それ行け!OLバックパッカー

タイ〜正しい観光のススメ


ドンムアン・新たな第一関門

京成線で成田空港へ到着すると待ち合わせのチェックインカウンターで合流し、私のスーツケースを受け取る。スーツケースの中に入れておいた肩掛け鞄には帽子・サングラス・飛行機用の枕などが入っていて、今持ってきた紙袋の中身と着てきたコートは肩掛けと交換にスーツケースへ詰め込む。紙袋はゴミ箱にポイ。
これが真冬だと荷物が膨れてすっごい大変なことになるのだが、10月はかろうじてセーフ。

今回はJALのe-チケットなるステキなものでチェックインする。でも結局いつもの航空券がプリントアウトされた紙に変わるだけで、今まで通りずっとその紙を所持しなくてはならないし、まあ便利だけど画期的に便利と言うほどのものではないかなぁ・・・。
私としては今までの航空券の方が、チェックインするたびに1枚1枚手元のチケットが減っていって、旅の重さ、というか自分の旅の履歴みないな物が感じられて「旅」らしいような気もする。

金曜の夜の成田空港は結構混んでいる。

い「すごい人だねぇ、電車もスーツケース持った人、沢山いたよ。」
Z「そうだねー、だって3連休だからグアムとか台湾とかソウルとか行けるし。」
い「おーおー、そーだったね。」

ちょうど3連休を利用して行ける海外があるので、割と込み合っているらしい。かく言う私も、安くタイへ行こうと思って少し前にエバー航空とかチャイナとかを調べたのだが、台北―バンコクはあるのだが成田―台北が一杯、と言われてしまった。

いつも通りのジェラート屋さんへ行き、抹茶ジェラートを・・・と思ったら、違うクレープやさんになっていた。でもジェラートも置いてあったので、無事に今回も日本の味を満喫してから出国ゲートへ。
今回は10年有効パスポートにしてから初の海外!まっさらなパスポートに出国印を押してもらって搭乗口へ。

ゲートには沢山の人が座っている。中には家族連れもいて、私の甥っ子位(2才半)かもう少し小さいのでは・・・という子供連れもいる。

い「子供って、呼吸器官が未発達だからあまり小さい時に飛行機に乗せるのも良くないらしいよ。」
Z「へー。」
い「あの子さ、結構小さいけどさ、いいのかなぁ〜〜〜。」

と喋っていると、私の真横に座っているオバサマに向かって「おばぁちゃーん!」とその子供連れが呼ぶではないか。
あー、気まずかった。

時間が来て機内へ入り、自分の席につく。直ぐ後ろにお手洗いもあるし安心安心♪
3列席で、私のとなりはどんな人が来るのかなぁ〜〜〜、空席だったら嬉しいなぁ〜〜〜などと楽観的に考えていたら。
お、やっぱり来ちゃいましたかぁぁぁぁぁ、オッサン。
しかも、デップリとした・・・・。

これじゃあ気軽にお手洗いへ行けない(泣)。

ドリンクや食事の度に隣のオッサンは「ビール」「赤ワイン」「白ワイン」「ビール」・・・飲むこと飲むこと。しかも前の列に座っているオッサン軍団の一味らしく、しきりにゴルフの話題で盛り上がっている。
ううううぅぅ、オッサンよ、酒臭いんですけどぉぉぉ。

「私の快適な空の旅を、どこまで邪魔するんですかぁ(怒)?」

とは言える訳もなく、ひたすら我慢のいまむぅ。
タイに近づいてくるとオッサンは一生懸命薄暗い明かりの中で紙を読んでいる。

「空港へはお迎えにあがります。出口を出たら・・・・。」
「両替は当面の交通費など、2万円ほどを換えたら良いでしょう。」

そうだねー、両替は2万円位がいいんじゃないかなー。いまむぅもそう思うよー。
いかにもゴルフパッケージツアーって感じだ。会社帰りなのかなぁ。いいご身分だねぇ。

ドンムアンが近づき、出入国カードを記入する。

い「あれ?出入国カードしかないよね?」
Z「うん。なんで?」
い「タイはさ、出入国カードと一緒に、関税報告書みたいなカードもあって、チェックするだけなんだけどさ。」
Z「え、でもないよ。」
い「ないねぇ。いいのかなぁ。」

そうこうしている内にドンムアンに到着!!

あーーーー、一年ぶり!!もわ〜〜んとした空気がタイらしくていいね。いつ来てもゆる〜〜い気持ちにさせてくれる。
入国審査を無事通り荷物を受け取る。その足で出口に進むのだが、結局関税の申告書はもう必要なくなったらしい。まあ、前から意味ない感じではあったから簡略化したのだろう。
1年も経つと色々変わるモンねぇ。

と思っていたら。
わおっ。
めっちゃ変わってるぅぅぅぅぅーーーっっ。いつの間に・・・(涙)

今までは出口は横に細長く区切られていて、出口を出たら直ぐにタクシーカウンターへ行く扉へ行けたのだが今は扉が締め切りになっている。ロビーのほとんどが「出口」として囲われていてホテルのカウンターやらリムジンタクシーカウンターやらが出口の手前の部外者立ち入り禁止区域に変わっていた。
いかがわしい客引きやイカサマ案内がないように手を打ったのだろうか。
まあ、「こうしちゃえば??」的な大胆な変更がタイっぽい気もする。

ちょっと戸惑いながら大きく外を回ってタクシーカウンターへ行く。

お姉さん「どこまで?」
い「ロイヤル・オーキット・シェラトンまで。」
お姉「はい、じゃあ、あのタクシーで。」

と言われて、チャイニーズ風オッチャンのタクシーへ向かう。オッチャンは大きなスーツケースをトランクに何とか入れるのだが、明らかに全部は入らない。トランクを開けたまま紐をかけて「OK」って・・・良く見かける光景だけど実際自分がそうされるとすご〜〜〜く不安なものねぇ。

そしてオッチャンは私の持っているタクシーチケットをもぎ取る。
ぬわにぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜っ!?!?

い「ちょっと、それ返してよっっ。」
オッチャン「はいはい。」

と言って返してくれない。あーー出ちゃったよ、またかよぉぉぉぉ〜〜〜。
このクソジジィっっ!!(汚い言葉で失礼します)

い「そのチケット、返してください。」
オ「・・・・。」
い「返してくださいぃぃぃぃぃ!!!私のですからぁっっっっっっ!!!!!!!」
オ「(チッ)・・・。はいよ。」

あー、気分ワル。もぉ、なんでこんなショーモナイことで気分を害されなきゃいけないのよ・・・。途中の高速も、トールゲートで表示される金額を自分で確認しながら市内へ向かって走る。

い「後ろのスーツケース、すっごい気になるんだけど。」
Z「大丈夫だよ。」
い「Zさんのは私のスーツケースの下になってるからいいけど、私のは上に乗ってるしさーー、心配。」
Z「タクシーだって仕事でやってるんだから、大丈夫だよ。」
い「えーえーえー、大丈夫かなぁ・・・・落ちたらさぁ、ガタっとか音するかなぁ・・・。」

気が気でなくて後ろを見ながら、なおかつ走っている道を確認しつつタクシーに乗っているのも疲れる。
シーロムの近くのインターで降り、いよいよホテルに到着。
メーターの金額(約200B)に高速代の70B、そして空港乗り入れ料の50Bを上乗せして支払う。

まあ、タクシーの運転手もそれほど悪気を持ってなくて、慣例でタクシーチケットを客から回収しているのかも知れない。
でも本当に嫌な感じの運転手に会ってしまった時に(メーターで行かない・途中で降ろされた等)唯一、タクシーチケットの半券が訴える手段(はがき)になっているので、ここは意地でも自分の控えの分は持っていることにしている。

最近はこれがバンコクに着いたときの第一の関門になりつつあるような気がする・・・。
こういう点ではバスの方が気楽なんだけどね。
とか何とか言いつつ、この最初のバトルがタイの洗礼みたいでクセになりそう――かな?

出発ロビーで客を降ろしたタクシーを拾うという手もありますが、大きい荷物の時はなかなかそうは行かないので、正しい観光方法である「タクシーカウンター」にこだわってみました(笑)

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