それ行け!OLバックパッカー

タイ〜タイ人オトコはジゴロなのか!?


HRC1−2

今日は肩掛けのバッグを持っているので、これも邪魔なのよね。しかも一人だと荷物を置き去りにする事も出来ず・・・一番の悩みどころだ。お手洗いに行っている間に席(場所)が無くなってしまうし。
因みに1階のお手洗いはいつも混んでいて、たまに故障するので、3階のお手洗いに行くことにしている。酔った頭でなんとか階段を上って辿り着くのもちょっとシンドイかな。まあ、3階のお手洗いの方が広いし数も多いのでゆっくりできる。

2ステージ目も終わると、JOEさん・マンディが話し掛けてきてくれた。

JOE「やあ。あれ、一人?友達は?」
い「ホテルに帰りました。」
M「明日早いから帰ったんだって。」
J「そうなんだー。ところで、チェンマイの寝台列車は切符取れた?」
い「はい!!取れました〜〜。色々親切に調べてくれてありがとうございました!」(覚えてくれていたんだ・・・本当、ありがたい)
M「チェンマイに行くの?僕、昔住んでたんだよ。」
い「へー、そうなんだぁ。行きはね、寝台列車で行くの。楽しみ。」
M「え、何で列車なの?すっごく時間かかるのに・・・飛行機ならすぐだよ。」
い「うん、そうなんだけど、今回は列車の旅をしたくて。帰りはエアアジアで帰ってくるよ。」
J「今日はどこに泊まっているの?」
い「パトゥンワン・プリンセス。ここから近いから。」
M「ああ、パトゥンワン・プリンセスね。友人が働いてるよ。」
い「ほー。」(あのレセプションのお兄さんじゃないよねぇ・・・まさか)
M「じゃあ、今日は終わったら僕の車で送っていくよ。」
い「え!?ホント??ありがとう☆」

まじでまじで??今までJOEさんに送ってもらってて、JOEさんはリーダーだからそういうのを一手に引き受けてくれてたのだとばかり思っていたのだけど。うひゃあ、本当にマンディに送ってもらえるのだろうか・・・。

「立ってたら大変でしょ、あっちの席に行ったら?あ、ビール飲む?」と言って、マンディはテーブルに案内してくれて、ビールもご馳走してくれる。
お手洗いの近くのテーブルに座ると、ちょうど横のテーブルでKINGがオジサマと話している。

K「やあ。楽しんでる?」
い「楽しいよー。」

マンディもやってきて、KING・マンディ・隣のオジサマが話しはじめた。何かちょっと語調が強くなったりして、真剣な話をしているのか??タイ語だから分からないけど。オジサマはデップリしたチャイナ系の人で、HRCの大きな手提げ紙袋を沢山置いている。

K「彼はね、ぼく達の大口顧客(big customer)なんだ。」

と言ってKINGは私を彼に紹介してくれる。どうも〜っと普通に握手すると、KINGはワイングラスを取り寄せ、置いてあった赤ワインを注いでこちらによこしてくれた。

「乾杯!!」

何に??カンパイなんだろうか・・・。うーん。
ひとしきり話が終わると、オジサマは帰っていき、マンディ・KINGも次のステージの準備に戻っていった。

話はちょっと変わるが、HRCにいると色々とうごめく人間関係を見られる気がする。ちょっとダークな部分というか・・・。
今まで何度も紹介している通り、HRCにはタイ人女性がお仕事(売春)しに来ていて(全員ではないだろうけど)、それ目当ての欧米〜中東の男性が腐るほどいる。タイ人女性達は上手く彼らに近づいて最後はラブラブな感じになっていくのだが、ここには何か組織的なものを感じる。(実際そうなんだろうけど)
というのは、ある中国系のヒョロッとしたメガネのオジサンがいつもいて、彼女達と話をしている事がある。このオジサンはHRCの店員でもなく、音楽を楽しむでもなく、じ〜っと店内を観察したり他のオジサンと話をしたり、お酒片手に店内を歩いていたりする。

ここ数年私は毎回このオジサンを見かけるのだ。なんか暗い部分だけど、このオジサンが一役買っているのではないかと思う。(私服警備員、という事もないだろうし)
HRCにしても、単純に音楽とお酒を楽しんで欲しいから商売行為は困る、というスタンスではなくて、”まぁこれも客寄せの重要なキーだ”と思っているようだし。

TELEFON BANDの位置付けは分からないけど、HRCにいると周りでなんとなくそういう暗い(?)人間関係の匂いを感じるので、あまり怪しい部分には踏み込まないように、深入りをしないように心がけている。楽しかった事が、ある事実を知った事によって急に幻滅してしまったら本当に残念だと思うからだ。

そうこうしているうちに、3ステージ目が始まった!!わわわ、座っている場合じゃないよー。でも荷物邪魔だし・・・。ジーンズのポケットに有り金とデジカメを詰め込み、バッグはテーブルに置いておこう。他に金目のものは入ってないから。
マンディにご馳走になったハイネケンを片手にステージ前へ進んでいく。

以前は2ステージに分かれていたんだけど、今は3ステージになったのね。で、KINGが歌う曲数が減って、BOYが歌う事が多くなった。LINKIN PARKなどのシャウト系はKING担当のようだ。まあ普通に考えて、毎日数時間1人で歌いまくっていたら喉がもたない。練習もするだろうし。
KINGの話し声は凄くハスキーで、”歌いすぎ”というのがよく分かる。だからBOYが入ったんだろうなぁ。

横目で荷物を置いたテーブルを見てみると、他のグループ客が座ろうとしていたので”すみませんねー”と、ソロソロ〜っと取り返してきた。ステージ前のカウンターの荷物掛けも既に一杯だし困ったな――カウンターの足元に強引に置かせてもっちゃおーかな・・・。”いいですかねぇ〜”と、席に座っている白人男性に合図すると”いいよ、置きなよ”と快諾してくれた。助かりました。

最終ステージはCANDYさんがカウンターに上って踊ったり店員さんも踊ったり、大盛り上がりで幕を綴じた。
私はマンディに2本のハイネケンをおごってもらい、計3本飲んでしまった・・・。普段のマックス量をはるかに超えている。
頭は音楽とお酒でクラクラ〜っとしている。思わずステージに寄りかかって座ってしまう。


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