それ行け!OLバックパッカー

タイ〜タイ人オトコはジゴロなのか!?


お寺の後はお昼寝タイム

靴・帽子を脱いでお堂に入ると、薄暗い中に仏様が祭られている。貼ってあるポスターを参考にクリスタルとマーブルの仏様を探すと、中央に鎮座している仏様の背後に、格子の入った入れ物(棚?)があってその中に収められていた
―――ちっちゃぃ。
知らなければ思いっきり見過ごす大きさだ。バンコクのエメラルド寺院にあるエメラルド・ブッダ(ホントは翡翠だけど)みたいに”はい、ここに注目!!”と分かりやすく祭っていないから、余計に存在感が無い(涙)。
クリスタルの方は目を凝らすと本当に(当たり前だけど)透明のクリスタルで出来ていて、何となく有り難いような気持ちになる。マーブルの方は・・・古ぼけた石像みたいな感じにしか見えない(スミマセン)。
クリスタルは水晶でしょ、一瞬、マーブルって何??と思ったが、大理石ね、そうかそうか。

じーっと観察していると、入り口脇に置いてある冷蔵庫に男の子が何か取りに来た。まるで我が家の冷蔵庫のような・・・神聖な雰囲気と生活観溢れる冷蔵庫のギャップがまたタイっぽくて良い。
このお堂の壁にはストーリー風の絵が数十枚並べられている。タイ語表記なのでよく分からないが、絵から想像するに――

王様(王子さま?)誕生→不自由なく成長→貧しい人がいて→王様が貧しい民の現実を知って?→なんか知らんけど王様出家→難行苦行の数々を経て→偉い坊さんになっていって→悪いヤツを退治→王様(仏様・お坊さん?)バンザーイ→天に召されました・・・?

みたいなお話・・・全然違っていたらゴメンナサイ、めっちゃくちゃ勝手な解釈です。
中央の仏様の後ろもぐるっと回って一通り見終わると外に出る。
今度は隣の大きなお堂に向かう。
お堂に入る階段にオバチャンがダラーっと座っていて、私を見ると脇に置いてある鳥かごを指差して「これこれ、パーっと逃がすの」というジェスチャーをする。
おお、これが以前どこかで読んだ、あれ、か。

このオバチャンの商売は小鳥を捕まえて籠に入れておいて、お客にそれを逃がさせるという内容。で、数バーツ(数十バーツ?)かを手に入れる。そしてまたどこかから小鳥を捕まえて・・・という繰り返し。
なんでもタイ仏教思想の中では「施しをした分、自分があの世(か輪廻?)で報われる」という事があり、小鳥を逃がしてあげる、という行為によって徳を積む事になるそうな。
―――うううう、根本的な所で何かがすり替わっているような気がするんだけど(笑)。
その思想があるので、タイのお金持ち華僑達はこぞって寄付をしたりボランティアに貢献したりするみたいだ。
道端に座っている物乞いの方にも意外とみんな施しをしているが、それもこの思想に拠るとのこと。

オバチャンの横をすり抜けて階段を上ると、出ました!タイ犬(笑)。
犬の目線で1枚写真を撮ってみる。どうかしら?

中央のお堂でまたボーっとした後、外の売店で水を買う。ホテル近くのスーパーなら5〜7Bなのだが、10Bだった。あ、でも、3Bにこだわっている訳ではないです、色々とタイの社会システムを理解しようとしているのであって・・・えへへ。

ノンビリしていた運転手のオジサンにホテルのタイ語地図を見せる。「タワン・コート、OK!」ということで出発。ゲストハウスやバーが並ぶ通りを抜け、ターペー門前を走り、ホテルの前に到着。そろそろチェンマイの地図がなんとなく分かってきたので、迷う事は無さそうだ。

120Bを払って「ありがとー。」と降りると、オジサンは「明日は??明日、トレッキングにいかないか?」と精一杯の英語で斡旋してきた。「もう予約してあるんだよー。」と言ったが通じないようなので、「ごめんね、NOだよ。」と伝えるとあっさりブンブンブ〜ンと帰っていった。温厚な感じのオジサンだった。良かった良かった、楽しかったです。

ホテルのレセプションにはお兄さんが一人座っている。セイフティボックスの有無と水がタダが有料か聞いておこう。

い「あのー。」
お兄さん「ハイ。」
い「セイフティボックスはありますか?」
お「ありますよ。こんな形で・・・(といって、テープで密封された大きな茶封筒を取り出す)厳重にテープで止めて保管します。保管は無料ですが、1回封を開ける毎に10Bかかります。」
い「あ、そうですか、ありがとうございます。あと、冷蔵庫に入っている水はタダですか?」
お「お一人1日2本の水が無料ですよ。」
い「分かりました〜。どうもー。」

お兄さんはゆっくり喋って、とっても丁寧に教えてくれた。良い人っぽい。”大丈夫?分かった??”って思っている雰囲気が伝わってくる・・・たどたどしい英語でごめんなさいねー。よし、これで安心して部屋の水が飲めるぞ(笑)
プラプラと3階まで階段で登って部屋の前まで来て下を覗くと、ここのHPに乗っていた通りステキなロビーが見渡せる。いいホテルだわぁ。

部屋に戻って荷物を降ろすと、強烈な睡魔に襲われる。暑い中歩いたし、何より寝台列車での疲労が溜まっているようだ。そうそう、昨夜はお風呂に入っていなかったんだ。Tシャツも昨日からずっと着てるし(汗)――シャワーを浴びとこうかな。
服を脱ぎ散らかしてシャワーを浴び、全身スッキリしてお昼(夕)寝タイム。今日は月曜日、今ごろ日本では皆さんが働いているんだろうなぁ、いやぁ、スミマセンねぇ、私だけこんな優雅な生活してて・・・。

ふと目が覚めると時刻は夜の6時。多分寝たのが4時位だったから2時間ほど経ったようだ。お昼ご飯はカオソーイだけだったので、お腹もすいてきた。さて、夕食は何にしようかしら。私一人だからねぇ、豪華な食事っていう感じでもないわね。ガイドブックをペラペラめくって目星をつける。折角なので北部料理のカントークも体験したいが、そういうレストランは一人では行きにくいようだ。ふと地図の端の方を見ると、2km程歩いたところに中華料理、『中国北方餃子餐館』というのを発見。お、餃子、いいねぇ〜〜っ。説明書きによると、焼き餃子・水餃子・ごま団子・・・などが美味しいらしい☆
おおおお、これ、いっとく???

そうと決まれば出発なのだ。外も暗くなったので地図をちゃんと見て歩かないと迷ってしまうかもね。Tシャツとジーンズで行こうかな、でも朝晩は冷えるから一応カーディガンを1枚バッグに入れていくことにしよう。バッグが少しかさばるけど、何より寒い思いするのは嫌なのっ!!
薄暗くなった外の通りを歩いていくと、ナイトバザール方面へ歩いていく他の観光客とすれ違う。みんなカップルやら数人のグループやらで楽しそうにしている。通り沿いに門を構える各バーやレストランも活気を見せ始め、お買い物前の腹ごしらえをするお客さんで席が埋められつつあるようだ。

私はひとりぃ〜〜、ひとぉり〜〜〜でもぉ〜〜、楽しいのよぉ〜〜♪
適当に心で歌いながらひたすら地図に従ってまっすぐ歩いていく。途中、ナイトバザールに続いているようなゲートを観察したり、工事現場から作業服の人が出てくるのを見て”あ、ミャンマー人??”と思ってみたり、カラオケバーに入っていくタイ人お兄さんを見たり――夜の街ウォッチングだ。
15〜20分ほど歩いただろうか、目的地の近くまで来たみたい。大通りを左に曲がって小道に入り、看板を見ると・・・あったあった。しかも、日本語の看板がでている。


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