それ行け!OLバックパッカー

シンガポール〜タイ〜腐ってもタイ


雨の日の過ごし方

今日はカマラベイテラスリゾートをチェックアウトして、パックツアーなどでもよく見かけるエバソンプーケットへ移動する。エバソンプーケットはプーケット島の南端、夕日の名所でもあるプロンテープ岬に近い場所にあり、利便性の面では繁華街から遠いのでちょっと不便だ。しかしホテルの評判は良さそうなので泊まってみる事にしたのだ。
あいにく今朝は土砂降り・・・・雨季に来るとホテルなどはやすくて良いのだが、上手く天気と行動を組み合わせないと大変な事になってしまう。こんな天気では海に入れないので、いまむぅはホテルのレストランで行われているクッキングスクールに参加することにした。

時間になってレストランに行ってみると、韓国人男性が一人、欧米人カップルが1組が来ている。

韓「ハイ。ボクは韓国からきてるんだ。君は?」
い「日本だよ。一人なんですか?」
韓「そう。パックツアーに参加しているんだけど、パックツアーって安いよね。まぁ、雨季だから雨ばっかりだけど。」
い「そうだよねぇ。」
韓「ところで、君はタイ料理に何で興味があるの?」
い「う〜ん、タイが好きっていう事と、お家でよくタイ料理作るから。」
韓「そうなんだ。ボクは、アウトバックスっていうレストランに勤めているんだけど、色々な料理に興味があって勉強したいんだ。」
い「えらいね。」

雑談をしているうちにレッスンが始まった。調理台にコックさんが一人、解説する人が一人、あとホテルの従業員のお兄さんたちが面白半分に除きに来ている。
今日のレシピはトムヤムクン・グリーンカレー・チキンのレッドカレー炒めの三品。どれも自分で作ったりするが、きちんとしたレシピがどういうものか、タイ人はどうやって作るのかが知りたいのだ。

解説「今日はこの三品です。材料は〜〜〜〜味見してみてください。これは〜〜〜お肉はお好みで変えて結構です・・・・」

口早に説明が加えられ、私たちは順番に味見をしたり、調理台に招き入れられて覗き込んだりするだけだ。調理教室、というよりは、料理見学っていう感じだわ。欧米人カップルの女性の方は英語があまり得意ではないらしく、彼の方が通訳をしたり写真をとったり仲良さそうだ。いいなぁ〜。

3品を料理し終えると、試食会だ。やっぱりプロのコックさんが作ったから美味しいわー。

韓「おいしいね。でも、朝ご飯食べたばかりでおなか一杯だよ。」
い「私も!!まだおなか空いてないから食べきれない・・・・」
カップルの彼「ボク達もだよ。」
韓「どこからきたの?」
カ「ベルギーから来たんだ。君は?」
韓「韓国から。」
い「私は日本からです。」
カ「タイに来たばかりなんだけど、お勧めの場所はあるかな?夜は何もする事なくて・・・」
い「私は昨日、プーケットファンタシーに行ったんだけど、割と面白かったよ。」
韓「ボクはまだ行った事ないけど、親戚が行った事あるって言ってた。面白いって。」
カ「そうか、じゃあ、行ってみようかな。」
い「いろいろな国へ行っているんですか?」
カ「そう。アジアも沢山行っているし―――日本も行きたいけど、高いからなぁ。」
韓「そうだよね。」
い「そうかぁ。私はタイが好きで、タイばっかり来てるよ。」
カ「いい国なんだね。」
い「旅日記をホームページで公開しているんだー。」
韓「へー、凄いね!」
カ「じゃあ、僕達もその日記に書かれるかもしれないんだね!」
い「うん、書くことになると思うよっ。」

などとつかの間の交流を深めていると、何時の間にかチェックアウトの時間になってしまった。

い「じゃあ、私はこれからチェックアウトして移動するから。」
韓「お気をつけて。」
カ「良い旅を。」
い「ありがとう。良い旅を!!」



プーケット島で困るのは、移動の手段だ。バンコク市内と違って流しのメータータクシーは走っておらず(正確にいうと10台弱はあるらしい)、白タクもしくはトゥクトゥクに頼るしかないのだ。
白タクといってもバンコクや日本と違ってプーケットでは正当な交通サービスのカテゴリーに入っていると思う。トゥクトゥクも気軽に使える真っ当な乗り物として通っていて、値段は白タクと同じくらいで交渉(200B〜)となる。勿論バスも走っているがバンコク市内に比べれば程遠い本数の少なさで、山の多いプーケットでは信じられないノロノロ運転になってしまう。

旅行会社で手配してもらったエステの送迎をアレンジしてもらい、カマラベイテラスリゾートからエステに寄り更にシューティングレンジへ立ち寄った上でエバソンへ送ってもらう事にした。
雨がしとしと降る中、先ずはエステ。サロンに到着すると受付でハーブティーが出される。

係「オイルマッサージで使うアロマオイルを、この3種類の中から選んでください。」
い「ジャスミンと○▽と%#だって。」(2つの名前は忘れた)
Z「匂いを試してみていいかな。」
係「どうぞ。」
い「ジャスミンがいいんじゃない?」
Z「そうだねー。じゃあ、ジャスミンで。」

その後、部屋着に使う大きな布を渡されて先ずはスチームサウナ。サウナに入ると『むわんっ』とした空気に包まれ、頭がボーっとしてくる。ちょっと経つと女の子三人組が入ってきた。全員日本人だ。そういえば受付で待っていたカップルやグループは全員日本人で、ここはどこだ??と思ってしまう。
サウナの後は水浴びをしていよいよマッサージ。最初に選んだジャスミンのアロマオイルを全身に塗りたくられ、モミモミモミモミ。いつものタイ古式マッサージもいいけど、オイルマッサージもなかなか気持ちいい!
足の指先から両足・お腹・両手・頭、隈なくモミモミ。その後は洗髪とネイルで終了。このスパには一人ニューハーフの方がお勤めだ。洗髪の後のネイルケアでは、彼女(彼)がそれは見事な手さばきでマニキュアを塗ってくれる。その後は濡れた髪をブローして終わりなのだが、他に並んでブローしている担当者に比べて、彼女(彼)が一番上手なのだ。横に座ってブローされている女の子なんて、髪を無理に引っ張られてドライヤーをあてられ、痛そうな顔をしている・・・・かわいそー。
私が思うに、ニューハーフのかたは普通の女性以上に身だしなみや『美』に対して意識(執着?)しているので、このようなサロンでも一番センス良く上手に仕上げてくれるのだ。もし男性客が来れば、マッサージは彼女(彼)が担当するだろうし、勿論女性客でも違和感は全くない。日本ではまだニューハーフの方が社会的に認知されるには程遠く、結局は職も限られているように見える。美容サロンなどの業界は仕事の内容を考えても彼女(彼)らの特性が生かせるし、その業界以外でももっと普通に道が開かれればいいのになぁ、と思う。

全部終了後は最初の受付に戻り、お会計。今回はタクシーを寄り道アレンジしてもらったので通常料金の300Bアップ、800B/台とエステセット料金2000B/人なのだが・・・・あれ、タクシーが500Bになってる。
これはサービス?ではなくて、絶対にタイ人だから細かい所を忘れているに違いないのだ。得しちゃったわっ。

その後、エバソンプーケットまで道のの途中にあるシューティングレンジに立ち寄り、Zさんは腕試し。私は大きな音が大嫌いなので、防音耳あてを付けて遠巻きに観察する。以前パタヤに行った時も同様で、私は挑戦しなかった。
しかし22口径位の銃なら女性でも問題ないらしい。
Zさんはトレーナーのお兄さんの説明を聞き、お兄さんが先にお手本を示した後に的に向かってトライ!日本人なんて、こういう機会以外に人生の内に銃を撃つことはないだろう。肩への衝撃が思いのほか強かったようで、Zさんは標的に上手く当らない。何発か撃つと流石に数発は的に近くなってくるようだ。韓国人やアメリカ人なんかは従軍する人もいるので、シューティングレンジで見かける人は構えも割と様になっている。

Z「いまむぅはやらないの?」
い「――いいや。」

シューティングを後にして、いよいよエバソンへ向かう。運転手の方は気のいい感じのタイ人のオジサンで、色々説明をしてくれる。

運「いまぞろぞろ歩いてきた作業服の人たちは、ブーマーなんだ。」
い「ブーマー?」
運「そう、ブーマー。この先にある工事現場でみんな働いているんだ。大きなショッピングセンターができるんだよ。」
Z「ブーマーって何?」
い「なんだろ。ブーマー・・・。」
運「ブーマー、ピープル フロム ミャンマー。」
い「ミャンマー人か!!」
Z「ミャンマーから来てるんだ。」
い「安い労働力なんだろうね。だから、北部の国境で密入国ミャンマー人の取り締まりしてるんだよー。」(以前いまむぅは警官にミャンマー人と疑われた。)
Z「それにしても大きい工事現場だね。」
い「そうとう大きなショッピングセンターだねぇ。」

日本に労働の場所を求めて海外から密入国する人がいるように、タイにも周辺の国から労働者が流れ込んできている・・・それだけタイの国力があるという証明だろう。

エバソンプーケットに到着すると日本人スタッフが出迎えてくれ、スムーズにチェックインする事ができた。とにかくこのホテルは建物が美しい!レセプションや庭園、池、お部屋、部屋の調度品、全てにおいて清潔で輝かんばかりの美しさである。色調はナチュラルなアイボリーの壁にビビットなオレンジ・赤・パープルがアクセントとして使われており、洗練されまくっている。宿泊客はほとんどが日本人で
それはちょっとウンザリかなぁ。
市街地から離れているのを考えると、このホテルを使うにはパッケージツアーの方が良いかもしれない。

ホテルからシャトルバスを往復で予約し、夜はパトンで軽い夕食をとる。その後はムエタイリングが中央に置いてあるバーでちょっと飲む事にしたのだが、ムエタイの試合が終わるごとに選手が各テーブルを回り、チップをせがむのがかなり嫌な感じだった。まぁ、ショーとはいえ間近でムエタイを見られるので仕方ないのだが。

プーケットは他のタイの街と何もかも違うので、困惑気味ないまむぅなのだ・・・。



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