それ行け!OLバックパッカー

マレーシア編


スターバックス・ラテ

お腹が超満タンになってしまったので、とりあえずどこかに座りたい・・・・そうだ、ネットカフェに行こう。ブキッ・ビンタン通りに面したビルの2階にネットカフェを見つけたので早速入る。値段は、4RM/hだ。さっきのカレー6RMと比べるとなんだかえらく高い値段のように感じてしまう・・・。
ゆっくりメールをチェックし、お腹も落ち着いてきた所で外に出る。まだお昼の強い日差しが残っている。今夜はマレーシア最後の夜、そして私の旅の最後の夜。ハードロックカフェでピンバッジを絶対に買うんだっっ!と思ってお財布を見ると、ちょっと心細い。ドリンク代やタクシー代を考えるとほんの少し足りないような気がする。
え〜〜〜い、また両替してしまえっ!!と勢いづくものの、10$だけを両替する事にした貧乏性な私・・・。早速銀行の両替窓口へ向かう。

銀行員「え〜と、ここに滞在ホテルを記入してください。」
い「ホテル・・・コロナインです。」
銀「あ〜、コロナインね。」(←安い所ね、みたいな雰囲気)
い「10$お願いします」
銀「10$!?なんでたったの10$なの??」
い「明日、日本に帰るんです(大きなお世話じゃいっ)。」

懐にほんのちょっと余裕も出てきたので、大好きなスターバックスでコーヒーを飲むことにしようかしら♪スンガイ・ワンプラザのブキッ・ビンタン通り沿い一階にオープンテラスになったスタバがあるのだ。私の辞めた会社の本社ビルにもスタバが入っていて、本社にいる時は必ず一日一回はスタバに行っていたのだ。フラペチーノが美味しいのよね・・・・。
カウンターに行き、アイスラテを頼む。

お兄さん「こんにちは。ご注文は?」(←眩しい笑顔)
い「アイス・ラテを1つ」
お「8.65RMです。」
い「――はい。」(モタモタしながら小銭を差し出す)
お「・・・え〜と、それじゃ足りないな・・・。」
い「あれれ、コインっていうと・・・」(と、持っているコインを眺める)
お「そのコインと、これで、はい、OK。ちょうどだね。キミ、どこからきたの?」
い「日本から。でも、明日帰っちゃうんだ。」
お「そうなんだ、残念だね。マレーシアはどう?」
い「みんな親切だし、いい国だね。」
お「またおいでよ。」
い「トゥリマカシ☆」(有難う)
お「サマサマ!」(どういたしまして)

なんてイイカンジのお兄さん(私よりは確実に年下だけど)なんだ!!楽しい・・・けど、今日が最後だわ。ううううっ。
ラテを飲みながら椅子に座っていると、今までの旅が走馬灯のように頭をよぎる。心細かった出発、楽しかったタイ、怖かった(!?)ヴェトナム、物価はやや高いけど綺麗なマレーシア。沢山の人に出会って、助けてもらって(たまに騙されながらも)ここまでやって来れたな。明日の朝には飛行機に乗って日本へ向かうなんて、現実味が無い。

オープンテラスには大きなファンが取り付けられていて、白い水蒸気と共に清清しい風を送ってくれている。美しく並べられた観葉植物の緑が揺れている向こうでは、ブキッ・ビンタン通りを歩く人たちが見え、ぼーっと眺めているだけでも飽きないし、とてもリラックスできる。
さっきの昼食のカレーがジュース代入れても8RMだった事を考えると、スタバはかなりの贅沢コーヒー(8.65RM)だな。世界共通価格か。お客は外国人が多いけど地元の若者も結構居る。ということは、マレーシアの賃金もなかなか水準が高いということなんだなぁ・・・・。

あー、明日で本当に私の旅が終わってしまう。

お兄さん「どうかしたの?」
い「!?」

声のした方を振り返ってみると、さっきのカウンターにいたお兄さんが友人らしい人たちと休憩している。

お「どうかしたの?」
い「いや、なんでもないけど・・・。」
お「何か、トラブルでも抱えているような悲しい顔していたから。」
い「有難う、本当になんでもないの。」

やさしいねぇぇぇ〜〜〜。相当悲しい顔しているんだろうな、私。
悲しいのは悲しいが、本日は最大のイベント、ハードロックカフェが待っているではないかっっ!!!頑張れ、いまむぅ。

もうこうなったら、かなり気合を入れて最後の夜をはしゃぐしかない。よ〜〜〜〜し、待ってろよぉぉぉぉぉ。



HRCクアラルンプール

ゆったりとコーヒーを飲み終わってひとまずホテルへ戻る。夕暮れに差し掛かってきたクアラルンプールは私にとってこの旅最後の街であり、そのせいかとても寂しく感じてしまう。部屋に戻って荷物を降ろし、ちょっと休憩。ころあいを見計らって、いよいよハードロックカフェへ行くのだ☆

さて、ようやく暗くなってきたぞ。そろそろ身支度をして出発する事にしよう。水玉のワンピースに昨日買った黒のカーデガンをはおり、足元も新品の可愛いベージュのサンダルに履き替える。そして、試行錯誤してパスポートとか現金・カードを詰め込んだピンク色のポシェットを肩にかけたら・・・きゃ〜〜〜っ、可愛い、かも!?
今日は旅の最後の日、特別な夜なのだ。お祭り最終日のような気分でホテルを出る。

外はいい感じに涼しくなっていて気持ちいい。サンダルでペタペタ歩いていく。本当ならタクシーに乗って行きたいとも思ったが、懐もやや寂しいしタクシーに乗るのがちょっと怖かったので、お昼に歩いたKLタワーへの小道を歩く事に決める。途中、24時間オープンのレストランを通り過ぎたのだが、お昼と違って活気に満ちている。
大通りまで辿り着き、その交差点の先に憧れのHRCを確認。ふふふふ・・・・。色々な意味で、ようやくここまで辿り着いたわ。

コロナホテル1階にあるHRCの正面入り口に到着したのだが、赤いお揃いの服を着た人たちが沢山たむろしていて入れない様子。聞いてみると『入り口はあっち』だそうで、言われた通りに右手の地味な入り口に回ってみる。と、そこには列ができていてこちらが入り口となっていた。列に並んで順番を待ち、入り口まで進む。『Food? Drink?』といつもの様に聞かれ『飲むのよっ!』と答えるとドリンクメニューを見せられ、この中から1つを選べという。う〜ん、お財布の事も考えて・・・・ビールでお願いします。ビールを受け取って中に入る。(ちなみにワンドリンクはどれでもよかったみたい。他のにすれば良かった。)

店内はすでに人が沢山座っていて、なかなか場所が無い。掻き分けて空席を見つけ座って飲み始めるいまむぅ。一人で飲むのはやっぱり寂しいな。

お、いよいよバンドのお出ましだ!!これを楽しみにしていたのだよ☆
女性・男性のボーカルを従えたバンドは期待通りの素晴らしい演奏だ。でも―――HRCバンコクの『TELEFON BAND』とどうしても比べてしまって、何となく物足りない・・・何が足りないって、そりゃ、マンディーがいないから(笑)。
HRCに出演するバンドは安心して聞いていられるから、ドリンク代でライブを楽しめるなんてとても嬉しい。このバンド(名前は忘れた)は最新ヒット曲を多めに演奏しているようで、私には分からないのがたまにキズ。時々知っている曲が流れてくるとウキウキするんだけど。ゲストハウスに置いてあるテレビではMTVが見放題なので最新ヒット曲も耳慣れてきた所ではあるが、バックストリートボーイズ、シェキラ、ピンク、ニッケルバック、ノー・ダウト・・・新しい曲で知っているのはそれ位かな。

1杯目のビールがお腹に浸透してトイレに行きたくなってきた。せっかく座った席が取られたら嫌だなぁ、と思うけど我慢できずにお手洗いへ向かう。相変らずお手洗いも込んでるねぇ。
すっきりして戻ると・・・やはり私の席はなくなっているよぉぉぉぉ〜〜。こういうとき一人っていうのは面倒くさいね。周りを見てみると、不良中年白人と若いアジア人女性のカップルばかりで、目も当てられないほどベタベタしている。年を考えろよっ(怒)。
自分のオヤジ世代だと思うとキモチワルイ。でも、反対にこの年でまだまだそれですかぁー――って感心したりして。ふっ。

バンドの演奏が中休みになり、ホテルの正面入り口から沢山人が入ってきた。さっきの人たちだ。どうやら旧正月特別イベントで、獅子舞とか踊りとかが企画されたようだ。でも、よく分からん。
何とか空いているカウンターの席を確保してもう一杯ビール(13.80RM:高い!)を頼む。酔いが回ってきて、何となく上機嫌になってしまうなぁ。


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