それ行け!OLバックパッカー

マレーシア編


偶然なのか!?

翌日。

さあ、今日も一日頑張ります☆
私の旅もいよいよクライマックス。今日の夜を越えたら、日本に帰らなければならない。あ〜〜〜、帰りたくない!!でも帰らないと・・・・(泣)。
なので、本日の最初のお仕事は明日の空港までの足を確保する事。タイ・ヴェトナムで経験したのと同じように、市内から空港までタクシー以外に何か安い交通手段があるはずだっっ、と信じて情報を収集する。実はこのホテルに備えてある観光客向けの数種類のパンフレットの中に「エアポートバス」の案内が出ていたのだ。それを見逃すいまむぅではないっっっっ。

バスは大きなターミナルから発着していて、そこまでは何かの手段で行かなければならないようだが、もっと詳細に読んでみると滞在しているホテルまでミニバスで迎えに来てくれるらしい。おお、これは便利。
だがしかし。その予約の連絡はどうやってしたらいいのか??英語で電話っていうのは、私にとって結構高いハードルなのだ。でもこうなったらやるしかない。
フロントのインド人女性に『ここに電話したい』と言うと、そこの電話でダイヤルし始めた。『おっ、これはこの人が全部手配してくれるのでは!?』という淡い期待を抱いてみたものの、電話がつながるとすぐ私に受話器を渡してきた。ああああ・・・・まあ、安いホテルだから泊まる以上のサービスを求めてはいけないのね――。

い「あのー、エアポートバスに乗りたいんですけど、送迎してくれますか?」(以下英語)
係りの人「あー、はいはい。いつですか?」
い「明日の朝、△時です。」
係「ホテルはどこですか?」
い「コロナインです。」
係「お名前は?」
い「いまむら ゆみ です。」
係「お〜〜〜、コロナインの、ユミさん!私、アナタをそのホテルまで送って行きました!」
い「!!!あ〜〜〜、運転手さん!?え?タクシーの運転手なんじゃないの?」
係「そうだけど、会社が同じで、オフィスにいたり運転手したりしているんだよ。」
い「へー、そうなんだぁ。」

なんか、凄い展開だわ。

い「よく覚えてたねぇ。」
係「そりゃあ、覚えてるよ〜〜。だってとっても可愛いから!!」
い「あ、あああ、どーも・・・。」
係「ところで、市内観光は満喫した??○△公園とか、#*とか、%@とか行った?」
い「いや、行ってない。」
係「え〜〜、もったいないよ。じゃあ、迎えに行くから僕が案内してあげるよ、ね?」
い「いや、いいですぅ・・。」
係「なんで??夜でもいいし、案内するから。」
い「いや、でもいいから、有難う。」
係「う〜ん、残念だねー。」
い「とにかく、明日の朝のバスの件、お願いしますね。」
係「OK。じゃあ、明日会いましょう。」
い「明日あいましょう〜〜。」

旅って面白いわ。

そんなこんなでとにかく朝の内に明日の手配が終わったので、今日はKLタワーに向かって出発!!



KLタワーへ

先ずお金が無いので近くの銀行へ向かい両替を済ませる。今夜のハードロックカフェ代と、お土産代ね。
その足で初日に下見をしたスンガイワンプラザに行き、子供服売り場に直行。赤ちゃんの肌着を選ぶ―――のだが、もう全てが可愛くて買いたくなってしまう☆
その上、姉のお腹にいるベビーが男の子か女の子かわからない。どんなデザインにしようか、色は何色か、でも赤ちゃんは男だろうと女の子っぽい物も着せられるし・・・・選びきれないっっ。結局、当り障りのない柄の入った肌着上下をGET。

そしてKLタワーに向かうのだが、昨日KLタワー入り口があると信じて歩いたのに入り口が見つからなかったので、今日は違うルートで向かうことにする。細く入り組んだ道だけど、地図を頼りに歩けば何とか辿り着けそうだ。
ホテルを出てすぐに左折して、ちょっと上り坂になった小道を歩く。大きなマンションが立ち並んだ住宅街を抜けていくと、屋台やレストランが立っている。やや大きめのレストランには「24H営業」の表記が有り、夜まで人が出入りできるこの街の安心感が伝わってくる。こんな小道は外国人があまり通らないのか、周りの目線を感じつつ歩く。
ラジャ・チュラン通りにでて左折するとピカピカのオフィスビル街。航空会社の入ったビルや、大手保険会社をはじめとした日系企業の入ったビル、ショッピングビル・・・が立ち並んでいる。今はちょうどお昼時なので、それぞれのオフィスからお財布を持ったサラリーマン・OLさんがぞくぞくと出てきて、楽しそうにレストラン街に入っていく。見知らぬ国で日本人のサラリーマンを見るというのは変な感じだなぁ。

ラジャ・チュラン通りを渡った交差点の所にKLタワー入り口らしい看板を発見。やっと辿り着いたか――遠くからは良く見えるのに、辿り着くまでエライ道のりだった。やっと到着だわ☆
と思ったのもつかの間、これまたスンゴイらせん状の急な坂道を登らにゃイカンことが、坂道を半分くらい登ってから気が付いた。何てこった!!しかも日が更に高くなってきて超暑いっ。下の坂道の入り口で待機していたタクシーの意味がよ〜く分かったわ・・・(泣)。でも後には引けず進むのみ。前方に白人さんの観光客が1組見えるだけで他に歩いている人はいない。しかもツアーのバスが私をどんどん追い越していく。
なんとかゲートをくぐり、脇の階段を上ってタワーの正面に出た。

でかいっ。なんだこりゃ。

見上げると天に届かんばかりのKLタワー。小高い丘の上に建っているからなおさらその姿は威厳があるように思える。ここで既に日差しがジリジリ痛くなっているので、そそくさと入場しよう。ゲート右手のデスクでチケット(15RM:外国人料金)を買う。団体客の隙間をみてエレベーターホールへ歩いていく。乗り込んだエレベーターはあっという間に展望台まで私を運んでくれる。
暗いエレベータの扉が開き、パッと飛び込んできた青い空!360度ガラス張りの視界は限りなく広い〜〜。気持ちいいわぁ。
人の流れるままに進んでいくと、扉を出た所に係りの人が沢山待ち受けている。なんだろ?

係りのお兄さん「ウェルカム!何語のガイドが良いですか?」
い「え??」
係「何語?英語?」
い「日本語。」

と言って、脇のスタンドに沢山つるされているヘッドフォンから一つ選び、渡してくれた。なんだ?

係「これは、それぞれの場所に立つと自動的に解説してくれるものなのです。」
い「おー。(すごいわ。)」
係「キミ、かわいいね。日本人?」
い「日本人だよ。」
係「一人?」
い「そう。」
係「いやぁ、カワイイっ!」
い「あ、どーも。」

明るいお兄さんにそう言われてついつい嬉しくなってしまったいまむぅ。
マレーシアって、ス・テ・キ♪



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