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それ行け!OLバックパッカー
タイ編

チェンライ(*1)観光に向かう

ううううっ。どきどきっ。
あーーーー、しまったっ!寝坊して飛行機乗りそびれた!!

・・・・という悪夢を延々と見続けて、気持ちが晴れないまま朝4時起床。肩掛けの小さなバックに1泊分の着替えを入れ、サイアムのWATSON(ドラッグストア)のビニール袋に水のボトルを詰め込み、リュックに鍵をかけて部屋に置いたらいざ出発!大きい荷物は部屋に置いていきたいので、チェンライ滞在中の分も含めて3泊分の宿泊代金をフロントの夜勤のオジサンに払う(*2)。連泊割引があるので、3日で30Bお得☆。

リュックを背負っているとタクシーやらトゥクトゥクやらの運転手が声をかけてくる。もう甘い話には騙されないわよっ!!と、声を振り切り歩いていく。
適当にカオサンのバス乗り場付近で流しのタクシーを拾い、『メーターでね(*3)』と伝える。
『メーターで行って』と言ったものの、このメーターは本物か?道は遠回りしていないか?高速代とかどうなるんだっけ??と不安ばかりが募る。ほとんど車の居ない早朝、真っ暗の道をスイスイ走り一般道のみを通って無事到着。しかも超早い!!日本でこのスピードを出したら一発で”逮捕しちゃうぞ☆”っていう勢いだった・・・。

い「オジサン、いくら??」
オジサン「157B」

おお!しかも安い。
ここでちょっと後悔したのは、オジサンに160Bしか渡さなかったことだ。日本人の習性でお釣りも3B貰おうとしてしまった。この早朝に、何の悪事もされず、一般道でこんなに早く空港まで送り届けてくれたのに!!だ。200B位(うーん、180B位?)あげておけばよかったかな・・・と今でもチョット思っている。(*4)
早く着いた分、空港で何もすることが無い。チェックインし、急に空腹なのを思い出した。でも、今回の旅は『ケチケチ旅行』がテーマ。でもでも、昔から朝食抜きだけはできない体質なのだ!子供の頃、休日の朝『お母さん、お腹すいたよ・・・』と、いつもの時間に目覚めてしまうと『もっと寝てなさい!』・・・しかられまたものだ。(かわいそうな私)
フードコーナーを物色。ウェンディーズみたいなハンバーガー屋さん発見。エーと、ハンバーガーはいくらだ・・・って、45B!なぬぅぅ!?高すぎ。
空港内っていうのはどこでも高いね〜〜。でも空腹には勝てず、それを注文。

しばらくしてやっと搭乗。席に座ったとたん、ぐっすり1時間・・・・目覚めたらそこは・・・・まだ離陸すらしていなかった。8時になりようやく離陸。
離陸後、タイ航空の綺麗なスチュワーデスさんが持ってきてくれたものは、あ〜〜〜っ!朝食だ!!私の45B返して。
隣の(たぶん)中華系のおじいちゃん、機内で配られたキャンディをポッケに入れたりしていてなんかカワイイ♪機内食もちょっと戸惑いながら食べてるし。私は・・・もちろん2度目の朝食、食べました。ライチやら南国のフルーツとパン、子海老のマヨネーズサラダ(ちょっとヘビー)。さすがタイ航空、なんだか豪華。
機内食を袋に入れてお持ち帰りの方もちらほら。ほぉ〜、そういう事もできるのね。ちなみに私は、お水の入ったパックをマイバックに入れて勝手にお持ち帰り。暑い国では水がないと耐えられないからねぇ。

チェンライ空港に到着だ。ゲートを出るとたくさんの迎えの人がいる。私の名前カードを持ったお迎えは・・・あれ?いないぞ。立ち止まることもできずロビーまで出てしまった。
『イマムラさん』振り向くと、小柄なタイ人男性がこちらを見ている。この方がガイドのカーンさんなのだった。『ワタシ、ちゃんと名前書いた紙もってたのに、気付かないで歩いていってしまったよ。でも、すぐワカタヨ。』
そして私の荷物を見るなり。『え!荷物、これダケ?』。
そうだよね〜。こんな軽装な日本人旅行客、みたこと無いんだろーね。良く見りゃ、周りのタイ人の方が荷物多いよ。ガイドさんを雇ったこんなツアーにはバックパッカーは来ないだろうしね。

さあ、待たせてあった車に向かってチェンライ観光開始♪


カーンさんと運転手さん

ガイドのカーンさん(26歳)は華奢なお兄さん、一方運転手さん(3?才)は大柄&天然のパンチパーマで、南方系タイ人らしく色黒で顔がコイ〜お方です。
私は2人を引き連れて、一人なのに豪華黒塗り・革張り内装の外車でゆうゆう観光。

空港から車に乗り込み、かなりの時間が過ぎてきた。ま、まさか拉致られてたりして・・・・!?HISでブッキングしたんだからマサカ大丈夫だよねぇ・・・
よからぬことを考えているとカーンさんが『旅程表持ってマスか?』と聞いてきた。旅程表を渡すと、懸命に見ている。お〜〜〜い、本当に分ってんのか!?不安だわ。
どうやらどこまで食事が含まれているか確認していたみたい・・・・。はぁ。

そうこうしているうちに車はどんどん山の中へ。目指すはドイ・トゥン。タイ語でドイは”山”、トゥンは"旗"だという。つまり、旗山。この辺りは織物で有名な場所らしく、細長い独特な絵柄の旗が風に揺らめいている
ドイ・トゥンには現在のプミポン(ラマ9世)国王の亡母の別荘が残されているのだ。

広大な敷地に手入れの行き届いた花が植えられていて、オレンジ色の袈裟を着たお坊さん達も観光に来ている。タイではお坊さんとすれ違うときも気をつけなければいけない。彼らは女性に触れたらいけないのだ。
それにしても、ものすごい人数の人がお花のお手入れをしているなぁ。足元のパンジーをみてもちゃんとお水を与えられているようで、小さな花びらの上には透明な雫がたまっている。

観光する時運転手さんは、車の近くで待機している。で、お客は私一人なので、周りから見ると“カーン+いまむぅのデート”・・・ややキマズイ。
すると、ほかの団体客(韓国の人かな)を案内していたガイドさんが何やらカーンさんに話かけてきた!

ガイド「◎▽□*&%○?」
カーン「!!!△¥〜〜。(照)」
ガ「*☆&$〜〜、ハッハッハ〜(笑)、・・・△◎#*!」
カ「―――◎☆*#&%・・・。(照笑)」

私のカメラを取り上げ、その見知らぬガイドさんは頼んでもいないのに私とカーンさんの2ショット写真を撮ってくれた。

公園の中はちょっとした散歩コースになっていて、小さな川があったり、その上に橋が掛けられていたりしている。ややモヤのかかった小道を進むと、真中に銅像がある広場に出た。

カーン「あれは子供達が未来の希望に向けて天を目指している象なんです」
今「有名な人が作ったんですか?」
カ「・・・・。」

知らないのね。これでガイドが勤まってるから、良い商売だね。

麓の大地を一望できる高台にある旧別荘には、国王亡母の生活品がそのまま残されている。肖像画、タイの夜空に浮かぶ稜線を描いた油絵、お好きだったという、未完成に終わった刺繍・・・・調度品にしても一つ一つに品があり、そのお人柄を偲ぶ事ができる。

山を降りたところで、昼食タイム。昼食は何かな〜〜♪と、楽しみにしていたのだが、連れて行かれたのは田舎道沿いに立つ小さな飯屋。出てきたのは、カーンさん・運転手さんと同じセンレックナーム。内臓系の具が入っていてやや豪華なものの、どう見ても30B。

私がこのツアーにいくら払ったと思ってンのよ。っぷんぷん。

お腹一杯になってくると、鳥の声やたまに通るオートバイの音くらいしか聞こえないタイの山奥でクイッティオを食べるのもいいかな、とぷんぷんした自分を反省。
昼食後つぎの目的地に着くまでの道程で、お土産屋さんに寄る。タイ山岳民族の織物で作ったテーブルウェアやカバー類を扱うお店へ到着。
『でたよ〜、日本人だからってお土産買うと思ったら大間違いよっ!』と、私はグッズを手にするものの、買う気全く無し。
すると脇の方から『コップン・カー(ありがとう)』という声が・・・え!?運転手さんが、車の芳香用にポプリの入ったミニミニバッグ(20B)を買っている。あれれ、誰がお客――??ちょっと恥ずかしいキモチになり、恥ずかしいついでに、私も同じ香り袋を買ってしまった・・・・策略だったのか!?

お店を出た後は、お寺巡り。『エメラルド寺院』へ。―――!?エメラルド寺院って、バンコクにあるんじゃないの?
エメラルド寺院(ワットプラケオ)にはその名のとおり、エメラルド色をしたお釈迦様が鎮座している(エメラルドではなくヒスイ)。その昔、タイ周辺地域での勢力争いに巻き込まれたこのお釈迦様は、権力者の手から手へ渡っていったという。
そして、1778年、ラマ1世がラオスから戦利品としてタイへ持ち帰り、バンコクにある『ワット・プラケオ(エメラルド寺院)』に安置したことでその長い旅を終えた。
じゃあ、ここチェンライにあるのは?!というと、現在のプミポン国王が1990年にお母様の90歳のお祝いとして新たに作らせたもの。やはりエメラルドではなくカナダ産ヒスイを中国で加工したもので、バンコクのエメラルド仏とほぼ同じ大きさ(約70p)らしい。
古のそうした逸話を、ひっそりとした田舎の寺院の壁画に見る事が出来る。ちょうど日本の絵巻物のように大きなキャンバスに、雲の上から覗いているような構図(鳥瞰図)で、一枚に数場面ずつ描かれている。やっぱりその顔はエキゾチぃ〜ック♪タイ!

そのあと、なんだかよく分からないが、これまたなんだかよく分からないモノがたくさん立っている広場に連れて行かれた。
そのモノは高さが1m位で、1本のやや大きめのそれを中心に、銀河系のように周りを同じモノが取り囲んで立てられていて、赤やら緑やら色とりどりの紐が結び付けられている。
形は・・・キノコのような・・・。
運転手さんは車に残り、ここでもカーンさんと二人きり。周りには誰もいなくてかなり静か。

い「これは何?」
カ「これは男性の象徴デス。」
い「・・・・・・・。」

う〜ん、何か気まずくないか??

カ「写真、撮りますヨ。」

ソレと並んでパチリ。
・・・何も、並んで撮らなくても・・・・。

そそくさと車に戻り、ホテルへ。
ゲストハウスではなく、ホテルだ!わ〜いわ〜い。その名もリトルダックホテル(由来不明)。ロビーに入り、エレベータへ進むと廊下も広く、豪華ホテルのようですわ。でも、部屋に入ってみると、かなりショボかった・・・。
実は私、どこかのホテルでヘアブラシが有るだろうとふんで、日本からブラシを持ってこなかったのだ。ゲストハウスには勿論ヘアブラシなど無かったが、期待していたこのホテルには・・・無いじゃないか!!どーなっとるんだっ。
しかも当然歯ブラシはあると思ってバンコクから持ってこなかったのに、歯ブラシもない!!大金払ってんのにぃ〜。
ただ救いは、2人用ダブルのお部屋に泊まれたこと。広々〜、きもちいい。でも、なんだか心に寂しいすきま風が・・・。


(*1)Chang Rai―チェンマイではなく、チェンライ。タイの最北のエリアで、ミャンマー・ラオスと国境を接した『ゴールデン・トライアングル』は有名。以前は麻薬の生産地として悪名高かったが最近は、南国らしい田舎の風景を武器にリゾート地として生まれ変わった。『バンワサイ』のトップページ下の写真参照。

(*2)連泊でお得になるのだが、荷物だけでも1晩10Bで預かってくれることを後ほど知った・・。ちなみに約半年後のH14年10月再びこのGHを訪れた際、まだ同じ夜勤のオッサンが居て嬉しかった。

(*3)タイではまだ、乗り物も値段交渉をしてくる時があるので。

(*4)この経験もあり、10月、ハードロックカフェからカオサンまで乗ったタクシーの運転手さんにチップを弾むという大胆な行動へ出てしまいました。(でも10B)



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