それ行け!OLバックパッカー

タイ〜正しい観光のススメ


ルンピニ・ナイトマーケット

タクシーの運転手さんに「ルンピニ・ナイトマーケット」と告げるが、なかなか通じない。ルンピニ、ルンピニ、バザールと言いつづけて何とか理解してもらえたようだ。
スイスイ〜っとラマ4世通りを車は進んでいき、ルンピニ公園の近くまできた。前方に明るい広い空間が見えてきたぞ。

運転手「ココ?ここだよね・・・?」

そう聞かれても、初めて来たからここが目的地なのか良く分からんのだよ・・・。

運転手「ナイトバザール、ナイトバザール。」
い「ルンピニ?」
運転手「・・・。」

えーーー、どうなのどうなの?看板もルンピニナイトマーケットとは書いてないし。でも位置的にはここしかないよねぇ。

い「じゃあ、この辺で降ろしてください。」
運転手「OK。」

運転手さんは入り口から入り、グルーっと回送して降ろしてくれた。
多分、ここがルンピニ・ナイトマーケットだろう。チャトチャクみたいな感じ、と聞いているけど全然人気がないんだけど(汗)。通路脇の案内板を確認すると、確かにここはルンピニのナイトマーケットだ。
敷地は整然と整備されていて、脇にはお洒落なカフェみたいなお店も建っている。とりあえずお手洗いに行って落ち着いてみるとするか。
・・・隣に立つカフェはコ洒落てるけど、お手洗いはまぁ、普通な感じだわね。

Zさんと一緒に案内板を確認して一通り建物の中を見てみる。敷地の端の方まで来ると、その向うに暗い大きな空間があって、何かの工事中みたいだ。確か日本大使館が新しくできるとか聞いたんだけど、これだと思われる。
遠くから目に付くマーケットの看板には「スアン・ルン・ナイトバザール」と書いてある。スアンルンって何??ルンピニじゃないの??
現地の人はスアンルン、と言うようで、ルンプピニ・ナイトマーケットと言ってもあまり通じないみたい。これは要注意だね。ガイドブックにもそんな事書いてないし――。

タイ語を習った後に分かったのだが、スアン=公園/ルン=ルン(ルンピニ)という意味だった。
この敷地は王室所有地で、ナイトマーケットは王室と賃貸契約を結んでいるんだけど、次回の契約更新はしない・・・とニュースになっていた。バンコク市内の王室所有地の再開発が進められていて、ここも何か大きな施設が建てられるようだ。悲しいね〜。

『バンコクをアジアのシャンゼリゼに』するんだって。
間違ってる・・・。

マーケットにつき物のフードコートがやはりあった。前方に大きなステージがあって、女の子が踊ったり、バンドの演奏があったりとかなり盛り上がっている。観客(フードコートの)席もほぼ満席。このイベントがあるからみんなお店じゃなくてフードコートに集まっているのかもね。
盛り上がっている一角を尻目に、私達はプラプラとマーケットを歩いてお土産などを物色し、ここでもあっさりと見終わってしまった。

Z「折角だから、この変な門の所で写真とろうか。」
い「なんか恥ずかしいねぇ。」

で、とりあえず写真を一枚パチリ。

い「もう帰ろうか・・・。」
Z「そうだね。」

ということで再びタクシーを拾い、「ロイヤル・オーキッド・シェラトンまで。」と伝える。運転手さんは心もとなげに「OK」と言い、車をスタートさせる。

い「・・・運転手さん、大丈夫かなぁ〜。分かってるのかなぁ。」
Z「OKって言ってるけどねぇ。まあ、近くまで行ったら道案内すればいいよ。」

リバーシティの近く、とかチャオプラヤ沿いとか色々言って、なんとかニューロードの方まで進んできた。が、ここから左に曲がるソイ・キャプテンブッシュが暗いので良く分からない。

い「・・・・この辺りなんだけど。」
運転手さん「ここ?」
Z「いや、もう少し先だったよねぇ。」

あれあれ??行き過ぎちゃった・・・。

運転手さん「ホテルの名前、もう一度教えて。」
い「(おいおい、大丈夫?)ロイヤル・オーキッド・シェラトン。」

運転手さんは道端に車を停車し、その辺に居る人に「シェラトン、どこ??」って聞きまくっている。
およよ、やっぱり全然分かってなかったのね(涙)。地方出身者で上京してから日が浅いとか?う〜ん。

なんとか分かったかも・・・という感じになった時に、運転手さんはタクシーのメーターを”ピッ”とリセットした!!
いるんだねぇ、本当に心優しい純粋な運転手さん。
時間がかかったけど、無事にホテルに到着。多分、ストレートに来てたら50B位だったみたい。

Z「いい運転手さんにはちゃんと払いたいよね。」
い「そうだね、正確には50Bそこそこだと思うけど・・・。」

Zさんはいい運転手さんにチップもこめて、60Bを渡していた。そうだね、いや〜〜な運転手さんが多い中で、かなり奇跡的な確率でようやく出会えたステキな運転手さんだった。みんなこんなだったらいいのになぁ。

その後、この運転手さんは周りのタイ人に色々聞きながら帰っていった――それはそれでちょっと問題アリな気もするが(笑)。



  <前   後>

目次へ
別館TOPへ戻る


アジア情報満載!『本館』へ