それ行け!OLバックパッカー

タイ〜タイ人オトコはジゴロなのか!?


期待を裏切らないAirAsia

空港の入り口を入ると、ややこじんまりした感じのロビーに沢山の人が荷物を持ってウロウロしていた。チェンマイは地方空港ではあるものの、人の出入りはかなりあるようだ。
AirAsiaで予約した時に表示されるチケット番号のページをプリントアウトしてきたので、それを手に持って電光掲示板を確かめようと歩いていく。

大きな荷物を持って電光掲示板の前を行ったりきたりしている私が相当目に付いたのか、インフォメーションのオッサンが声をかけてきてくれた。

オッサン「どこの飛行機に乗るの?」
い「エアー・アジアです。」
オ「エアー・アジアね、えーっと、ここを真っ直ぐ行って右の方にチェックインカウンターがあるから、そこで手続きできるよ。」
い「ありがとうございます。」
オ「日本人?」
い「そうです。」
オ「カワイーネー。」

なんだか、本当にインフォメーションの人なのかどうかすら怪しい・・・オッサン。ノリが軽すぎるぞっ。

言われた通りに進んでいき、チェックインカウンターを覗いてみるが、全然エアーアジアの表示が見当たらない。およよ。オッサン、大丈夫か??
カウンターが開く2時間前よりまだ早いので、もう少し待ってみようかな。でもまたあのインフォメーションカウンターの前を通って行くのも気まずいしなぁ。

そうだ、郵便局に行かないと!ハガキを差し出すのだ。
と思い立ってまたウロウロしていたら、さっきのオッサンがやってきた。

オ「エアアジア、まだカウンター開いていないみたいだねぇ。」
い「・・・・。あのぉ、郵便局はどこですか?」
オ「ここを真っ直ぐ行って左だよ。」
い「ありがとう。」

オッサンは休憩時間なのか、どこかにフラフラ〜と去っていった。郵便局は本当にむこうにあるんでしょうねぇ〜〜、もーっ。
空港内の表示を確認して郵便局へ向かって矢印どおり辿っていく。空港の端っこの方に小さな郵便局の窓口があった。
中に入ってすぐの中央に、番号札が置いてあるので、よく解らないけど札を取って椅子に座る。窓口には他のお客さんがそれぞれの用事で立っている。一人の手続が終わるとカウンター右脇のモニターに番号が表示され、その番号札の人が窓口に行っている。日本のシステムと同じね。

15分位待つと私の順番が回ってきた。番号札と差し出すハガキを2通、係りのオジサンに渡す。『エアメール?』と聞かれたので『そうです』と答えると、料金を言われ(1通20Bそこそこだったかな)支払う。
日本の郵便局では差出も郵便局の方がやってくれるが、ここでは切手とハガキを返されたので、自分で切手を貼って隣にある差し出し口に投函する。

よし、これで一つの仕事が片付いたわ。

まだまだ時間は余っているので、ロビーの中を少し歩く。が、荷物が多いのですぐに諦めて2階に上がり、ベンチで暇を潰すことにする。
ベンチの前にはモニターがあるので、チェックインの状況がすぐ分るしね、ここなら安心だ。

ようやくカウンターが開く時間になったが、モニター表示は変わらない。おかしいなぁ、エアアジアのルールでは2時間前からチェックインして、45分前にはカウンターが閉まるって書いてあったんだけど・・・大丈夫かなぁ・・・。
私のベンチから下を覗くとチェックインカウンターが見渡せる。プーケットエアー、バンコクエアウェイズ、ノックエアー、それぞれの表示があるものの、エアアジアは見当たらず。
ううううう、本当に乗れるのだろうか?

モニター表示はチェックインの表示に変わらない。いつまで待てばいいのよっ。
やばい、また不安になってきた(涙)。

暫く待っても状況は変わらないので、ちょっと下に降りて行ってみよう。
重い荷物を持ち直し、1階に戻る。
最初、オッサンに言われた辺りまで行くと、エアアジアのカウンターを発見!!
しかもチェックインしているじゃないですかっっ。どーいうことよーっ。

荷物を検査してもらってチェックインカウンターへ急ぐ。いつのまに開いていたんだろう――ま、いっか。
係りのお姉さんに、プリントアウトしてきた予約番号の紙とパスポートを渡す。荷物は預けないので搭乗券を受け取るとそのまま出発ロビーへ向かう。

この搭乗券がまたオドロキ!!こんなの見たこと無いよ・・・。噂ではレシートみたいな感熱紙だと聞いていたのだが――ただの紙切れじゃないすかぁっっ。
(*国際線はレシート仕様の搭乗券で、国内線はこの紙仕様らしい)

氏名の所は当初別の名前が書いてあったらしく、マジックで黒く塗りつぶされている。その上に私の名前が切り貼りしてあって、それをセロハンテープで止めてあるのだ。番号などは全てスタンプ。
わお。

AirAsiaはとにかく安い事を売りにしていて、大まかな内容は下記の通り。
 ・機内食/ドリンクなどのサービスなし
 ・機内雑誌もなし
 ・座席シートはカバーなし
 ・自由席
 ・次の乗り継ぎ便への保証なし
 ・チケットは価格変動性
 ・トランジットカウンターでチェックインできないらしい
 ・でも、とにかく安い!!!
今、東南アジア各国を結ぶ路線で格安戦争が勃発している。
 マレーシア拠点:エアアジア
 シンガポール拠点:タイガーエアー
 タイ拠点:ノックエアー(タイ航空の子会社)
というのが有名なところだろう。エアアジアよりノックエアーの方がサービスが良いとは聞いたが、まあ、コチラとしては安ければ内容は問わない。

今回のチェンマイ―バンコク間(片道)の値段は”499B”。従来のタイ航空料金では約2000B位するだろう。しかも、行きに乗ってきた寝台列車の切符が700B弱だった事を考えると・・・・破格。マンディーが「何で飛行機で行かないの?」と言っていた事も頷けるだろう。

この搭乗券が余りに衝(笑?)撃的だったので、記念に1枚写真を!と思い、2階の出発ロビー前にあるお手洗いに入り、記念撮影

まだ搭乗時刻にならないが、ゲートの前まで行って待つ事にしよう。
出発ロビーの入り口で再度搭乗券を渡すと、航空会社別に何かを記録しているようだ。係りのお姉さんは手元の表の”6”という箇所にチェックをして、私の搭乗券の”seq”欄に”6”と書き入れる。切り離す部分にAirAsiaのスタンプを押すと、手続完了らしい。
seqナンバーって何??自由席だから席の番号ではないし・・・謎が謎を呼ぶ。
(後で分ったが、単に受付順の番号だたらしい)

搭乗口前のベンチには大勢の人が座っていて、私の乗る便の前の乗客らしい。私は開いた席を見つけて荷物を下ろし、ひたすら待つ。
タイ人の家族連れや欧米人のバックパッカー、カップル、男同士・・・様々な人が飛行機を待っている。みんなどこから来たんだろうなぁ、チェンマイを楽しんで、これから帰るのかな、それともまだバカンスを続けるのかな。

横に座っているおじさんが、サンドイッチとコーヒーを隣に置いている。
人が食べているのを見るとお腹すくわよねぇ〜〜〜。そういえば、朝食を食べてから後、何も食べていないじゃないの。空港に着いたら優雅に何か食べようかしら〜と思いつつ、良さそうな場所が見つからなくてここまで空腹のまま来てしまった。

待合室の脇に、小さなカフェコーナーがあり、ショーケースにはサンドイッチ、ケーキ、ドリンクが売られている。あああ、美味しそう。
機内には食事サービスが無いっていうし時間も余っているので、ここで腹ごしらえでもしましょうか。
ショーケースに歩み寄って並んでいるケーキを眺める。
シフォンケーキみたいなのが40B〜、コーヒーが35B〜・・・た、高い(涙)。
まあ、分ってはいたんだけどねぇ〜〜〜〜、高いって事はさっ。
小腹の空き加減には勝てず、マーブルケーキとコーヒーを注文。コーヒーといっても35Bクラスのコーヒーは、お姉さんが後ろでゴニョゴニョっとインスタントにお湯を注いで、ハイ出来上がり!・・・なのだ。
ま、いっけど。

あまーいマーブルケーキを食べてコーヒーを飲んでいると、1便前の乗客がゾロゾロ〜っと搭乗していき、一気にガラーンとしてしまった。ということは、私の乗るエアアジアを待っている人は数えるくらいしかいなかったのね・・・私、勇みすぎ??

目の前のモニターの状況を見ても、最初からエアアジアの情報が全く更新されていない。チェックインの表示すらまだ出ていないのだ。
いいのかねぇ、こんなんで。

暫くすると私と同じ便に乗る乗客たちがワラワラと集まってきた。気の早い人たちはゲートの前に陣取って並んでいる。先頭にいるのは、欧米人のバックパッカーカップル。
『自由席だから、ゲートが開いたらダッシュするらしい』という噂を聞いたが、本当なのだろうか。
私もだんだんソワソワしてきた。

モニターの表示は相変わらず変わらない。

赤いAirAsiaの制服を着たお姉さんたちがゲートの方に2人スタンバイし始める。いよいよ搭乗開始か?
そろそろ私も並ぼうかなぁ――と、再度モニターを確認したが一向に表示は変わらず、結局最後までAirAsiaの3235便は”Check in Low”とも”Boarding”とも表示されないままだった。
(しかもFD3235という表示なのだが、AirAsiaなのにFD・・・というのがまた分りにくい。)

日本人みたいに表示をしっかり確認して、その指示に従うのが当然だと思っている几帳面なタイプは、エアアジアに乗り損ねるかもしれない。

ある意味、最後まで期待を裏切らないAirAsiaに親しみを感じてしまういまむぅなのだ。



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