それ行け!OLバックパッカー
タイ〜イギリス 〜アジア好きが見たヨーロッパ


さよーなら

今日こそは朝食をちゃんと食べるぞ!と意気込んで(!?)朝8時に起床。
1階のレストランに行ってパンやサラダ・フルーツを頂き、コーヒーを飲んでお腹も気分も満たされる☆

部屋に戻ってスーツケースの中身を整理し、忘れ物のないように準備をする。今回は我ながら奇跡に近い程の少ない荷物&小さいスーツケースなので、うっかりすると荷物があふれ出てしまうのだよ(汗)。昨日、ウーン君のお姉さんからタマリンドキャンディーを貰ったんだけど、こんな小さな紙箱もギリギリ入るか入らないか・・・。

なんとか荷物を入れ込み、バスルーム・引き出しをチェックして準備完了!そして今日もずうずうしくEくんに電話を掛けるのだ。

い「もしもしーー。おはよー。」
E「・・・あ、いまむぅ。おはよう。」

すまん、寝ていたご様子だ。毎日引っ張りまわしてごめんね・・・迷惑ついでに今日もヨロシク。

い「Eくんの家、どこだったっけ?プラトゥーナームなんだよね。」
E「えーっとね・・・。」

いつも持ち歩いている地図を慌てて広げ、Eくんの説明に従って確認する。

E「イースティンホテル、載ってる?その近くなんだけど。」
い「イースティン、イースティン・・・あ、マッカサン駅の近く?」
E「そうそう。そこの通りを左に曲がって、コンビニの角を右に入って、最初の小道を左に入っていくと1件目にあるアパートなんだ。」

ソイ・ペップリー31辺りだ思うんだけど、日本じゃないしイマイチ辿り着く自信がない(汗)。でも行くしかないわけで。イースティンまで辿り着けば何とかなるだろーよ。

とにかく決心してホテルをチェックアウトし、タクシーに乗り込む。運転手さんはオバサンで、オッサンよりは安心できるかな〜と思いつつ後部座席に座る。

い「パイ ローンレーム イースティン。」

イースティンへ行くわけじゃないけど、まずはこれで近くまで行くだろう。車はスクンビット通りに入り、少し渋滞にはまりつつも進んでいく。右に曲がってワイヤレス通りに入り、暫く真っ直ぐ走る。
・・・多分ここがワイヤレス通りで良いと思うんだよね。そうだとすると、突き当りを左に曲がって更に右に行くとソイ・ペッブリ―31に入れると思うんだけど。

い「あのー、この道、ワイヤレス通りですよね?」
運転手「そうよ。」
い「私が行きたいのはソイ・ペッブリ―31で、ここを左に曲がって行くんですよね?」
運転手「??ソイ・ペッブリ―31?」

うーん、地図を見せても分かるかなぁ?

い「ここ、ここなんだけど。」
運「――あー、あのね、この道は一方通行なのよ。こっちからは入れないの。ここを右に曲がってずーっと左に大回りしてイースティンへ行かないといけないの。」

あ、そうなの。
まあ、行きたい場所の意思疎通は図れたみたいだから良かったワ。
突き当たりの信号が青になり、車はペップリー通りを走る。少しして左に折れ、前方に線路や駅のようなものが見えてきた。これがマッカサン駅かな?
閑散としたエリアなので若干の不安も感じるけど、車は順調に目的地に近づいていると思われる。

あ、前方左手にバンコクパレスホテル、そしてその向うにイースティンホテルを発見!

い「ここを左に入ってください。」

車は細いソイ・ペップリー31に入っていく。が、細い道なのにかなりの量の車がいるのでビックリ。この道を少し行った所の十字路を右に入りたいんだけど・・・。

い「あの、この先の道を右に入ってください。」
運「ノー!」

え。なんで??

運「ここは車が多くてとてもじゃないけど曲がれないわよ。この辺で降りて、あとはモタサイか何かで行くといいわ。」
い「・・・・。」

なんだよ、それ。こっちはスーツケース持っとるっちゅーのっ(怒)。
――でもヨワ〜イ私はすんなり適当に降ろしてもらい、車が連なる道でポツーンと途方に暮れ気味。うわぁーっ、久しぶりに途方に暮れるわぁ〜〜〜。
だって、来た事も見たこともない道に大きな荷物付きで降ろされてしまったんだよ・・・。
Eくんに言われた通り、コンビニの角を右に入ってみる。周りのタイ人にジロジロ見られている気がするんだけど気にしすぎかな(汗)。こんな所、外国人が歩いていなそうな感じもする。スーツケースを持って道に迷った可愛そうなコに見られているのかもねぇ。

小道を歩いて行くと、いかにも”地元の”という洋服店・理髪店が並んでいる。道はでこぼこしているので、スーツケースは手で持ち上げ気味に運んでいかないといけない。左に入る道を発見し、でも、ここがEくんの言っていた道なのか分からないので電話を掛けてみる。

い「Eくーん、多分、左に入る道の所まできたよ。」
E「あ、ホント。じゃあその道をそのまま歩いていって、最初にある新しいアパートがそうだから。下で待ってて。」
い「はーい。」

ちゃんと近くまで来たっぽいので、少し安心。
左に入る道は車1台がやっと入れるくらいの細さで、誰も歩いていない。両脇には民家や古い建物が並んでいる。青い空、静かな裏路地。

えーっと、これは大きなお屋敷でしょ〜、これは・・・古くてとても日本人が住んでいるようなアパートじゃないし・・・えーっと、まだかな、まだかな。Eくんの言ってる、”最初にあるアパート”という”最初”がまだまだ見えてこないけど・・・見過ごしてないよねぇ。

大分歩いて行くとそれらしき建物を発見!エライ小奇麗で立派なアパート、これに違いない。門扉にはアパートの名前らしき看板がタイ文字で書かれている。
「baan &%#@*」――Eくんにもらったアドレスカードを取り出して見てみると、ビンゴ☆タイ文字で書いてある住所と名前、バッチリあっている。良かった〜、タイ文字が読めて。

Eくんが来るのを門扉のところで待つ事5分くらい、1階に座っているオバチャンが話し掛けてきた。

オバチャン「@+*&%$?」
い「・・・え?」

タイ語で話し掛けられているんですけど(笑)。

い「phuan chan yuu thiinii, khaw ca maa nii」(友達がここに住んでいて、ここに来るんです。)

すると管理人みたいなお兄さん(オジサン?)が、「名前と部屋は?」と訊いてきたのでEくんの名前・部屋番号を言う。

オバチャン「phuu chaai, phuu yin?」(男の人?女の人?)

イキナリの展開に気が動転した私は、phuu chaaiとphuu yin、どちらが男性でどちらが女性なのかぶっ飛んでしまった(汗)。答えに困ってモゴモゴしていると、管理人のお兄さんとそのオバチャンは”とにかくこっちの屋根の下においで”と手招きしてくれる。
優しいぃぃ〜〜〜(涙)。

そんなこんなでアタフタしていると、Eくんが慌てた様子でようやく現れた。

E「ごめんごめん、待った??」
い「あー、良かった〜。どうしようかと思ったよーー。」

ここのアパートはセキュリティもしっかりしているらしく、部外者(=私)が入るのにもパスポートを提示しなくてはいけない。建物も綺麗だし、なんかいいわね。
エレベータで上階へあがり、Eくんのお部屋にお邪魔しまーーす!

タイ在住者の部屋に入るのは2回目。この前はT氏のサラデーン近くのお部屋を拝見したんだけど、ここのお部屋はもうすこしこじんまりしている。けど、私の日本のウサギ小屋に比べたら・・・勿論、文句なく、広いっっ!!
床もピカピカ、明るくて清潔感溢れていて、凄く快適そうだ。

E「ごめん、さっきまで掃除してたんだ・・・。」
い「そんな気を遣ってくれなくてもいいのにー。」
E「で、今日はどうする?」
い「CDと携帯電話を見に行きたいんだけど。」
E「オッケー。ちょっと洗濯ものを出したいから、待っててもらっていい?」
い「もちろんいいよ!・・・できればPC使わせていただけると助かるんだけど(汗)。」
E「大丈夫、いいよ。」

ずうずうしくってスマンねぇ〜〜、エヘヘ。ネットカフェ代が浮いちゃったわ(笑)。
メールを確認してみると、昨日一緒に屋台のご飯を食べた女の子から早速連絡が来ていた。そして、Keawにプレゼントを渡したということを報告していたGさんからもお返事がきている。喜んで頂けたみたいで私も嬉しい♪
あとはバンサワイ掲示板をチェックして、ブログに書き込みを・・・と。オッケー。

そこにBさんから電話が入り、”ちょうど今日、空港に行く用事があるので見送りましょうか?”とのこと。おー、是非是非お見送りしてくださいな(笑)。

Eくんの用事も終わり、歩いて近くのショッピングモールへ向かう。住宅街の抜け道を歩き、インドラリージェントホテルの辺りにある歩道橋を渡る。蒸し暑い中、日本人も余りいないこんな所を歩いているとすっかり地元人になった気分になるね。モワモワ〜〜ンとした排気ガス交じりの空気さえ、バンコクらしくてイイと思ってしまう。

ショッピングモールに入るとエアコンのス〜っとした涼しい空気に包まれる。人はまばらだけど、洋服店・靴屋・CD屋・携帯屋が並び、買い物には不自由ない。Eくん曰く、携帯屋が沢山入っているMBKが一番安いと思っていたけど、ここも同じような価格とのこと。
イマイチ海外仕様の携帯電話システムが良くわからず、何回も説明してもらうが・・・やっぱり良くわからず(汗)。とにかく、価格などを見ていると、一番安くて5000円程度から本体が売られていて、その他にSIMカードを購入することになるらしい。

5000円かぁ・・・。

はぁ〜〜、私、どこへ行こうとしているんだ!?
タイに来るのも年に2回が3回になり、今日は携帯電話にまで手を出そうとしている!
う〜〜〜〜む。

と悩んでいるとEくんに、

E「いまむぅ、そんなことで悩んじゃダメだよ。自分がイイと思ったらイイんだし、やりたいと思うことはやった方がいいよ。」

・・・そういう意見もまた、あるわな。
さんざん悩んでEくんを引っ張りまわした挙句、「今回はパス」という苦渋の決断を(?)。CD店でKingがコーラスをしているトンチャイのアルバムを買い、あとはBodySlam、POTATO、TATAYOUNGのCDを購入。タイポップスはよく知らないんだけど、バンコク週報でぽめ子さんが応援していたのでBodySlamとPOTATOを買いたかったのよ☆TATAYOUNGはタイカラで歌えるようになるために入手(←ますますタイ病悪化の兆し)。

買い物を終えると来た道を戻り、途中の屋台でバミーを食べる事にする。スープはナムトックで!
こうして暑いお昼にバミーを食べている、まさにこの瞬間、忘れたくないな。あと数時間もすればクアラルンプール、そして寒いロンドンなのだ。
・・・はぁ〜〜〜。遠距離恋愛の彼と新幹線のホームで名残惜しんでいる感じだ。そんな恋愛した事ないけどね、想像よ、想像・・・――いや、妄想か(笑)。

家に荷物を取りに戻り、EくんがTATAYOUNGのCDをコピーし終えた所で空港へ向かう。タクシーのいる道まで荷物を持ってくれ、なんだかお姫様気分(またもや、これ位の事で)。

Eくんはタクシーを捕まえ、タイ語で行き先を告げてくれる。

E「じゃあまたね!気をつけて行くんだよ。」
い「うん、分かった。本当、すっごく楽しかったよ、ありがとう。本当に、本当にありがとう。また来るよ!」
E「楽しかったね〜。また楽しみにしてるから。」

ばいば〜〜〜〜い、Eくーーーーん。

・・・・はぁ〜〜〜〜。
私のバンコク、さようなら〜〜〜。さようならーーー。



<前  後 >

目次へ
別館TOPへ戻る


アジア情報満載!『本館』へ