それ行け!OLバックパッカー

タイ〜タイ人オトコはジゴロなのか!?


チェンマイ到着市街

11号車から降り、チェンマイ駅のホームに降り立つ。私と同じように眠そうな乗客たちが一斉に出口に向かっていて、改札方面はやや渋滞気味。
それにしても肌寒いわ・・・さっきパーカーを脱いだんだけど、やっぱり着ようかな。
立ち止まっていると後ろから、昨夜の夕食で同席したイギリス人のお兄さんが「寒いねぇ〜」と声を掛けてくれた。「寒いね〜」と私も返事をする。なんか、旅してるって実感する。
初めて見るチェンマイ駅は、朝の光で少し白っぽくみえる。

駅舎では宿の客引きやらトゥクトゥクの客引やらがワンサカ待ち構えているようだ。ちょっとウザイので、一度お手洗いに寄ってから出て行こう。
2B(だったかな)払ってお手洗いに入る。夜行列車が沢山発着するからだろう、お手洗いのほかにバスルームも併設されている。なるほどねー。
お手洗いの中でこれから向かう宿の道案内図を取り出し、ジーンズのポケットに入れておく。
よし、駅の外に向かうぞ。
降車客の第一派がいなくなった駅舎はさっきよりスッキリしている。

宿泊先は到着後に決めても良かったのだが、一応、ネットで調べて日本から予約を入れておいた。TAWAN COURTといって、1泊600Bでナイトバザールにも歩いていける距離。チェンマイ駅にやや近いチャルン・プラテート通り、ピン川近くに立っている。

駅の外にトゥクトゥクの客引が数名立っている。「宿は決めたの?」「どこいくの?」と聞かれた中で、ふくよかな、いかにもおおらかそうなオバチャンの話を聞いてみる。

い「ここに行くんだけど、いくら?」(タイ語の地図を見せつつ)
オバチャン「60B」
い「うーん、50B」
オ「――OK、50Bね。」

HPなどで調べてきた情報では相場は50B位という事だったので、オバチャンの案内するトゥクトゥク乗る事にする。
オバチャンに付いて行き、トゥクトゥクに乗り込む。
誰か運転手が来るのかな〜と思っていたら、オバチャンが逞しく乗り込んでエンジンをかけた。
おおおお〜〜〜、逞しい。チェンマイでは女の人もトゥクトゥクを運転するのねぇ、と、妙に感心してしまった。オバチャンはもう一度TAWAN COURTの地図を見ると「予約は入れてあるのね?」と確認する。オバチャンはゲストハウスの客引も兼ねているらしく、写真入の紹介カードを手に持っている。「予約済みですよ」と言うとそれ以上は何も言わずに、ブンブンブ〜〜ンとスタート!!
ふと視界の端に、さっきのイギリス人のお兄さんがトゥクトゥクと交渉しているのが見えた。お互いに頑張ろうねー。

オバチャンはスイスイと太い道を走り、川を渡り、市街地に入っていく。どうも一方通行の道が多いらしく、一度奥まで進んでまた川方面に戻ってきた。細い道を進み、いよいよ到着!!
おー、結構いい宿ではないですか〜〜〜!!
まあ、600Bっていう値段はゲストハウスにしては高いし、ホテルにしては安い。ちょうど良いクラスだと思う。
オバチャンに50Bを渡して降りる。「ありがとうね、オバチャン」「ありがとう。」とオバチャンはブンブンブ〜〜ンと帰っていった。

階段を上ってすぐ右手のレセプションに行くと、係りのお姉さんが数名とお兄さんが1人がリラックスモードで座っている。

い「あのー、予約してるんですけど、今チェックインできます?」

名前を告げるとお兄さんはやり取りしたメールの紙を取り出し、「あ、はいはい」という感じでやってきた。

お兄さん「チェックインは・・・あと1時間後位じゃないと準備できないんですよー。」
い「そうですよね。じゃあ、それまで荷物置いてもらっていいですか?」
お「もちろん!こちらのカードにご記入いただいていいですか?」
い「はい。」
お「朝食とか食べてきたらちょうどチェックインの時間になりますよ。」
い「そうですねー。」

と荷物を中に運んでいると、床に座っておしゃべりしていた係りのお姉さんが「アナタ、キレイネー。キレイネー。」としきりに誉めてくれる。いやぁ、そうですかぁ〜〜〜(笑)なんて、日本ではあまり言われ慣れていないので嬉しくなってしまう。単純なんです・・・。(*タイ語でキレーは”汚い”という意味があるので、要注意。)

重かったリュックを置いて斜めがけバッグだけになったし、よし、歩き出すぞ。
これから右も左も分からないチェンマイをどうやって移動しようかしら。I氏にもらったチェンマイ・タウン誌の地図だけ外して持ち歩く事にする。
今日はこれから、明日15日に申し込んでいる日帰りトレッキングツアーの催行会社NAP TOURに9:30頃行く事になっている。大体の目星をつけてとにかく歩き出そう。

路地から出て2本目の大きめの通り(チャン・クロン通り))を歩く。途中に目印となりそうな建物やホテルを探しつつ、手元の地図と照らし合わせて現在地を確認。お、ロイヤルプリンセスホテルだ!どうやらここはナイトバザールの大通りらしい。
これを暫くまっすぐ行って、交差点を左、そしてず〜〜〜っとしばらく歩く。こんな朝から歩いている観光客はあまりいないみたいで、外国人の姿が見えない。たまにトゥクトゥクやソンテウに声をかけられられるが、地図の感じでは歩いて20分〜30分で着きそうだからこのまま歩く事にする。
しかし、この道であっているよなぁ・・・チェンマイ門の入ってすぐ位のところだから、行き過ぎることは無い。昔の日本の城下町と同じような造りで、塀が四角く建てられていてその周りにお堀がある。流石にお堀を見逃す事は無いだろーよ。

心細くなりながらも歩きつづけると、お堀が見えてきた。まあ、歩きながらソイの名前とか車の出てくる方向とかもチェックしてたから迷っては無かったと思うんだけど――。
お堀にはフラワーフェスティバルの看板が建てられている。お祭りが終わったのか、これからなのか・・・分からん。
そのままお堀沿いに少し歩くと、目指すチェンマイ門に到着!!知らない土地でも辿り着けるもんなのねぇ、すごいじゃん、私(笑)。

で、ここからはツアー会社の詳細地図を確認しながら歩き、無事にNAP TOURを発見。
中に入ると、大学生らしき男の子2人組みがここの人(オーナー)らしい男性に色々なお話を聞いているところだった。

い「あのー、連絡してた者なんですけど〜。」
男性「あー、はいはい。」

すると奥から、生後6ヶ月くらいのお子さんを抱いた女性が出てきて案内してくれる。

女性「ここまですぐに分かりました?」
い「はい、大丈夫でした。」
女「宿の紹介もするんでしたよね?」
い「いえ、それが予約してきまして、大丈夫です。」
女「なら良かった良かった。」
男性「ここまで何できたの?歩いて?」
い「はい。歩いて――20分くらいですかね。」
男「まだ午前中はいいけど、お昼過ぎたら誰も歩かない位熱くなるからね、気をつけて。日射病とか普通になるから、張り切って歩かないほうがいいかも。」
い「そうなんですかぁ。」

日本人ご夫婦でこのツアー会社を経営しているみたいで、地元密着ならではの情報を沢山ご存知の様子だ。羨ましいな〜。
明日のピックアップの予定や荷物の確認、ホテル名の確認などを済ませ、フリーペーパーを1部頂く。レストランなどのMAPが使えそうだ。

い「あのー、PC使わせてもらっていいんですよね?」
女性「どうぞどうぞ。CDに焼くサービスとかもありますんで、ゆっくりしていってください。」

ありがたいねー。チェンマイは初めてなので、不安な事とか交通の手段とその相場を教えてもらったり、お世話になります。こんな環境でノンビリお子さんを育てられて、本当に幸せそうだ。(もちろん、色々な困難は多いだろうけど)

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