それ行け!OLバックパッカー

シンガポール〜タイ〜腐ってもタイ


3大寺院めぐり

今朝は早朝からバンコクの三大(?)寺院巡りをするのだ!私自身は何度も訪れているのだが、せっかくなのでZさんにオーソドックスな寺院巡りも味わってもらおうと計画をしてみた。ここでいう『3大寺院』とは一般的な市内観光に必ず組み込まれている、『ワットポー・ワットプラケオ(エメラルド寺院)・ワットアルン(暁の寺)』である。

モンティエンリバーサイドホテルから出ているサービスの舟でチャオプラヤエクスプレスの船着場まで行こうかと考えていたのだが、ホテルの舟の時刻と上手く合いそうも無かったのでいつもの様にタクシーを拾ってもらい、ワットプラケオへ向かう。ホテルのベルマンが呼んでくれるタクシーは路上で拾うタクシーよりもまじめな運転手が多いようだ。

ベルマン「どちらまで?」
い「ワットプラケオまで。」

ベルマンが運転手に行き先を告げ、私たちはタクシーに乗り込む。

運転手「朝早くからお寺に行くの?」
い「そうなの。ワットプラケオ・ワットポー・ワットアルン。」
運「バンコクにはお寺が沢山あるからね。」

世間話をしつつ、お寺を目指す。途中チャオプラヤ沿いの市場にさしかかった。

い「あ、ここ、パーククロン市場じゃない?」
Z「そうなの?」
い「(運転手さんに)パーククロン・マーケット?」
運「パーククロン?パーククロン・・・パーコーン!」
い「パーコーン!」
運「タラート・パーコーン」
い「タラート・パーコーン!」

おおお、ガイドブックではいつも「パーククロン市場」と記載されていたのでてっきりその通りの発音だと思っていたのだが、やっぱり本物の発音は全然違うわぁ〜。
いい勉強になった。ちなみに『タラート』は『市場』という意味のタイ語。
タラートの『ト』は聞こえないくらいの発音で、パーククロンは『クロン』の『ク』を喉の奥で詰まらせるように発音して、『ロ』は舌を巻かないで短く発音する(フランス語の『R』の発音に近いかも)。
なので、普通に聞くと『パーコーン』と聞こえるのだ。

晴天の下、ワットプラケオに到着しチケットを買う。
お寺の中はいつもの通り、観光客だらけ!アジア人(日本人・中国/台湾人・韓国人)が圧倒的に多い。みんな手に手にデジカメやビデオカメラを持ち、撮影しまくっている。日本人は申し訳無さそうに記念撮影をササッと済ませる人が多いのだが、他のアジア人はモデルばりに色々なポーズを作っては小首を傾げ、『にっこり』と笑顔を作って撮影している。う〜〜ん、一般人でもこんなにポージングを
念入りにするとは・・・・脱帽、というか、早くして(汗)!この違いはなんなのだろうか。最近いまむぅが気になっていることの一つなのだ。

い「ワットプラケオは、ワット=寺、プラケオ=エメラルド、っていう意味なのね。でも、エメラルドの仏様って言うけど、エメラルドじゃないのよ。」
Z「ふーん。」
い「ヒスイで出来ていて、その昔、ラマ1世が北方から南下してきて、クメール人をカンボジアに追いやって、その時その時の権力者が持っていた仏様をラマ1世が手に入れて、タイ建国の証にお寺を建立して安置したの。」
Z「ふーん。」
い「壁画に戦いの歴史も描かれてるから、なんか歴史を感じるよねー。あ、クメール人ってアンコールワット作った民族ね。」
Z「うん。」

うむぅぅぅぅ、あんまり興味ないみたい。
いまむぅはエメラルド寺院の一角に作られたアンコールワットの模型を見るのを楽しみにしていたので、写真を撮ったりしてご満悦。最近見た『トゥームレイダー2』にも出てきた本物のアンコールワットは修復中だが、この模型は精巧で美しい!本物より良く出来ているという専らの噂なのだ。

ワットプラケオの後は、ちょっと歩いてワットポーへ。こちらは黄金の涅槃像があることで有名。また、タイ古式マッサージの発祥としても有名で、一角にはマッサージを受けられる建物もあるのだ。
ワットポーの入り口はいつも間違えて通り過ぎてしまう。長い壁伝いに歩いて行くと小さな入り口があり、通り過ぎようとすると土産売りのオバチャンに『ココ、ココ』と引き止められ、苦笑いしながら入るのだ。えへへ。
前回はチケット売り場が工事中だったのだが、今回は小さな発見所が設置されていて、お金を渡すと感熱紙のレシートを発行してくれる。
なんか超味気ないわぁ。他のお寺みたいにお寺の写真とか解説とか書いてある方が良かった―――もしかしたらまだ工事の途中で、応急処置なのかもね。

グルっと回って、涅槃像の安置してある建物に入る。靴を脱いで脱帽し、薄暗い廊下をあるく。通路の右脇には小さな金色の器がずらりと並べられており、その中にはお賽銭として『サタン』が沢山入っている。
サタンとは現在あまり流通していない、1バーツ=100サタン(たしか)という、日本でいう『銭』のようなものだ。

い「これさ、お賽銭入れる器、108つあるんじゃない?」
Z「そうかな。」
い「きっとそうだよ!煩悩の108つ、除夜の鐘の108つだよ!なんか、ちょっと感動しない?」
Z「お賽銭入れてみる?せっかくだし。」
い「そうだね。」

いくらだったか忘れたが、お賽銭用の小銭セットがその金額と同じくらいの値段で売られており、チャリンチャリンとコインを1つづつ歩きながら入れていく。入れながらだんだん楽しくなって来ちゃうから不思議♪

い「いち、にぃ、さん、しぃ、ごぉ、ろく・・・・・」

意地でも最後まで数を数えるのだ。

ついに通路のお賽銭入れが途切れ、その数は108!やっぱり。
手元にはちょっと小銭が余っている。多めに入っていたようだ。どうも、小銭セットの中に入っているコインの枚数はまちまちのようで、タイ人らしくてよろしい。

ワットポーの次はワットアルンだ。ワットポーから少し歩いて船着場へ行き、チャオプラヤエキスプレスの乗り場の右にあるワットアルン行きのゲートを進んでいく。未だに2バーツで川を渡れるようなので、小銭を用意。
幌付きのボートが往復しており、色黒のオッサンが適当に運転している。船着場を出ると数分で対岸へ辿り着く。

岸へ上がると、他の観光客も数組いて、めいめいにワットアルンを目指す。ここで気を付けないと思いも余らぬ出費をしてしまうのだ!!

観光客1「あ、○○さん、あそこで写真撮りましょうよ!」
観2「日本にも観光地に良くあるヤツだよね、撮ろう撮ろう。」

あああ、引っかかっちゃう・・・・・。
というのも、立て看板みたいな板状の物に顔の部分だけ穴があけられ胴体が描かれている、あの、ちょっと恥ずかしい記念撮影用のものが至る所に置いてある。知らずにウキウキで写真を撮ると、どこからとも無くタイ人男性が現れ
『40B!40B!』というのだ。言われて良くみると、絵の下の方に、見えにくい地味な色で小さく『40B』と書かれているのだ・・・・・セコイ。
同じようなのでは、蛇やサルを急に渡され、写真を撮ったとたんに請求されるものあるわねぇ――――セコイすぎる。

そんなのを尻目にワットアルンへ足を踏み込む。沢山の階段でできたようなお寺で、これといって派手な見ものはない。が、対岸の寺院の煌びやかさとは対照的に質素で素朴、そんな雰囲気が私は好きだ。チャオプラヤのこちら側は旧市街地で、街全体のやや寂れた感じもお寺の静けさとよく合っている。
2人で旅行をするとどうしても一人で写っている写真ばかりになってしまうので、通りすがりの観光客にお願いすることにした。

い「あの白人のお兄さんに頼んでみようか。」
Z「うん。」
い「すみません、写真撮ってもらっていいですか?」
お兄さん「もちろんだよ!ここを押したらいいんだね。」
い「はい。」

写真(デジカメ)を撮ると

お兄さん「これでいいかな、どう?」
い「大丈夫、ありがとう!」
お兄さん「どういたしまして。」

メチャクチャ爽やかな好青年。気をつけて旅するんだぞ。
その後も、頼んでもいないのに欧米人のオッサンに『写真、撮ってあげようか?』と話し掛けられたりして、良い写真が撮れた。個人旅行は、こういうのが楽しいんだよねーー。

帰りはワットアルンと小学校の間を歩き路上でタクシーを拾ったのだが、運転手はホテルの場所が判らないらしくガソリンスタンドで道を聞いたりしてハラハラしたものの、私がいつも念のため持っているホテルの案内書があったため何とか辿り着いた。

午後にはチェックアウトし、サイアムスクエア内にあるノボテルホテルに移動するのだ!

 



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