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バンサワイ
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それ行け!OLバックパッカー
タイ編

ビビリのいまむぅ、遂にタイへ

”張さん”御一行様と合流しないことを密かに願いながら入国審査のカウンターに並び、(そういえば、大槻ケンジは『バンコクは熟れ切ったフルーツの匂いがする』って言ってたっけなぁ)などと考えつつゲートをくぐる。
いよいよバンコクに足を踏み入れる瞬間が来たんだね☆どんなに恋焦がれたことか!!

どこの国に行っても、この瞬間が一番緊張するのだっっ。リュックを背負い直し、その一歩を踏み出す。
――――ああ、フルーツの匂いが・・・・
と感動に浸る暇も与えてくれないのが、アジア。

タイ人1:「オネェチャン、オレのタクシー乗れよ」
タイ人2:「ホテル取ってんのかい?」
タイ人3:「安いチケットあるよ〜〜」・・・・・
 
タイ人の波にもまれまくってしまう。
(きゃあああああ〜〜〜、心細いよぉぉ・・・。おおっ、そうだ!両替もしてないし、ガイドブックでバス乗り場確認せにゃいかんし、両替したらお金を見られないように早くしまわなきゃいけないし、この上着もリュックにしまわないと暑いし、でもリュックの鍵締めちゃってるしぃ・・・・・あっ!!??)
――――ぎゅるるるぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜?
お腹痛いッス。→トイレ直行。
実は大胆に見えて私、かなりの小心者でビビリ屋で。小さい頃も緊張すると、お腹が急降下したっけ。
――――ほっ。
駆け込んだトイレの鏡の前で帽子を深くかぶり、上着をリュックにしまい、2万円を両替して、ガイドブックでバスをチェーック!カンペキだわッ。
まずは清潔で駅(BTS:高架電車)に近い、サイアムスクエア(*1)周辺の宿を目指す。最近はこのエリアが静かで綺麗で、徐々にゲストハウスが増えているようだ。

い:「ここに行きたいんですけど。」(地図でサイアムを指し)
案内のお兄さん:「そこにバス停ないから手前のワールドトレードセンターで降りてね。あと15分でバス来るから、ちょっとその辺で待ってて。」
                 
(げひょっ!この炎天下かなりの距離なのではなかろうか!?やっぱり素直にカオサン(*2)行っときゃ良かったかなぁ・・・いかんいかん、ここでヘコむ訳にはいかんのじゃ!)
バス代、100バーツ(≒300円)を払う。
フィフティーン(15分)なのかフィフティ(50分?)なのか聞き取れずにまた、不安が募る。しかも、日本で立ち読み(買えよ!)した本には、サイアムを通る路線があったんだけどなぁ〜・・・。
小心な私は何も言い出せないまま『初めてのお使い』の子供のようにただひたすら待つのだった。

バス到着。エアコンが気持ちいい〜☆
(それにしても切符売りのオネエサンはピンク色のコスプレみたいな制服で、ノー○ンしゃぶしゃぶチックだわ)などと考えている内にバスはバンコク市内へ。どんどん他の乗客が降り、心細くなってきた。
あぁぁ。お腹痛い。

ワールドトレードセンター(*3)前で降ろされ、地図を頼りにラマ1世通りを西へ歩く。暑いし重いし遠いし排気ガスが臭いし、もぉ。
歩くことしばし。小道に入り、いよいよ宿を決めるぞ!!
有名なゲストハウス(=安宿)『A One Inn』の前まで行くも、すぐに入れずモジモジウロウロ。よ〜し、思い切って聞いてみよう。

「満室です。」―――ええぇ!?

結局、私の今夜の宿になったのは『Bed&Breakfast』。朝食付で一泊380バーツ(≒1140円)。部屋は清潔でクーラー付、ただ、内階段に面していて外を望む窓が無い211号室。
重いリュックをドサッと降ろし、部屋をゆっくりを見回す。
おもむろに記念写真を一枚
ここから私の旅が始まるのだ。

どんなに待ち焦がれた場所であっても、下調べ万全の場所でも、やはり独りぼっちの初めての旅。まだ言葉のペースもつかめず、耳も慣れていないので心細くて仕方ない。
出発のとき、たった一人の私の姉と約束した。『無事に着いたら電話するね』、と。
無事に着いている事を伝えなくては。

うううう〜〜〜。電話のかけ方が分らないよぉ〜〜〜!

旅のガイドブックはケチって古本屋で買ってはいけないことが分かった。情報は古いと何の役にも立ってくれない・・・・とほほっ。空港での国際電話はVISAカードでかけられるし、きっと市内でも…と、バンコクの"原宿"サイアムスクエアーにあるMBK(マーブンクロンセンター*4)で公衆電話を探すものの、どうやらVISAカードではかけられないらしい。
いやーん。どうぢよう・・・。お、お腹痛い。

仕方なしに街の公衆電話をしばし観察する。INTERNATIONALと書いてあるBOXを見ると、LENSOの黄色い文字が!・・・で、LENSOってナニ???どうやら特殊なカードを買わなきゃいかんらしい、ということまで分ったぞ。
テレフォンカードならコンビニで売ってるでしょう!?コンビニって言えば、セブンイレブンと相場は決まってるのだ。(ちなみにタイの人は『セブンイレブンは元々タイの店』と思っている。更にトルコ人も『セブンイレブンは元々トルコの店』と思っていた。この地域密着度、恐るべしセブンイレブン!)
セブンに入るなり、「INTERNATIONALの電話をかけたいので、ついてはそれをかけるためのカードを売っていただきたい。」と言うと、あっさり「ハイ、LENSOカードね。」と出してくれた。あらあら、随分あっさりねぇ〜〜。
私の今までの苦労っていったい???
ICチップの埋め込まれたそのカードには、タイの伝説の生き物「kumpinimitr(上半身:女性、下半身:ワニ)」が描かれてあり、裏にはその説明書が添えてある(絵柄は多種あり)。さすが、観光大国タイ!抜け目ない。

ハードロックカフェ近くの公衆電話で、いざお姉ちゃんに電話をかけるのだ。

い:「・・・・もしもし?ユミだよ。今ついた〜〜!」
姉:「あー、元気なんだね、良かった。」

そんな短い会話でも、姉の声を聞いた瞬間に全身の嫌な緊張感が解け、一気に旅の始まりの希望が湧いてくるから不思議。普段、『いいよいいよ、私は一人で生きていくモン。海外だって一人でヘッチャラなんだぞ!』といくら強がっていても、本当はそうじゃないんだ・・・。今回、痛いほど分ったよ。
(お姉ちゃん、いつも心配かけてごめんね。大好きだよ☆おねぇ〜〜ちゃ〜〜〜〜ん!!)
と心の声を感じながら受話器を置くのだった。



私の旅スタイルはというと、カーキ色の帽子・Tシャツ・ジーンズ・スニーカー、それにリュックという感じ。とにかく暑いバンコク、スニーカーの中はムンッムンッ。『タイに入ればタイ人に従え!』サンダルを買うのだ。
可笑しなもので、タイにいるとタイの物価感覚になってしまう。

サンダル:199B(≒600円)――――むむむぅ〜。高い。
クイッティオ(タイの麺物)が7杯位食べられちゃうし。(どこにいても物差しは”一食分”)
タイでは、199(ロイ・ガーゥ・ガーゥ)Bという値札を良く見かける。おそらく日本でいう「サービス品!1,980円」と同じなのだろう。結局買ったのは(確か)70Bくらいの、安〜ッちぃサンダル。

サンダルに履き替え、ペタッペタッと軽快に(だらだら)お散歩。
さて、一息ついたところで腹ごしらえをしよう。そういえばお昼もかなり過ぎていてお腹がぺっこぺこ。体もまだタイ化していないのでMBKの最上階にあるフードコートで昼食をとろうかな。涼しくて、老若男女、タイ人外国人…が利用するショッピングセンターのフードコートなのだ★

 1.任意の金額のチケットを購入
 2.フードコート内で気に入ったお店の料理を注文、チケットで支払う
 3.ああ、オイシイ〜
 4.デザートでも食べようかなー
 5.残ったチケットは再度換金しましょう!―――何て便利♪

「タイの生フルーツジュースはお腹こわしそうで…」と諦めていた人も、ここなら安全に思う存分、タイの南国フルーツジュースを堪能できるはず。(個人差はあるかもしれないが。)

散々迷った挙句、40B(≒120円…ちょっと高め)で『ひき肉のバジル炒め☆ぶっ掛けご飯/目玉焼き乗せ』を指差しながら注文。奥では勢い良く中華なべに炎が走り、唐辛子を炒め始める。そして、カウンターのオネエサンが派手に咳き込む!!

「イタタタタタタタタタタタァァァァ〜〜〜〜〜〜ッ」
私もノドと目をヤられてしまったぁ!唐辛子のシゲキにヤられたぁっっ!!
でも、出来上がったご飯はと〜っても美味しそう☆

「イタタタタタタタタタタタァァァァ〜〜〜〜〜〜ッ」
辛いっ、辛すぎる・・・この私が耳まで痛くなるなんて!?

間違いない。これは「唐辛子、入れすぎ。」だ。完食なんて無り・・・いや、ここで負けたら日本人代表(いつの間に)として大手を振ってタイを歩けないじゃないか!!・・・ア、本当に痛い痛い、唇がぁ――

(今日の所は、これ位にしておいてやるぜッ。)
と捨て台詞を吐きつつ、初日のバンコクの夕暮れに背を向けるのだった。




サイアムスクエア(*1)Siam Square・・・バンコクの'原宿'(青山?)と賞される、お洒落なエリア。スタバやマック、ケンタッキー、ミスド、何でもありますよ。ハードロックカフェもこのエリアに。

カオサン(*2)Khaosan・・・古くから世界中のバックパッカーが集まる安宿街。旅人には便利なエリアだが最近は騒音・治安の面で心配も。ご存知(?)「カオサン食堂」由来の地。

ワールドトレードセンター(*3)World Trade Center・・・高級なショッピングプラザで、地元のお金持ちや在タイ日本人が中にある伊勢丹などに買い物に来ます。安心して品質の良い物を買いたい方はこちらへ。DUTY FREEもあります。向かいにはゲイソンプラザ、ちょっと歩くとSOGOが。

MBK(マーブンクロンセンター*4)・・・サイアムにある巨大シネマコンプレックス・ショッピングプラザ。最上階にフードコートが。主に若年層向けのshopが多い、カジュアルめなビル。近くにはサイアムセンター、ややアダルト向けのサイアムディスカバリーセンター等がある。



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