それ行け!OLバックパッカー
タイ〜イギリス 〜アジア好きが見たヨーロッパ


悩むE君

演奏が始まり、私達はドリンク(ビール)を買って楽しむ。mさんの知人のM君も合流できて、ちょっとご挨拶を。

E君「ねえ、バンド、Mandyの前に行った方がいいんじゃないの?」
い「う、うん・・・だけど、あんまり目の前だと恥ずかしいから、後ろのカウンター席辺りでいいよぉ・・・。」
E「え、そうなの〜?」
い「わがまま言ってごめんね。大丈夫だった?」
E「大丈夫大丈夫、オレ、こういう雰囲気好きだし。」

Eくぅぅーーーーーん、アンタ、イイ人だよ・・・ホントに(涙)。

mさんとMさんは暫くすると他のクラブに移動していった。というのは、演奏する曲が古めだったからお好みではなかったらしい。
最近のTELEFON BANDの演奏は2部構成で、前半は古めのロック、後半がイマドキなロック、なのだ。もう少しいてくれたら良かったのにぃ〜〜――と思いつつ、でもここまでお付き合い頂けただけでもあり難いな、と反省。

ビールを飲みながら、2ヶ月ぶりのバンドメンバーを楽しく観察。周りにお客さんが少ない今の内に(酔っ払わない今の内に?)、動画や写真を撮りまくる。
はい、私はキチンとTeleFanClubの(自称)会長として活動しておりますっ!!

E「動画とか写真、オレの方が背が高いから撮ってあげようか?」
い「あー、助かる!」

E君、アンタ、気が利くコだよぉ〜〜、若いのに。

暫く演奏を楽しんでいると、私達の目の前にタイ人の女の子(A・B)が現れた。その道の商売のコかな?と思いつつ、でもニコニコして話し掛けてきてくれたので、一緒に盛り上がる。

女の子A「どこから来たの?日本?」
い「そう。でもこの人はタイに住んでるけどね。」
A「どこに住んでるの?」
E「プラトゥーナーム。」

E君はタイ語が達者なので楽しげに女の事と会話をしている。

B「ねえ、一つ聞いていい?」
い「ええ、何?」
B「一緒にいる彼、アナタと付き合ってるの?」
い「!?!?違うよぉ〜〜。」
A「本当?アナタの彼じゃないのね?」
い「違う違う。」

二人は純粋に嬉しそうな笑顔を浮かべている。

A「じゃあ、私、これから彼にアタックしていい?」

はい?

い「う、うん。いっちゃって(笑)。」

そこからタイ人の女の子Aさんの猛攻撃開始!
いやぁー、おばさんはビックリしたよー。いやいや、別にヘンなことしてないけど、手を繋いだり首に手を回したり・・・ありゃりゃりゃ。
Eくん・・・

Eくん・・・・Eくん、え、Eくん!?
ダイジョウブか?

Eくんは、タイ人の女の子Aさんになされるがまま、少し困った感じも残しつつ、でもまんざらでも無さそうだ。”えー、オレ、どうしたらいいの〜”と言うので”お持ち帰りしちゃえば〜?”と適当に背中を押してみたり。

わお。
まあ、Eくんも若いしね、なんて。

バンドの方は演奏の中休みに入り、Eくんを紹介したりしつつ、第2部の演奏に入る。私は演奏のテンションが上がると共にビールで酔いが回り、頭がクラックラ、気分も最高潮だ!
Eくん・・・

Eくん・・・Eくん、え、Eくん!?

あれ、一人になってるし。さっきのオネーさんは??見当たらなくなってる。
でもTELEFON BANDの盛り上がりでその詳細は後回し、Eくんと一緒にLinkin ParkやシメのQueenでハジけまくる。
それにしてもQueenなんて渋い――最近復活してるから、逆に新しいんだね、きっと。フレディの難しい歌をKingとBoyがそれはそれは見事に美しく、完成度高く歌い上げている。またTELEFON BANDに惚れ直しちゃった♪

演奏が終わった後、Keawにちょっと時間をもらう。

い「Keaw、ちょっと静かな所に移動してもらっていい?」
K「OK、じゃあ、外に出よう。」

私達3人はお店の出入り口前でようやくゆっくりお話をする事ができた。
が、私は既に千鳥足、Eくんにひっぱられてヨタヨタと出入り口に向かって歩き、置いてある椅子に勝手に座らせてもらう。でも手にはシッカリ、Gさんのプレゼントが入った紙袋を握っているのだっ。

い「ねえ、Keaw。Keawのお誕生日はいつ?」
K「え・・・・?」
い「アタシ知ってるんだ〜〜、明日誕生日でしょ?」
K「うん、そうそう。」
い「そこで、ハイ、これ、私から。」

人から託されたプレゼントを渡すのに私が手ぶらというのも格好悪いので、日本各地の美しい景色が入った2006年のカレンダーを用意してきた。

K「ありがとう!」
い「へへへっ、まだあるんだよ〜〜。いい??驚くと思うなぁ〜〜―――はい、これ。これは特別なプレゼント!」
K「!?」
い「誰からだと思う?・・・Gさんからダヨーーーーっっ!!」
K「え〜〜〜!?本当!?」

ここで、先日Gさんと一緒に写したデジカメの写真をKeawに見せる。

K「キミ達、会ったの?」
い「そーなのよ〜〜〜!とっても楽しかったよぉぉ〜〜。」

そこにJoeさん登場。

J「やあ、元気?」
い「あ、Joeさんだぁ〜〜〜。こちらEくん、私の友達。」
J「あれ、一緒に来るって言ってたBさんは?」
い「ゴメン、Joeさん、Bさんね、明日来るんだってー。紹介したかったんだけど。」
J「残念だね。また今度かな?」
い「うん。こんど・・・。」

BさんをJoeさんに紹介できたら、それはそれでまた何かいいキッカケになるかな?と思ってたんだけど、非常に残念。

クラクラしてデヘヘヘ〜〜って笑っている私に笑顔で「大丈夫かい?」と気遣っていただき、でも今日はEくんもいるし安心して託せると思ったのか(?)、JoeさんとKeawはここでバイバイ。
明日のShamRockには見に行くからねー、Keaw、また明日☆

い「Eくんさー、あのタイ人の女の子はどうしたの〜?」
E「なんかさー、”アイ ライク ユー”とか言ってきてさー、またオレの好みの顔だったしさ〜。どうしようかと思っちゃってさ〜。」
い「で、で、で??」
E「オレさ、なんか日本人ってだけでヤラシイって思われるような人にはなりたくないし、タイで女の子買うとか遊ぶとかしたくなくってさー。こっち来ても全然女の子と遊んだりしてなかった訳なんだけど・・・。」

彼はとっても真面目だ。
今まで女の子とは真剣にしか付き合った事なかったし、これからもそのつもり。タイで自分が仕事をキチンと立ち上げるまではそんな余裕もないし・・・。でも最近、オトナにもなったし割り切る付き合いとかあってもいいのかな、なんて頭によぎるようになったらしい。
で、今日の彼女登場。

どうしようどうしよう、お持ち帰り?そんなことしていいのか?・・・持ち帰ったとしても、今住んでいるアパートの管理人さんには”身の回りが清潔な日本人好青年”と思われて良くしてもらっているし、その良いイメージを壊したくない・・・あああ、でもでもぉ〜〜。うーーん、それを押してお持ち帰りしたとして、彼女からお金を要求されて一気に冷めたりするのか?いや、それはそれで変に後ろ髪引かれる付き合いになるよりはいいのか・・・??

もんの凄く悩んだらしい。Eくん、悩み抜いたらしい。
好みのコに”アイライクユー”って言われて、思い切って”ミー・トゥー”って言ってみちゃったらしい。

悩んでいるウチに、どこからか現れたファランに彼女を連れ去られてしまったらしい。

あんなにE君に”アイライクユー”って言ってた彼女が、”バ〜〜イ”って一言だけ言って、手を振ってアッサリと去っていったらしい。

あんだけ悩んだ俺は何だったんだ??

――だって。
・・・ウケるぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!
面白すぎ面白すぎ、E君が真面目なだけに、可笑しすぎるぅぅぅ〜〜〜〜っ。

ひゃひゃひゃひゃひゃ〜〜〜〜〜〜〜っ。
うッひゃひゃひゃひゃひゃぁぁ〜〜〜〜〜〜〜っ。
ひゃひゃひゃひゃひゃぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜。っっっ
笑いが止まらないよぉぉぉ〜〜〜〜、涙出てきたよーーーーーーー(涙)。

E「それ、ウケ過ぎだから。」

あ、ゴメン。
でも可笑しすぎだよぉ〜〜〜〜〜。E君カワイイなぁ・・・。




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