それ行け!OLバックパッカー

シンガポール〜タイ〜腐ってもタイ


Big-C〜ニューハーフ☆ショー

モンティエンリバーサイドはバンコクの中心部からはやや離れているので交通の便はちょっと不便だった。サイアムに位置するノボテルへ行けば何でも近くて便利だろう。そして何といってもHRCに歩いていける!!のだ。

荷物をまとめてチェックアウトし、タクシーを呼んでもらう。荷物を入れてベルマンに見送られ、タクシーの運転手を見てみると・・・・あ、今朝の運転手さんだ!

い「また会いましたね!」
運転手「ああ!お寺はどうだった?」
い「楽しかったよ。人が一杯いました。」
運「ノボテルに移るんだね、さっきのホテルはちょっと遠かったからね。」
い「うん。」
運「サイアムスクエアーにはMBKもあるし、ショッピングが沢山出来るよー。」
い「そうなんだよねー。」

なかなか気のいい運転手さんは、渋滞の時間を楽しい一時に変えてくれた。

運「ひどい渋滞なんだよ、バンコクは。」
Z「いつも?」
運「そうだね、週末もショッピングに行く人で混むし、平日も混むし、困ったもんだよ。」
い「バンコクは渋滞で有名だからねー。」
運「キミ達日本人でしょ?日本語でなんていうの?」
い「?」
運「渋滞の事を、日本語で何て言うの?」
い「ジュウタイ」
運「??ユウタイ・・・ユウタイ?」
い+Z「ジュウタイ。」
運「じゅうたい。そうか、ジュウタイ、ね。ジュウタイ、ジュウタイ。」

タイ語には”ジャ・ジュ・ジョ”の発音が無いため、”ヤ・ユ・ヨ”となってしまうようだ。なんか、カワイイ〜〜。そうこうしているうちにタクシーはようやくノボテルに到着。

チェックインして部屋を見るが、やっぱり街中にあるだけに部屋は狭いわ。仕方ないか。しかも、ベルボーイが荷物を運び入れ終えると明らかに『チップくれ』みたいな感じで待っていて、ちょっとひいてしまった――――うーん。

チェックインの手続きを済ませた後は、昼食を取りがてらMBKへ向かう。フードコートで散々まよった挙句、私は以前食べて美味しかった内臓系スープを注文。Zさんはヌードルものを注文している。
相変らずゴミゴミしたフロアだわ。

い「これからどうする?」
Z「そうだねぇ・・・。」
い「ノボテルに移動してきたら、行く所は周辺のショッピングとニューハーフショーかな。」
Z「ニューハーフショー、何時行く?」
い「明日はウィークエンドマーケットに行かなきゃいけないし、今日間に合えば行こうか。」
Z「そうだね。」
い「じゃあ、ウェンディ−ツアーのデスクがここから近いから、ご飯食べたら予約しに行こうか。」

今日の夜の席はまだあるのかしら・・・まあ、無かったら明日の夜でもいいしね。とにかく、BTS国立競技場駅近くの日産モータースビルに向かい、エレベーターに乗ってウェンディーツアーを訪ねた。

い「すみません、ニューハーフショーに行きたいんですけど。」
係りの女性「はい。場所はどちらがご希望ですか?」

タイではニューハーフショーが有名だが、バンコクにも数箇所見られる所がある。カリプソ・マンボー・ラチャダーの3ヵ所が有名で、それぞれ350B位でワンドリンクがついて来る。おそらく内容は似たり寄ったりだと思うので、私たちは開演時間と場所から選び、カリプソへ行く事にした。

係「今日の最終公演ならお席があります。」
い「じゃあ、それでお願いします。」

今まで何度もタイへやって来たが、ニューハーフショーを見るのは初めてなのでとても楽しみ♪♪どんなショーが繰り広げられるのか――。

い「あのぉ、ちょっと関係ないんですけど、この辺で地元の大きいスーパーマーケットはありますか?」
係り「そうですねぇ・・・この辺だと、ワールドトレードセンターの真向かいに、Big-Cがありますよ。」
い「ありがとうございます。」

地元情報ゲット!!
私たちはその足で国立競技場駅からBTSでワールドトレードセンター方面へ向かう。お土産にせよ、食品にせよ、DFSやお土産屋や観光市場よりスーパーが一番安くて品物が沢山あるのだ!!

私がHRCを好きなようにZさんはプラネットハリウッドに興味があるらしいので、ゲイソンプラザ内にあるプラネットハリウッドを探しながらBig-C方向へ歩いていく・・・・のだが、プラネットハリウドらしいものが見当たらない。
いまむぅが大学卒業旅行のとき(かれこれ4年程前)には確かにあったんだけど。建物そのもののリニューアルしている模様。

Z「――ないねぇ。」
い「おかしいなぁ、確かにこの辺にあったんだけど。潰れちゃったかな。」
Z「えーーー。」

シンガポールに引き続き、またもやプラネットハリウッドが消え去っていた・・・・。

Big-Cに着いてみると、そのフロアの広さにビックリ。私とZさんは興奮して写真を撮っていると『写真撮影、ダメ!』と係りのオバチャンにおこられてしまった――。
で、私は早速食品コーナーを物色。
あったあった、グリーンカレー・レッドカレー・イエローカレー・・・そして、小さいボトルがセットになったナンプラー。でも表示がタイ語しかないので、ナンプラーだかシーィウなのかシーズニングソースなのか確信が持てない。うむぅぅ。
レッドカレーも2種類あるし、どっちがいいんだろう。その辺にいるお店のお兄ちゃんに聞いてみる。

い「エクスキューズミィ・・・。」
お兄ちゃん「!!!」
い「あの、カレーの事を聞きたいんだけど・・・・あと、ココナッツミルクパウダーも――」
お兄ちゃん「―――。」

彼はついて来い、というようなジャスチュアをしてスタスタと歩いていく。その先には一人のオッサン(タイ人)が。どうもお兄ちゃんは英語が話せないらしい。

オッサン「お困りですか?」(英語)
い「レッドカレーなんですけど、カントリースタイルとそうでないのがあって、どう違うんですか?」
オ「カントリースタイルの方は、作る時にココナッツミルクがいらないんです。他のは入れるんだけど。」
い「あと、ココナッツミルクパウダーはどこにありますか?粉のものが欲しいので・・・。」
オ「あー、ここに置いてなかったら無いんだよ。お料理自分で作るの?」
い「ええ、タイ料理作りますよ!ヤムウンセンとか、カレーとか、パッタイとか、クイッティオとか。」
オ「そりゃあスゴイね。」
い「アロイ、アロイよ。」(=タイ語:美味しい)
オ「タイ語上手ね!アロイ、アロイ。日本語では何て言うの?」
い「アロイは”オイシイ”といいます。」
オ「オイシイ!」

こういう会話はいつでも楽しいわ〜。地元の人と話ができると、発音の勉強にもなるしね。

い「あ、そうそう、向こうにナンプラーがあったんだけど、ナンプラーはどれが良いの?」
オ「このラベルのナンプラーが一番いいんだよ。これがナンバーワン!」

と、よくタイの食堂で見かけるナンプラーのボトルを指差してくれた。ありがとうございます。

買い物カゴにありったけのカレーペーストを入れて、今度は小ビンのナンプラーの棚へむかう。さっきオッサンが教えてくれたラベルの他にも、数種類のラベルの小ビンが売られていて、他のラベルのものの方が少し安い。どうしようかな。安いけど、これはナンプラーで間違いないのかしら〜〜。よし、また聞いてみよう。
残念ながらまたアルバイトのお兄ちゃんしか回りにいないのだが、それでも強引に呼んでみる。

い「ねえ、ちょっとちょっと!」
お兄ちゃん2「?」(英語は話せないみたい)
い「ちょっと、こっち来て来て!」(と、思いっきりの笑顔で手招きしてみる)
お「?」

タイ人のお兄ちゃんとトコトコ棚を小走りにぬけて、さっきのナンプラーの並ぶ場所にやってきた。

い「(2種類のラベルを指差して)これ、ナンプラ?どれナンプラ?」
お兄ちゃん2「ナンプラ?」
い「(発音が違うのかな?)ナンプラー、ナンプラ、ナンパー?」
お2「(一つを指差して)ナンプラー、(もう一つを差して)シーィウ!」
い「コップンマークカァ。」

きいて良かった!これで安心してお買い物ができるのだ。

Zさんも商品を選び終えたので、私たちはレジへと向かう。私の番が来た時。

店員のお姉さん「★○#*%?」
い「え??」
店「★○#*%?」
い「えええ?何?」
店「★○#*%?」

やばい、何かしたかしら。店員さんは困り果てて、フロアの責任者みたいなオバチャンを呼びに行ってしまった。わお、心細いじゃないか。

オバチャン「★○#*%?」
い「やっぱり何いってるか分からん・・・。」
オ「マネー、マネー!」

なんかお金見せろっていっている。どうやら、ずっと英語で話ししていたみたい―――スミマセン、聞き取れませんでした。実はここのレジは、よりによってお買い物商品が少ない人用のレーン&カード払いだったみたいで、こんな大量に買い込んでお金もってんの?と聞いたようだ。
あわわ。ご迷惑オおかけいたしました。
でも、店員のお姉さんはにっこりとして対応してくれた。良かったぁ。

お買い物を終えると、なんとスコールに見舞われてしまいしばらく身動きが取れなかったが、何とか帰って荷物を降ろし、MKレストランにタイスキを食べにいく。
コカレストランもあるのだが、MKはもっとファミリーレストランという雰囲気で入りやすいのだ。

食後、いよいよアジアホテルへ向かい、ショーを見るのだ!


アジアホテルはBTSの駅と直結していてアクセスが非常に良い。中に入ってみると、既に沢山の人が群れている!すごいな、こりゃぁ。ほとんどが団体客で、日本人のオジサマが多い。
チケットを出して中に入ると、前から2列目で、とても見やすそうだ。座っているとワンドリンクのオーダーを取りに来る。
もう直ぐ始まるようだ。

最初に細めのお兄さんが司会で出てきて、そのあと、もう、目くるめく一時が・・・・綺麗なニューハーフもいれば、中には混じってキッツイのもいるわ。そんな方たちが時に席の方まで近寄ってきて、「ウッフン♪」と投げキッスやウィンクをしてくる・・・・・化粧も濃いわぁ――――でも皆、輝かんばかりの笑顔で、スタイルも抜群。ぽわ〜〜〜〜っと見とれてしまう。

よくよく見ると、いかにホルモン注射をしていようが骨格だけはごまかせないようだ。どうしてもウエストのくびれやお尻の形に男性の名残がある。ちょっと、ズンドウというか、扁平というか。

どこの世界でもそうなのだろうが、ここにも店のトップがいるようだ。数名〜団体でお揃いの衣裳で踊っている人たちの中で、一人・二人はスポットを浴びて主役として登場する。赤いドレスだったり、チマチョゴリだったり、和服だったり。どこからどう見ても女性だわ。しかもとびきり綺麗!ここまで上り詰めるのには想像を絶する、色々な努力があったんだろうなぁ。
綺麗だけど、ちょっと無表情で蝋人形みたいだけど。

私の気に入ったカワイイ女性(写真左)は、まだトップではないがもう直ぐトップ、というような数名のグループにいた。頑張ってよ!次来る時はトップになっていて下さい。
この方は、表情が豊かで愛らしい雰囲気をかもし出している。生まれた時は男だったなんて信じられない。

ショーの合間合間に、「オチキャラ」のニューハーフさんが登場し会場の大爆笑を買っている。見た目はまんま男性(昔よくTVに出ていた”日出郎”似)で大げさなカツラを被り、コメディタッチのショーを繰り広げている。女性になりきるには容姿に限界があるタイプの人は、こういった自分しかできない”芸”で確固たる地位を築くのだろう。

これもまた、厳しい現実のなかで努力したんだろうなぁ、偉いな。「見た目」というハンディを逆手に取って、見事に主役の座を獲得している。このショーの中で本当の意味で一番の「芸達者」なのだ!

ショーが終わると、出口にキャスト全員が並び、一緒に写真が撮れる。いくらかチップをあげて撮影したらよかったのだが、何せ人が沢山いたのでサクサクと出てしまった。

何回も見るようなものでもないが、友人と一緒に楽しむにはいいかもな。男女共に楽しめるショーではある。

 



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