「ホント??....ホントだ、あまり辛くない。」 い「おいしい・・・。」 ナンダカンダと言っても、所詮私の舌は普通に、王道の観光旅行客なのだった...。こんなに甘味があって辛くないソムタムを食べたのは初めてだ。日本のタイ料理店の方が、よっぽど辛い。ということは、それだけ観光旅行客の味覚に合わせているのだ。どうりで地元タイ人が少ない訳だ。 ウェイターのお兄さんは、タイ人らしからぬ(?)機敏さで、料理を運んだりお皿を下げたり、私たちのコップに飲み物を継ぎ足したりしてくれて、とっても心地良い。サービスされるって、気分良いわぁ〜〜。 次々と運ばれるお皿で、テーブルはあっという間に一杯になってしまった。 い「早く食べないと片付かないねー。美味しいから良いけど。」 Z「写真は撮らなくていいの?」 い「あ、そうだ、ちょっと恥ずかしいけど撮らなきゃ。」 い「それにしてもさー、テーブルに一杯お皿が載ってると、豪華な気分になるねぇ〜〜。」 割と単純ないまむぅ。 気になった”レモングラスフライ”は、レモングラスを油で揚げたもので(文字通り)、サクサク、モシャモシャしていて美味しい!レモングラスの風味を残しつつ、少しこおばしい仕上がりだった。 食事を楽しんでいると、民族衣装を来たお姉さんが二人、店内に設けられた小さなステージに座った。ホテルのロビーで演奏されている、日本のお琴のような弦楽器(棒で叩いて音を出す)等の演奏をしてくれる。 こういう贅沢もいいなぁ〜〜〜〜と心から思う。 演奏を終えたお姉さん達に、お客さんが記念撮影をお願いしたりしている。こういうお願いをするのは大抵、韓国の方か中国系の方かな、もしくは日本のオバチャン。 お客さんが続々と入ってくる。相変わらず観光客グループのようだ。 あとは、タイ人女性と日本人男性のカップル(というか、二人連れ)。相変わらず、おじ様達はお元気で(汗)。 お腹も満たされ、お会計。二人合わせて約780B。日本円で約2100円ほど。 Z「なんだ、思ったより安いね。」 い「そうだね、今まで必要以上に高いと思って恐れてた...。」 たまにはいつもと違う事をしてみるもんだ。今更ながら、新たな発見もあるのねぇ。 い「HRCに行くにはまだちょっと早いね。」 Z「どうする?」 い「うーん、入って待つのも悪くないけど、その辺のベンチで座っとく?」 Z「いいけど。」 い「TeleFanClubの皆からもらった質問をプリントアウトして持ってきたんだけど、いきなり英語で質問できないから英語訳しておかないと。」 サイアムスクエアの道沿いに並んでいるベンチに座り、看板の薄明かりの下で考え込む。「えーと、これは何て言えばいいのかなぁ。」といいつつ、ボールペンで英語訳を書き込む。 い「でもさ、本当に私が行って、TELEFON BANDの皆は歓迎してくれるのかなぁ。」 Z「大丈夫だよ。」 い「”え、誰?”とか言われたらショック大。立ち直れないかも〜〜、なんて。」 しかも、ずうずうしくも事前に「私の誕生日が2日前だったんだけど、お祝いの曲を演奏してくれますか?」とリーダーのJoeさんにお願いメールを書いたのだ...迷惑だったかなぁ、覚えていてくれてるかしら。そして、TeleFanClubの皆に託された(?)質問はちゃんとインタビューできるかしら...私の胸は今、心配で一杯!!! あ〜〜。 Z「とにかく、もうそろそろ行ってみれば?」 い「そうだね、席も無くなってると困るし。」 私たちは期待と不安を胸に、TeleFanClub(TFC)発足後初のHRCへと向かう。 |