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注意:この日記を利用して日本人を安心させようとする外国人(トルコ人)がいるようなので、くれぐれも簡単に信用しないようにして下さい!最後は自己責任において対処してください。 |
まだ明るいカオサンに戻って通りをぷらぷら。カズオさん・こーちゃん達が泊まっているCHU(ほとんどの宿泊客は日本人)に行き、1階の椅子でほかの日本人の方とおしゃべり。 カ「あ、オトーサーン。」 オトーサン「オトーサンじゃないよ、オニーサンだよ。」 オトーサンと呼ばれたこのおじ様は、下痢菌の研究をされている三井さん。 みんなに下痢アンケートをお願いして統計を取ったりしている。 オ「これからの時期,マラリアが増えるからね、気をつけたほうがいいよ。ただの下痢だと思って下手に下痢止めの薬飲むとマラリアの発見が遅れて重病になることもあるからねぇ。」 い「え、まじっスか。タイはダイジョウブですか?」 オ「最近のバンコクなんかは少なくなってきたみたいだけど、ヴェトナムのデルタ地帯なんかは気をつけたほうがいいよ。」 い「・・・!!これからヴェトナム行くんですけど・・・。」 おお、マラリア!?私の中ではそんな危機感を持った事は少なかったので、これから行く予定のヴェトナム,しかも初めて訪れるヴェトナムがそんな危険をはらんだ場所と言われ、びびりまくり。 い「じゃあ,どうしたら良いんですか?」 オ「ベトナムの薬局で”ティンハオス”っていうのか”*◎△◇(不明)”が処方箋なしで買えるから、何も無くても買っといた方がいいよ。潜伏期間も長いし。」 い「え、え、え?なんていう薬って??」 と真剣に教えてもらった。 ヴェトナムの話をしていると おんなのこ「ヴェトナムに1人で行くんですか?」 い「ええ。」 お「ベトナムってサイアクでしたよ。本当、行く前と行ってからのイメージがこんなに違って悪いのってあんまりない位。」 い「ええええ〜マジで。なんでなんで?」 お「日本人はどうせ英語しゃべれないと思って,こっちに笑顔を向けながらベトナム人同士で『あいつら馬鹿だ』とか言ってるんですよ。何かあるとすぐ金・金って言うし。」 い「・・・・」 お「私,友達と行ったときシクロ(人力車)乗ったんですけど、いきなり違う所連れて行かれて。」 い「!!で、どうしたの?」 お「目的地まで行きたいならもっと払えって法外な請求されて、私、本気で怒ってクレーム言ったんです。」 い「そしたら?」 お「そしたらそいつ、大声でわめきだして『この日本人、金払わないで逃げようとしてる!!』って周りの仲間呼びやがって、すごい人だかりになってぇ〜。」 い「・・・・・」 お「もう、悔しくて悔しくて、私泣き出しちゃって。で、人ごみの中の英語の分かる人が仲介してくれて何とか納まったんです。だから私、ベトナム大ッ嫌い。」 い「これから一人で行く私は・・・・(汗)」 お「止められるんだったら、止めた方がいいと思いますよ。」 い「――でもチケット日本で買ってきちゃったしぃ・・・」 お「気をつけたほうがいいですよ」 まじでぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜!?勘弁してくださいよぉ。聞いただけにますます恐怖感が募ってきた。のんきなゲストハウスのポヨヨ〜ンとした暑いテラスで、背筋の寒くなるお話。 聞く所によると、”ヴェトナムに行ったら(*)シクロに乗ってみよう!”とか書かれているそのシクロ引きの仕事は、比較的下層階級の、あまり”良い”と言えない仕事らしい。(こういう言い方は適切ではないと思うが・・・ごめんなさい。) 最近のメディアのせいで日本では何かともてはやされるヴェトナムだが、実際はかなりひどいらしい。 本気でヴェトナム行きたくないよッ。ど〜しよう。ああ、お母さん、お姉ちゃん、どうしたらいいんだぁ・・・。きっとお姉ちゃんに言ったら『止めなよ、なんかあった後じゃどうしようもならないし』って言うよな。むむむぅ。 否。 ここで引き下がったら,私のバックパッカーとしての誇り(??)がッ。 心は生まれたての小鹿のように、ぶるぶるぶるっ・・・と恐怖に震えているのに、かなり意味のない強がりで『そんな事言われたって、ヴェトナム行きは決行!』を決心したのでした。 実際行ってみたら、シクロより違うコワイものと出会う運命にあることをこの時は知る由もないいまむぅなのだった・・・。 |
| (*)シクロ:日本の人力車と同じような乗り物。お客が前に座り、後ろで運転手が自転車のサドルのような部分に乗り、こいで押す。後ろからお客のリュックからサイフを盗んだり、ヘンな所に連れ込んだりと、昼間でも地元の女性は乗らないという程評判が悪い。 |