玄関外に立っているベルマンに「タクシーを1台」と伝えると、道の向うに立っている 警備員が走っているタクシーに合図してホテルまで誘導する。 ベルマン「どちらまで?」 い「チャトチャク・ウィークエンドマーケットまで。」 ベ「(運転手に)☆*%#チャトチャク@*&#。」(タイ語) い「何でもやってくれるんだねー。」 ベ「こちらのチケットをお持ちください。」 タクシーに乗り、さっき渡されたチケットを眺めるとタクシーの車体番号が記入されている。 英語の但し書きには ・タイではメーターで課金することが法律できまっています ・お忘れ物があった場合は、このタクシーナンバーをお使いください ・ホテルはタクシー使用についての保証はいたしません・・・ などなど、説明がされている。行き先もタイ語で伝えてくれるし、タイ初心者でも安心だね。 ここからチャトチャクまでは多分、メーターで100B位かな。フリーウェイに入ると、グングン速度を上げて走っていく。空港まで行く道の途中で降りるので、高速料金は40Bかかる。しかしBTSで行っても一人40B位かかるので、二人ならタクシーの方が便利で楽チンなのだ。 リバーサイドにあるシェラトンはBTSの駅からも近くないので、いずれにしてもタクシーを使うのが一番良いかな。 20分位もすると周りの町並みが雑貨や陶器やら何やらでゴチャゴチャし、人も増えてきた。到着かな。 道路には沢山の警察官が立っていて、路上駐車を非常に厳しく取り締まっている。 茶色いフィットした制服にサングラス、おきまりの白いマスク。排気ガス中毒になりそうなこんな所では、そのマスクくらいで太刀打ちできないかもよ・・・と心配になる位。 料金を払ってタクシーを降りると、そこはいつものチャトチャクが待っていた! 午前中に来ればまだ比較的空いていて何とか歩ける。これが午後にもなるとタイ人・観光客が入り乱れてとても荷物なんて持って歩けない状態になる。昨年は雨季に来たので買い物途中で雨に降られてそれはもう大変だったなぁ。 まずは、来たら必ず立ち寄るジュエリーショップへ向かう。このショップには英語をしゃべれるお姉さんがいて、毎回大量買いする私を覚えていてくれるのだ。 だだっ広いこのマーケットもちゃんとブロックに分けられているので、ブロックの番号・ソイの番号を知っていれば必ずたどり着ける。 道幅1メートル程の小道の両脇には、Tシャツ・ジーンズ・靴・バッグ・子供服・下着・ペット・・・がしのぎを削って売られている。何の水分か分からないが、濡れた小道をグングン歩いていく。 あ、発見!いつものお姉さんも発見。 早速、ピアスや指輪を取り出してもらい、並べて見てみる。タイでは金製品が22金で作られているので、色が18金に比べると黄色い。お値段は金の相場があるので格安ではないが、このお店はメッキ商品を扱っているのでめちゃくちゃ安い。しかも、ルビーやサファイヤといった石が安いので普段使いにはぴったり。 という訳で、今回も大量買い。 い「これ、全部下さい。」 お姉さん「はい。」 い「あのー。私、タイに来るといつもここ来るんで・・・」 お「ええ、もちろん覚えているわ!いつも来てくれるわよね。ディスカウント、でしょ?」 お姉さんは昨年と全く同じ台詞で人差し指で自分の頭をクルクル指し、いつものジェスチャーをする。 い「前回は3割引きでやってくれたよねぇ〜〜。」 今回も3割引きでお買い上げ。もしかしたらもっと安くできるのかもしれないけど、もともと安いし、納得しているので別にいいかなぁ、と思っている。このお姉さん、好感度高いからね、いいのいいの。 お「お店のカード、持ってる?」 い「もってるよ。ほら。」 お「あ、同じね。じゃあ、またお願いします。」 い「また来るねー。」 こんな遠くの地で常連になるのも、悪くない。お姉さんに会うのも一つの楽しみになっているかも。お店にたどり着くまでは、「あのお姉さん、まだいるかな〜。」と少し不安にもなるのだ。 その後は、ガラスの小瓶を探しに歩き出す。というのも、今回は白い砂が綺麗なサメット島へいく!と言いふらしてしまったので、お土産は「白い砂」と決めたのだ。 出発前にお土産を思い立ったのだが良さそうな小瓶がみつからず、「最悪、サイアムのロフトにでもあるかな」なんて甘い考えで手ぶらでここまで来てしまった。 チャトチャクに来てみると私の記憶が見事に(?)よみがえってきて、たしか手芸用品とか工作用品とかが売っているブロックがあったよな〜、とカンを頼りに探してみることにした。 造花や貝殻、リボン、包装紙、ビニール袋、透明なゲルなどが並んだ一角にでた。 そうだ、この辺にあるはず! い「ビンゴ!いまむぅの記憶、合ってるねぇ〜〜。」 Z「あって良かったねー。」 小瓶から大きな花瓶、瓶のコルク栓などがびっしり積み上げられたガラス商品を扱うお店で、砂を入れるのに最適な蓋付きガラス瓶を見つけた。 高さ4センチ位のものから10センチ以上のものがあったが、砂なんて沢山もらっても迷惑だろーな、と思ったので一番小さい4センチ位のを5個購入。 1個5Bなので、5個で25B。 あーーー、や〜〜〜っぱり日本で買ってこなくて良かったぁ〜〜〜!!!大成功☆ 日本で買ったら、確実に1個100円以上はするよね。 適当に5個集めてお店のお兄さんに渡すと、お兄さんなりに瓶をチェックして、数個取り替えたりしてくれた。で、丁寧にタイ字新聞で一つ一つ包んでくれる。 こういう所はタイの人、嫌がらずに丁寧に対応してくれるのよね。こっちが逆に「もう簡単でいいから早くしてぇ〜」と言いたくなる時もある。 い「そろそろお昼ご飯食べる?」 Z「そうだね、どこで食べる?」 い「さっき通り過ぎた所に会った食堂でいいんじゃない?時計塔の広場をずっとまっすぐ行って曲がった所の、下着屋とかTシャツ屋とかの向かい。」 Z「じゃあ、行ってみようか。」 だんだん日が高くなってきたので屋根の外に出ると、むわ〜〜んとした熱風に包まれる。まだ荷物が少ないのでなんとか頑張って歩けるから良いようなものの・・・。 山ほど荷物を持ったお客を乗せて、キャリーカーがすれ違っていく。昨年あたりからかな、チャトチャクの中をトラムみたいな、キャリーカーが走り出した。数台のキャリーカーが数珠つなぎになっていて、インフォメーションや銀行がある辺りから出発しているようだ。出発待ちの乗客も沢山待っている。 そうだよねー、こんな広い所、若さと元気がなければ歩きつづけられないよな。 い「あれって、乗るのタダかな。」 Z「どうだろうね。」 目指す食堂には小柄なお兄さんがいて、通り過ぎる人に「いらっしゃーい」と声を掛けている。私たちもさっき通った時に「中に座りなよ」と手招きされた。 い「食堂、一杯だね。」 お兄さん「いらっしゃーい。どうぞどうぞ、中のほうへ。色々あるから見てよ。」 Z「あ、あの席が空いた。」 かなり奥の方の席が空いた。ホッとした気持ちで座る。 で、何たべようかなぁ。 どうもタイに来ると、ツルツルっとしたものが食べたくなる。暑いからかな。 い「私はクイッティオにするね。ちょっと注文してくる。Zさんは?」 Z「うーん。飲み物欲しいな。」 私はバカの一つ覚えのように、お兄さんにセンレックナームを注文して席に戻る。周りのタイ人は机の上の調味料をモッサモッサ入れて、元のスープの色がわからない状態になっている。わたしも持って来てくれたセンレックナームに砂糖・ナンプラー・唐辛子の酢等をいれて、”タイの味”を満喫! はぁ、本当にタイに来たよぉ〜。 Zさんはコーラ(20B)を買って戻ってきた。で、テーブルの脇にある調理スペースを 覗き込んでいる。 そこには大きなお鍋がグラグラ煮えたぎっていて、茶色いスープ中で豚肉のブロックが踊っている! 鍋の脇にはまな板と中華包丁があり、ぽっちゃりしたお兄さんがバンバン肉を叩き切っている。 「ブッチャー」・・・これこそブッチャーだわ。 Z「すみませーん。」 お兄さん「はい。」 Z「あれ、お願いします。」 お「ご飯と一緒に、だよね。」 さっきのお兄さんはブッチャー氏に声を掛けると、忙しくテーブルを拭いたり客を呼び込んだり料理を運んだりしている。 ブッチャー氏は肉を叩き切り、それをご飯に載せて、ハイ出来上がり。 その皿を店のおじちゃんに渡すと・・・あれあれ、向うのテーブルにもって行っちゃった。 違う皿を持ってこられたタイのお姉さんが「私たちじゃあないわ。」と言っている様子。おじちゃんはブッチャー氏に「どこ?」と聞くが彼は「――?」状態。注文を聞いたお兄さんは忙しく、遠くの方にいる。 い「それ、こっちこっちぃ〜〜!」 と呼ぶと、おじちゃんは安心したような表情で運んできてくれた。 い「ここさ、あのお兄さんしか英語話せないっぽいね。」 Z「そうだねぇ。・・・うわー、美味しそう。」 い「あ、あ、私にもちょっと食べさせてー。」 お肉の味は、八角の味が効いた中華風の角煮で、ご飯と相性ピッタリっっ。 おいすぃ〜〜っす。 汗をかきながら昼食を済ませ、ジュースを飲みつつゆっくりしてからまた立ち上がる。 お買い物後半戦は別行動。待ち合わせは時計塔の辺り。 洗濯するつもりでTシャツを持ってこなかったので、ここで買ってしまおうかしら。3枚で100Bとか、タイムセール的な事もやっているし・・・あとカワイイ靴も見かけたしなぁ。 1枚49Bのカットソーのお店を物色し、買うことにした。安いお店ってどうしてこう、余計な絵とか文字とかがプリントされているんだろうなぁ・・・プリントしないほうがコストも下がるし売れるのになぁ・・・といつも思う。 私は無地で深い赤色のカットソーを買ってみた。何か色落ちとかしそーな予感がするぞ(実際、めちゃくちゃ色落ちして、他の洗濯物が真っピンクになった)これで、洗濯しないで済みそうだ。 で、あとは欲しかったベージュのローヒールサンダルをゲット。タイではまだ厚底系が勢力を保っているのだが、今年は少しずつ、つま先が尖ったローヒールなども広がってきているようだ。 お買い物を終え、集合した後はお土産に頼まれていたドリアンチップスをお買い上げ。 私たちは両手に大きな厚手のビニール袋を持ち、チャトチャクを後にすることにした。 |