渡されたパンフレット(日本語)も見つつ、案内スポットに立ち、ヘッドフォンからの解説を聞く。 解説「前方に見える、双子のように立つ高いビルがペトロナス・ツインタワーです・・・・」 と、詳しく歴史や文化も交えて景色を説明してくれる。便利なシステムだ。人件費もかからないし――でも、年配の方にはちょっと難しいかもしれないな。あっ、件のハードロックカフェも見えたぞ★今夜は待ってろよ♪えーっと、私の泊まっているホテルはあっちの方で・・・・楽しいわー。 フロアには世界のタワーの高さ比較が出ている。自由の女神、エッフェル塔、東京タワー・・・より、KLタワーの方が高いらしい。ほんの数十年前はスズ産業だけが国の支えだったというマレーシアが、多人種・多宗教の壁も乗り越えて東南アジアから先進国入りを果たした(と言っていた)。その政策はルックイースト=Japanにならえ、だったという。その日本は今・・・お恥ずかしい限り。 展望台から見える街並みは超近代的ビル群。数十年前は何も無かったなんて信じられない。 一通り見たので下へ降りよう。エレベータに乗り、またあっという間に地階へ着いた。出た外はさっきより熱い・・・この中を下まで歩いていくのはしんどいなぁ。 タワーの正面には綺麗な広場が整備されていて、噴水やベンチ、植物が日の光に輝いて美しいのだが、灼熱なのでだ〜〜〜れもそこには居ない・・・・と思ったら白人のオッサン(観光客)がサングラスに短パンだけで花壇に寝転がり、新聞を読みながら日光浴をしている。オッサンの肌はもう真っ赤じゃないか。でも、気持ちは分かるような気もする。ちょうどおっさんの居る所くらいまでタワーから離れるといい写真が撮れそうなので、タワーを撮ってみようかな。 撮ったはいいものの、KLタワーの大きさには負けた。写真には収まりきらない(泣)、あわわわ。やむなく2枚に分けて撮ってみた。せめて雰囲気だけでもっ。 写真を撮り終えると、さっき登ってきた坂道を下っていく。日差しが暑い、というか痛い。ひとまずはホテル方向へ戻ってお昼ご飯を食べよう。 |
ホテルへ一度戻り早速お昼ご飯。今日こそは近くの食堂(屋台)街に入るぞ!と気合を入れたものの、いざ通りまで行くと地元の人の熱気に押されて飛び入ることが出来ない。う〜〜〜〜〜ん、どうしよう。かといってまたレストランに入るというのも味気なくてつまらないし。 どうしようどうしよう――と歩いていくとまた突き当たりのT字路に出てしまった。あいたた・・・・右に行くとブキッ・ビンタン通りなので左に行ってみる。ちょうどT字路の左角のあたりに、半地下になったインド料理レストランを発見!!(ヴェトナムに引き続き、またインド料理) そ〜〜〜っとお店の中を覗きこんでみると、半地下のオープンになった店内に惣菜が並べられていて、インド人という感じの店員がいる。――っは。目が合ってしまった。 お店のオジサンは私を見つけ、『おいでおいで』と手招きをしている。こういう時はすんなり入った方が案内もしてくれるかな・・・と思い、誘い込まれるままに階段を降りて店内へ入る。お店の中はいい匂いだ☆ い「どうやって注文するの?」 オジサン「このトレーに入っているカレーとか、選べばいいんだよ。」 い「う〜ん。どれがいいかな・・・」 オ「これはチキン、これは魚、これは野菜。お魚なんてどうかな?美味しいよ。」 い「じゃあ、お魚お願いします。」 オジサンは私に席を案内してくれ、座るとお皿に盛ってカレーを持ってきてくれた。 早速食べてみる。おーいしぃ〜〜〜☆オジサン、有難う! 暑い国で食べるカレーの味は一段と美味しい。汗をかきかき食べていると、さっきのオジサンが壁の上方についている扇風機を私のほうへ向けてくれた。あ〜〜〜いい風、気持ちいい〜〜。その親切にとても心が和む。 後から入ってきたお客さんは、大柄な黒人さんの4〜5人グループ。何か注文に手間取って文句を言っている雰囲気だ。怖いよ〜〜。他の店員さんも集まってきて・・・・なんだろう。ま、関係ないか。 と思っていると偉そうな人(インド人?)が入ってきた。手には葉っぱで包んだおかずのようなものを持っている。彼を見るなり先程のオジサンはお水を持ってきたり、さっき私に向けてくれた扇風機をまた彼の方へ向けたりとこまごま動いている。どうやらここのオーナーのようだ。 私の前に座っている彼を観察していると、彼は持ってきた包みを開け始めた。中から出てきたのは・・・・ご飯とカレー。カレー屋なのにカレーって――。 で、スプーンなどは使わずに器用に素手で食べ始めた。うわ〜〜、初めて見たよ。本当に上手い事指を使って、カレーをかけたご飯を少しずつまとめて口の中に持っていっている。口に運ぶというイメージよりは口の中に放り込むという感じだ。私にはできそうにないねぇ。 私が食べ終わってゆっくりしていると、さっきのオジサンが私のほうへやってきて『おかわりは?』と聞いてきた。お腹は充分だったけど何となく『お願いします』と言ってしまい、さらにカレーが盛られてきてしまった。うううう〜〜。で、それも食べるとまたオジサンがおかわりをもって来そうになったので、さすがにお断り。わんこカレー!? ようやく食べ終わって落ち着いていると、オーナーらしき人が立ち去ってオジサンがまた扇風機を私の方へ戻してくれた。『悪かったね』というような表情をしている。いいよ、いいよ、オジサン。雇われの身はどこでも辛いものさっ。 ところで私が食べたこのカレーはいくらなんだろう??急に不安になってきた。おかわりしちゃったし・・・実はオジサンは悪徳店員で、ぼったくられてしまったりしないよねぇ。 前方に目を向けると壁にメニュー表が張ってあるのを発見。それを見ると・・・・なんだ、大丈夫そうだ。カレーだけじゃなくて注文すればナシゴレンなんかもあったみたい。 い「すみません、お会計。」 オジサン「8RM。」 い「!!(安っ)」 なんて庶民派なのぉぉぉぉ〜〜。内訳は、カレー6RM、オレンジジュース2RMだ。オジサン、色々親切にしてくれてありがとう☆ オ「またおいでよ〜。」 い「ゴメンナサイ、明日はもう、日本なの。」 オ「そうか、残念だね。」 い「帰りたくないよー。」 惜しみつつレストランを後にする。 でも、心がポカポカだ☆ |