ゴールデン・トライアングル
むぅぅぅ〜〜〜。気持ちいい朝だな☆ベッドも大きいしぃ〜〜・・・・Zzz…!?
あっ!!やっべーッス。寝坊だ!!
翌朝、これまでの疲れが一気に出てしまったようで、10時出発なのに目覚めたのは9時30分。ア――、せっかく朝食のバイキング楽しみにしていたのにぃぃぃ。
でも自分のせいだから仕方ないか・・・と、何よりも大事なBreakFastを逃してしまったので、朝からいまむぅ、しょんぼり。
今日はまず、ミャンマーとの国境の町、メーサイへ出発だ!
『おはようございマス』と車に乗り込み、昨日と同じメンバー(私+カーンさん+運転手さん)で晴天の青空の下、車を走らせる。
ここで私は、運転手さんと昨日の女の子がどうなったのかものすごく気になったが、タイ語オンリーの彼に聞くことができない。あー残念、無念。
ひたすら車に乗ること約1時間、メーサイへ到着!
ここはミャンマーへ続く陸路がある街で、その道沿いにお土産やさん・宝石やさん・電気屋さん・・・さまざまなお店が連なっている。
カーンさんに連れられて国境線へ向う。国を隔てる小さな川が流れ、その上に橋が掛けられている。すぐ手の届きそうに見える向こう側の河岸は、なんと★ミャンマー★(旧ビルマ)。ヤンマーじゃないよ。(さむ)
いわゆる「島国」日本で育った私は、陸続きで、しかも歩いて1分もしない目の前に違う国があるという事実が感動っ!なんだか、へんなカンジ。
橋のこちら側にはイミグレーションがちゃんとあって、向こうへ渡る人の為の検問も有る。しかし、それは外国人の為に設けられたものであり、タイ人・ミャンマー人はトコトコと行き来を自由にしている。人々の往来の光景を見ていると、国境争いの意味のなさ、人為的な取り決めで物事が不条理に決められていく怖さを感じてしまう。
ここでは、観光客向けにタイ⇔ミャンマー間の1Dayヴィザ(約700円)が用意されている。8時から夕方5時、国境から10q以内の移動と制限があるものの、
『ああああーっ!!ヒョイッと国境をまたいでみたいっ』という願望がかなうのだ。
ミャンマー側の国境沿いにもお店が建ち並び、中国製品がタイよりも安く買えるらしい。ワシントン条約に違反する熊の毛皮や象牙も売っているとのことだが、もちろん日本には持って帰れない。
見た目もタイ人に見られる私は『うーん、ノーチェックでいけるかも・・・』とも考えたが、今回は国境超えをしなかった。
と、国境を目に前にして感動に浸っている間に、カーンさん+運転手さんはバザールを物色中。
カーンさんは『ア、これ安いヨ。うーん・・・。』とか言って、バーゲン好きのおばさんのようだ。その上、相変わらず何も買おうとしない私に『何で買わナイ、何で買わナイ?』としつこく言い寄ってくる。要らんお節介だよ〜、いいじゃん買わなくったってさ〜〜。
・・・・おいおいカーンさん、なんだかいっぱい買ってるよ・・・。
靴下に、お菓子に、オモチャに――。『カーンさんの使うお金=お給料=私の払ったツアー代金』・・・・という余計な構図が頭に浮かび、関係ないのに『無駄遣いすんなよ。』と言いたくなって来た。そうよねぇ、運転手さん!?―――って、運転手さんも買い込んでいるではないか。
雇い主(?)の私のほうが、よっぽど貧乏だ。
あ〜、切ないにゃ〜。
今朝は朝食抜きだったので、お昼ご飯が待ち遠しい☆
今日の昼食は近くのホテルの1階にあるレストランで、バイキングなのだ。まあ、ツアーによくあるパターン。レストランに着くと他の観光客も多く、ごった返している。
ここでも私は、そう、一人でバイキング・・・・。『ユックリ食べていいよ』と言われても、一人でそんなにユックリできるもんじゃないでしょうよっ。
カーンさんたちも同じレストランでバイキング中だし、きっと食後に一服する時間もほしいだろうから、最低でも1時間は一人で席にいたほうがいいよな・・・と、逆にガイドさん達に気を使ってしまう、偉いいまむぅ。えへ。
昼食後に再びクルマに乗り込み、向かったのがチェンセーンの遺跡。
かなり古い寺院と、石で出来た巨大な仏舎利。何でかな〜〜、ワット・ポーに引き続きここも改修工事中。足場やらビニールやらが覆っていて中が見れないよ。ついてないね・・・。
カーンさんの説明を一通り聞き、あっという間に見学も終わり。やることない。運転手さんは、入り口近くにあるドリンクスタンドで休憩中。
まだ出発には時間があるらしく(休憩したいだけか?)、カーンさんものんびりしまくっている。運転手さんは私に『来い来い』と手招きしている。
運転手「△□◎☆%#。(微笑)」
い「???(それにしても、顔濃いなぁ)」
カーン「運転手さんが、飲み物注文していいよ、って」
い「やったー、じゃあ、ダイエットコーラ。」
運転手におごられる観光客・・・・そんなにかわいそうな子みたいに見えたのかしら、私。
タイの午後の日差しがやや暑いが、崩れかかった土色の遺跡を見ながら静かな午後のティータイムを過ごす。
飲み物でおなかをプクプクいわせながら再び出発〜!
どんどん山奥を進み、アカ族・ヤオ族の村へ到着。『村』といっても私が入れるような場所は観光客向けのエリアで、山岳民族の工芸品を並べたお土産ストリートのような所。実際の居住空間ではないらしい。でも、「ウルルン滞在記(TV番組)」で見たような民家や、儀式に使う木製のブランコなんかがあり、雰囲気はばっちりだ。
若い人が民族衣装を着ているのは観光客の為、と言う感をぬぐえないが、おばあちゃんが年季の入った独特な服を来ているのを見ると・・・・ナットク。
小道をテクテク歩いていくと小学校があり、子供たちのかわいらしい声が響いてきた。その声を聞きながら更に進むと、民家が連なる区画に出た。
おおおお〜〜〜〜。
本物のヤオ族のおばあちゃんが家の軒先(門の辺り)でちょこんと座って、なんか編んでるぅ!!
か、かわいい・・・・・。
おばあちゃん「△□◎☆%#。」
い「???カーンさん、何ていってんの?」
お「△□◎☆%#〜!!」
カ「--タイ語じゃないヨ。何いってるか分からないヨー(苦笑)」
まさしく!!ホンモノだぁっ!すごい、すごい〜。
お「△□◎☆%#〜!!(笑:ケタケタケタァ〜)」(←恥ずかしいよー、そんなに見られたらぁ(笑)」
い「えー、だってすごく上手に編むんだもん。見せてー」
お「△□◎☆%#〜!!(笑:ケタケタケタ〜)」(←アー、緊張して手元間違えちゃったよー(笑)」)
アジア人同士、なんとなく、多分こんな会話をしてみた。
い「おばーちゃん、一緒に写真とっていい?」
お「△□&*!(笑)」(←アラー、恥ずかしいヨー(笑))
そして、屈託の無い満面の笑顔のおばあちゃんと一緒に写真をパチリ。
おばあちゃんの真っ白な歯と綺麗なピンク色の歯グキが印象的だわ。
そして、いよいよゴールデントライアングルへ!
昔は大麻の生産地として暗いイメージがあった場所だが、今はタイらしい大自然とゆったりとしたメナムの流れを満喫できる『リゾート地』として開発が進んでいるらしい。
ミャンマーとの国境も感動したが、ここの雄大さもスケールが全然違う!!
左手に見える大地がミャンマー、右手に見えるのがラオス。日本の川と違い、傾斜が弱い川の流れは土色をしている。何も語らずに悠々と流れる川のほとりでは、観光客に混じってワンちゃん達も寛いだ様子だ。
リバークルーズをすれば3国の国境をグルっと回れるという事だったが、料金は1ボート1500B(だったかな?)で設定されている。ツアーなら人数もいるし安く乗れるのだが、一人旅では、度々こういった不便さも感じてしまう。
川をよく見ると、中州のような場所に建物が建っている。カーンさん曰く、あれはカジノとか賭け事をする所(?)だという。なぜこんな所に建てたかというと・・・・
作ったのはタイの大金持ちの人で、大もうけできるカジノを建てようと思ったが、何せタイでは税金が高い。しかし、ミャンマー・ラオスでこのようなものを建てる事が出来ない・・・・そうだっ!!
3国の国境に建てたらいいんじゃーん!?――――って思っちゃったらしい。素晴らしい商売人。(たしか、このような事を行っていたと思う。)
ミャンマー方面から空港へ向かう途中、お巡りさんが車を検問している。なんだナンダ??ちょっと怖いぞ。
お巡りさん「△□◎☆%#!」
カーン「◎□*&」
お「(後部座席の私を覗き見て)・・・☆□%*!!」
い「何なに??」
カ「パスポート出してください。」
い「何でよ。」
カ「ミャンマー人の密入国者じゃないか、って・・・(汗)」
私は、日本人だぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!!
母なる河メナムを後にして、あっという間の1泊2日チェンライの旅が終わろうとしている。
い「1泊2日って、短いですよね〜」
カ「なぜチェンライ来たノ?チェンマイ、いいヨ」(カーンさんはチャンマイに住んでいる)
い「あ―、行ってみたいですね。」
カ「これから一緒に来る?案内するよ。」
い「でもチケット取ってあるし・・・」
カ「ダイジョウブです」
うむむ〜〜〜〜、それもいいなぁ。でも、バンコクに荷物置きっぱなしだし、下着も使い捨てコンタクトも必要以上もって来てないしな〜。
い「ごめんね、カーンさん。また来るよ!」
カ「イツクル?」
い「うーん。今年の夏くらいに。じゃあ、帰ったら昨日言ってたCD送るよ!」
(ごめんねー、カーンさん )
―――と予定変更なしでバンコクへと帰るのだった。
カーンさんがもうちょっとオトコマエだったら変更したかもねぇ〜、なんちゃって。
えへへ。
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